あとがき
こんにちは、夏緒です。
『とてもチンケな恋のはなし』、読んでいただいてありがとうございました。
どうだったでしょうか、わたしは書きたいものが最後まで書けて満足です。
ヤバイ男とヤバイ女のヤバイ関係、ってことで、ストーカーと貞操観念崩壊のおはなしでした。
そもそもなーんでこんなもん思いついたかというと、某歌番組で男性シンガーの歌ってる顔観て、
「え、なにこの人えっろ……」
とか思ったのがきっかけでした。
以前にエッセイでぽろっと書いてしまったので、うっかり覚えてるかたがおられたら、あああの人ねとか思うかもしれませんが、お名前は出さない方向でお願いします。
あの、いくら愛故とはいえ、浮かんだのがストーカーとか失礼にも程がありますもんね。笑
ああ明確に言い添えておきますけど、別に拓ちゃんはその人をモデルにして書いたわけではないので悪しからず。
今回はイメージカラーなかったです。
いつもは色から発想をすることが多いんですけど、今回は人の顔眺めてつくったもんですから。
そういや拓ちゃんとジュリア、どっちがやばかったですかね。
個人的には種類が違うだけで、同じくらいのやばさかなと思っていたんですけど、やっぱ拓ちゃんのほうが酷かったかな。
とにかく人間の汚いところが描けて楽しかったです。
人間くさいものが書きたい、っていうのは常々言ってるものですが、人間くささって汚いところに出ると思ってます。
人はキャラクターじゃないので、いろんな側面を持ってるじゃないですか。
あなたもわたしも、人さまにお見せできない面ってやっぱり持ってるもんでしょ。
そういうところがね〜、面白いと思うんですよね。
だから、拓ちゃんもジュリアも、普通じゃないんだけど、ひっくり返すとどこにでもいる普通の人だと思ってます。
ストーカーは駄目だけどね!
ここはカクヨムさんなので創作面でのはなしを少しだけすると、今回は三人称一元視点で書きました。
それも、限りなく一人称一元視点に近づけた書き方をしまして、なんでかっちゅうと、吉崎 拓哉という人間の心の動きをメインに据えて、尚かつそれを客観的に見ることによって、逆に内面に近づいてもらおうと画策したからです。
成功しているかはわたしには分かりませんが、多分上手いこといったのではないかな、とは思ってます。
冒頭からのストーカーシーン、細かく書くの大変だった反面、めっちゃ楽しかったです!
わたしもストーカー気質があるのかもしれません。笑
あとはえろシーンのカットはやっぱり無念でしたね、致し方ないんですけど。
わざわざピクシブさんにまで足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
昨年の11月から公開を始めて、およそ4ヶ月ですかね、お付き合いいただいて本当に嬉しく思っています。
書き始めたのが夏頃で、その前から構想をしていたので、頭の中にはかれこれ一年近くこのおはなしが存在していたんではないかな。
ベランダで洗濯物干しながらずっと件の男性シンガーの曲をリピートしつつ、形をつくりました。
ちゃんとした形にできて良かったわぁ〜。
16話しかないくせに週イチ更新だったもんだから、時間ばっかりかかってしまって。
いつも温かいコメントいただけて本当に嬉しかったですし、読み専さんの存在もとてもとても嬉しかったです。
重ね重ねですが、心からありがとうございました〜!
書けて良かった!
楽しかったでーす!!
夏緒でした♡
とてもチンケな恋のはなし 夏緒 @yamada8833
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