避暑地
@HasumiChouji
避暑地
暑い……。
暑さには強いつもりだったが……ここんとこ年々夏の暑さが酷くなってる……らしい。
流石に耐えきれな……あれ? 何か、あっちから涼しげな空気が……。
……ああ、どうやら、あの大きな建物は冷房が入ってるらしい。
私は、かすかに空いた、その建物の玄関口から建物の中に入り……。
暑い……。
仕事が終り……ようやくアパートに帰り着いた。
冷たいビールを一杯……といきたい所だが、最近、冷蔵庫のドアの閉りが悪くなっている。
兄貴が大学に入って一人暮らしをする事になった時に買ったのを、更に俺が就職した時に譲ってもらったヤツだ。
早い話が、十数年前の骨董品だ……。そろそろ、新しいのに買い替え……。
うわああああっ!! 何で、冷蔵庫の中にゴキブリが居やがるっ!!??
避暑地 @HasumiChouji
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます