とても重みのある問いかけです。さらにこの問いの答えに付け加えるならば、自分の作品を愛する自分自身……そこから生まれた活き活きした物語に出会い、感動し、読み進めてくれる一人の読者様です。自分も各作品でそれぞれ、一人ないし数名の方々がアップする度読み進めてくれ、それだけで励みになっています。この筆者様の語りかけに心を打たれた方は是非、自分の描く作品と向き合ってみてはどうでしょうか。中身の無い抜け殻の様な作品では無い、キャラが活き活きと物語を作っていく様な作品を目指して。
自分が書きたいことと周囲が求めていることその両者をきちんと満たせるのは、実は、プロでも至難の業。しかし、いくらプロと言われる書き手になっても、彼がこの作品で述べた、その気持ちを、決して忘れてはいけない。少なくとも私は、そう思っている。まさに、初心忘るべからず。