37章 別居 ~離婚へ~

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この章では性的要素が含まれています

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実家に彼から電話がかかってきた

話をしたいそうだ


彼は実家へやってきた

スウェットで・・・・


お父さんと3人で話す



彼 「俺、何が悪いんすか?

   働いて住宅に帰るとストレスしかなくて

   仕事で嫌なことあっても愚痴言えんし

   てゆうか、お前大丈夫なん?

   1人でとか、たけるを1人親にさせるつもりなん?」



もう本当に名前で呼んでくれないんだね・・・・

お父さんの前でも私のことは、お前って呼ぶんだね・・・・



お父さん 「まりは、それを分かって1人になるって決めたんや」


彼 「こいつと話したいし、住宅に荷物あるで出ていいすか?」



怒り気味で話す彼

お父さんは仕方なく了承した


監禁でもされるのではないかと頭によぎった


彼は車を走らせて住宅へむかった

そして座って話し出した



彼 「お前、本当に大丈夫なん?

   たけるは1人親になるんやぞ

   お前みたいなやつ1人でたけるを育てられるんか?」



私みたいなやつ

何それ・・・・

たけるを1人親にさせることはかわいそうだ

いつか父親のことを聞かれたらって思うと不安しかない

だけど、私1人で育てたほうが、たけるの笑顔はたくさん見れるのではないか



私 「決めたで」



彼はキスをせがんできた

私は拒んだ

こんな状況で何してるんだって思った



彼 「もうキスも嫌なんか」


私 「うん」


彼 「これからどうするん?」


私 「バイトは辞めて正社員で働く」


彼 「俺はこんなとこにいれんで

   東京に行くわ

   とりあえず、飯食べに行こうや」



私は彼と近所の蕎麦屋さんへ行った

この時、彼が会計をしてくれた


そして食べ終わって実家にむかうのかと思ってた

だが車はホテルについた



彼 「お前のぬくもり忘れたくないで」



そして部屋へ


いつもより長く私を触る



彼 「くさ」



臭いと言いながら彼は行為を続ける

そして、口でしてと言う

最後だから、本当に我慢して口でした



彼 「中で出していい?」


私 「ダメ!

   妊娠するかもしれんで」



もうしてるけど・・・・

彼には妊娠したことを言わなかった



そしていつもより長い行為が終わった



彼 「お前、絶対に俺と別れたこと後悔するで

   もっと激しいプレイもしたいやろ?

   俺と別れたら激しいことも出来んぞ

   あ、ところかまわず男あさるんか?」



本当に最低だ

最後の最後まで・・・・



そしてホテルをあとにした


実家に行って離婚届を書く

書き終わって、何か必要な物があったら彼が実家に電話をかけてくることになった


お父さんが出て行き彼と2人になった


たけるが来た

彼を見た瞬間泣いた

すぐに泣き止むかと思ってたら大泣きした


慌ててお父さんが、たけるを迎えにきた



彼 「お前、絶対に後悔するで

   お前なんてこの先、誰とも付き合えんやろな

   子持ちなんて誰も相手せんやろ

   ま、俺は楽やけどな

   バツとか言わんとけばバレんし

   女は本当に最悪やな

   てゆうか、お前といても本当に楽しくなかったな

   帰るわ」



・・・・殴ってやろうかと思った

最後の最後まで本当に最低だ・・・・


彼は帰って行った


たけると布団の中に入って彼とのこと考えていた

楽しかった思い出あったのだろうか・・・・

辛いことのほうがありすぎて思い出せない

彼に言われた言葉の数々しか思い出せない



最低だった

最後の最後まで最低だった

だけど、たけると出会えたことは有難いこと

それは感謝しないと


ありがとう・・・・



12月、クリスマスがもうすぐでやってくる頃

私は彼と離婚した

シングルマザーになった




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no happy life ピカピカ @rita1102

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