「ある会社説明会のつかみとして”漫才”をしてみたら・・・」

はんがくせーるちゅう

「どうもシュ〜カツです!!!」

田中「ケンタ、次あそこの説明会聞こうぜ。」


山田「さっき盛り上がってた所やな、オーケー、行こう。」


—————


「本日は数ある中で、弊社の説明会に参加いただき誠にありがとうございます。まずは社員によるパフォーマンスを見ていただきたいと思います。それではよろしくお願い致します!!!」



A・B「はいっどうも〜。シュ〜カツです!!!」


A「突然なんやけど、就職活動をする上で大事なことを言ってええか?」


B「おうええで。」


A「まずはやっぱり『女性』関係やな。」


B「まずって!どうせお前あれやろ、カワイイ子がいるかどうかやろ。」


A「えっ、お前何言うてるん。『女性』関係ってのは、”社長の奥さんが60代以上”ってことやろ。」


B「いやっお前の趣味と就活は関係ないやろ!」


A「みなさ〜んこの人、頭悪いですね〜。ええか、社長の奥さんが60代以上ってことわな、それほど長続きしているってことや。つまり会社も大事にしてるっちゅうことやろ。」


B「いやそうとは限らんやろ!」


A「まだあんねん。『お金』関係やな。」


B「確かに給料とか大事やな。」


A「違うやろ。社長の奥さんのお金の使い方や。」


B「なにが関係があるんや!」


A「社長の奥さんが倹約家なら、その分お金も会社に回って、俺たちの給料が上がるやろ。」


B「いや、さっきも言ったけどそうとは限らんやろ!」


A「最後にもう一つええか?」


B「もうつまらんことはええで。」


A「やっぱり『夢』は大事やな。」


B「またどうせ”社長の奥さんが”とか言うんちゃうか。」


A「いや夢は”自分が”やろうが。自分がどうなりたいかを考えることは大事やで。」


B「やっと、まともな事言ったな。じゃあ”お前の夢”はなんやねん???」


A「社長の奥さんと”不倫”すること。」


B「最低やな!もうええわ!!」


A・B「どうもありがとうございました。」


—————


田中「なあケンタ、、、俺は多分この会社は行かないわ。。」


山田「うん、俺も。。。」

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「ある会社説明会のつかみとして”漫才”をしてみたら・・・」 はんがくせーるちゅう @seeeruchu

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