作品を褒めるのには沢山の言葉がありますが、レビューを書くのにあたってぱっと思いついた言葉はというと『怪作』でした。御無礼でしたら申し訳ありません。
いや本当にすげーのなんの。
なんでそこでそうなる!?
というような展開も一つにありますが、読んでる文章の端々から面白さが滲み出るというか、絶対に笑かしてやろうという圧を発しまくっている本作です。
ですが、人間のみっともなさ、浅はかさ、やり切れなさ、哀しさといったネガティブにも捉えられる感情を織り交ぜながら笑いにも転化している書きぶりを見るともう単純に、かっこいい。
としか表現しようがありません。
出来るだけ多くの人に読んで欲しいです。
本当に。