第8話 altered state

私と他人を分別した

もともと一つ


仏教は存在しない

特殊な世界ではない


どんなたくさんの人がいても

人は自分のことしかわからぬ

他の人に用はない


人なんていない

他人の聴く音は聞こえない


なぜ迷う

自分の感覚しかない


真実が残ったことはない

常に移り変わる


留めないが、無くなりもしない

生まれなければ 死なない


中道 偏らない

外に行けば自分は分からない


どんな音だ?

しかしその音はもうない

音ではないものを、相手にしている

本当の音を聞きたければ、鳴っている時に聞くしかない


比べないとものは分からない?

そんなわけない、それ自体を見ればわかる

比べないと分からないと言うはどうして?


禅宗

座禅をしながら呼吸を数える修行


なんでやる?

お茶飲んでみ、と促す


お茶飲んでる時にコーヒー飲んだら味わからない

座禅を知らないから、呼吸を数える


物を見る時に、他のものは目に入っていない

それは精神統一力である


物を見ればわかる

意識


音が聞こえることがわかる

でもなぜ聞こえるかはわからない そう言う機能を持っているだけ


人が悩むのはなぜ?

その反対は、何も取り上げてないとき

何も問題にしてないとき

それは悩みではない

何も持ってなければ苦しまない


何も思わなければ、何もない

でも、働きはきちっとはたらく


物思いにふけることは、見ることではない


子供のことで訪ねてきた

主人が、心臓が、医者に見放された

自然に行くか、医学でやれることやって死ぬか

判断迫られている


1日でも長く

でも医者にきくと、命らしいものは残るが、それでどうなのかは分からない


自然に任せても、いつまで生きるか分からない

余分な物入れない方が、耐える力あるかもよ

回復して...


夢を見てる そんなことがあるような気がしている

目覚めたら、夢だったのかとなる

はっきりしなくて、夢の中で生きてる


誰も腹立てない

一人自分だけ


よその人の体の中に問題があるわけじゃない


苦しむ人は頭使う


自分で考えるとは、知識ではなく、自分の中で構築し、答えを出すこと

知識は役に立つ しかしそれは道具

構築し、答えを出す

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

壊滅的治癒 @zaamx

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る