久里 琳様
一緒にトルコを旅したような気持ちになれました。
食に文化に人柄に歴史に。様々なことを無駄のない言葉で語られていて心地良いです。
殺し屋である主人公ですが、その心はとても静謐で慈愛に満ちている気がしました。他の物語も順に追わせていただきたいと思います。
素敵な物語に出会えて嬉しいです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
トルコのさまざまな面を垣間見る旅、お楽しみいただけましたでしょうか!
レビューのお言葉の通り、生と死の狭間にいるからこそ、の旅の鮮やかさであり、殺し屋の静謐と慈愛なのかもしれません。素敵な物語とのお言葉、うれしいです。
☆に、素晴らしいレビューまで寄せていただいて、ありがとうございました!
完結お疲れ様でした。
殺し屋とトルコという異色の取り合わせ、秀逸でした。
エルトゥールル号と、日露の勝利(トルコ視点)が、トルコの親日を一挙に高めた感があります。
それにしても、漂泊の殺し屋と、その協力者、その夫……字面だけでも危ない組み合わせで、ハラハラしました。
そしてさらばトルコ。
さらば殺し屋。
旅情と切れ味がたまりませんでした。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
応援ありがとうございます!
極東の島国にロシアが敗れた、という事件に溜飲を下げる思いの国は当時たくさんあったようですね。「東郷」という名を知るトルコ人も多いほどです。
殺し屋と協力者とその夫、、それはたしかに、別の物語ができそうな組合せですね! めくるめく大人のラブロマンス&サスペンス♬ ……この殺し屋には荷の重いキャスティングでした。。
殺し屋のトルコ旅日記、お楽しみいただけましたら幸いです。
最後までお読みいただき、☆もいただいて、ありがとうございました!
整った言葉選びが終始素敵で、じっくりとお話に浸らせていただきました。
トルコの旅を通して描かれた生と死、美味しそうなごはんの数々、文化等。見どころが盛りだくさんな物語でした。ラストの一文から得られた素晴らしい余韻を噛みしめています。ブラジル編も、すごく楽しみです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
言葉選びをお褒めいただき、うれしいです。この殺し屋に相応しい言葉遣いを選び、それがまた彼の人物造形を補強し、、とするうちこんな文章になりました。。
トルコの文物を身近に感じて、旅を満喫いただけたのであれば幸いです♬
☆もいただき、ありがとうございました! ブラジル編もお楽しみいただけることを願っております。
トルコの旅を堪能させて頂きました。
日本とトルコの関係で他に思い浮かぶのは、負の面ではありますがトルコ風呂の改名運動ですかね。あれはまあ、今にして思えば酷い話であったなと。
トルコとは今後も良好な関係を築いていきたいですよね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
トルコの旅をお楽しみいただけたのであれば幸いです。
トルコ風呂は、、たしかに酷い話でしたね。性に厳格なイスラム教の国なので、なおさら納得いかないですよね。皇帝のハーレムのイメージや、アングルの名画「トルコ風呂」の印象が強烈だったりするのがネーミングの理由かと想像しますが、、トルコ人にしてみたら迷惑な話ですよね。。
…なんてこともありましたが、今もトルコ人は日本に好感を抱いてくれているようです。日本の側からもトルコをよく知って、今後も良い関係を築いていければいいなと思います。
最後までお読みいただき、☆に、素晴らしいレビューまで寄せていただいて、ありがとうございました!
聖書脳の私、トルコと聞くとアッシリア人のイメージが強く怖いなと思っておりました。アレクサンドロス大王の征服やローマ帝国の支配を経て、色々な文化を生み出した魅力的な国になったんでしょうね。親日派である事、嬉しくなります。
物語の緊張感を味わいながら、旅行出来て楽しかったです。
希望……読後感が爽やかです。ルビの振りかた(漢字の読み方)も素敵。
続きがあったと思います。伺いまーす!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
たしかに、アナトリアに興った軍事強国はしばしば中近東と事を起こしていますね。一方パウロの伝道の舞台になったり、アララト山があったり、ユダヤ教・キリスト教との縁が深い地も多いんです。
こんなときですから、物語で旅行気分を味わっていただければ幸いです♬
最後までお読みいただき、☆もいただいて、ありがとうございました! 読後感が爽やかとのお言葉、それに漢字も素敵と仰っていただいて、うれしいです♬ ご都合のよいときにまたパート2にもお越しいただけましたら幸いです。
最後はグルメで締めましたね。
日本のトルコ料理はたまに行きますが、食べたくなってきました。
中東の文化や考え方は実はけっこう日本人に馴染むんじゃないかなと思ってます。
中国人は欧米人に比べるとやっぱり日本人と考え方が似てるなーと思うんですが、自信とかハンガリー精神のようなところは圧倒的に負けてると感じますね😅
作者からの返信
応援ありがとうございます!
トルコ料理とデザートは、日本で馴染みのうすい味も多いですが、ぜひお楽しみいただきたいところです♬
仰る通り、中東の考え方はけっこう日本と親和性が高いような気がします。特にトルコ人の律儀なところは、日本人と合うんじゃないかな、と。
一方中国は、もちろん日本文化の土壌にもなっているので共通するところも多い反面、やはり別民族だなと感じるところもありますね。あのバイタリティは見習いたいなといつも思います。
最後までお読みいただき、☆もいただいて、ありがとうございました!
とても気持ちのよい終わり方で、気持ちのよい読後感でした。
トルコのことをよく知らなかったので楽しませて頂きましたし、久里さんの哲学や生死観も興味深く読ませて頂きました。
そういえばたまに顔を合わせる近所の男性がトルコ人だと言ってました。日本が好きだそうですよ。
良い関係が続くといいですね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
哲学・生死観は人により考えが異なると思いますが、柊さんにすこしでも刺激になるものがあれば幸いです。
トルコを身近に感じていただけたようで、書いた甲斐がありました♬ トルコの方に、日本が好き、と言ってもらえるとうれしいですね。相手のいやなところに目をつけて嫌いと言うより、いいところを見つけて好きと言うことが、よい関係を築く第一歩なのだと思います。
気持よい読後感とのお言葉、うれしいです。
最後までお読みいただき、☆もいただいて、ありがとうございました!
すごく面白かったです!
他ではなかなか見ないタイプのお話でした。
殺し屋という職業の反面、真摯に『生』と向き合う方でしたね。ちょっと古風な語り口も癖になります。
トルコのグルメ描写が素晴らしかったです!現地へ行って、いろいろ食べてみたくなりました。殺し屋さんの苦手なスイーツも笑
続編も楽しみに拝読しますね!
作者からの返信
最後までお読みいただき、☆に、素敵なレビューまで寄せていただいて、ありがとうございました!
生真面目で、生を謳歌しようとし、シュール。そして飯テロ(^^) 殺し屋と物語の特徴をぴたっと言い当て紹介していただきました!
ちょっと古風な語り口も、お気に入りいただけたようで、うれしいです♬
トルコ料理は人により好き嫌いが出ますが、食べてみる価値ありの料理がたくさんあります。ぜひお試しください! スイーツは少し覚悟を決めて…(^^;)
続編もフォローを入れていただき、ありがとうございます! 再会を楽しみにしています!
編集済
最終話まで読ませていただきましたm(_ _)m
タイトルから、きっと半ばから陰惨な殺戮が展開されるのかと思いきや、なんとトルコワインで乾杯なんですね。予想外でした(賛辞です
トルコの方の日本への好意、それも100年以上!
現在必ずしも関係が良好でない国家や人々とも、いつか感謝や報恩で結ばれるのかな、という希望も感じる素敵なラストでした。
作者からの返信
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
殺し屋らしいアクションはほぼなしに、最後まできてしまいました(^^;) 良い方向に予想外とのご感想、うれしいです♬
トルコの方々といい関係を結んだように、本当に、他の国の方々ともいつかもっと分かりあえるといいですね。思えばアマリリス一家の受難も、長年の間に積もった国や民族間のボタンの掛け違いが背景にありました。
素敵なラストと仰っていただいて、うれしいです。
☆もいただいて、ありがとうございました!
あぁ。この読後感は難しいですね。
心地良く、いろんな感情がブレンドされて、どうしても仕事の謎の明かされ具合は物足りない。だけど必ずしも不快ではなく……。
続編が読みたくなりました!😊
最後、トルコのお国柄に希望を見出し、前述の感情ぐるぐるブレンドの流れが本当に見事です。
物語の終わり方の一つを学びました。ありがとうございました❗️
作者からの返信
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
結末は、どうかな…と思いながらこんな形にしましたが、見事と仰っていただいて、ほっとしました。
いろんな感情がブレンドされて、混沌とすっきりしないけど、不快ではない。。うれしいご感想です。続編のご所望も、光栄です♬ いずれ第二弾をお届けする予定ですので、お待ちくださいませ。
☆もいただいて、励みになります。ありがとうございました!
トルコと日本のエピソード、全然知りませんでした。面白かったです! とにかく料理が凄く美味しそうで♫ トルコ編、とあるので他の国を舞台にした第二弾もあるんでしょうか。ぜひ読みたいです。
作者からの返信
最後までお読みいただき、☆に、素敵なレビューまでいただいて、ありがとうございました!
「希有な読書体験」とのお言葉、とてもうれしく、勇気づけられました。
イタリアからだとそれほど遠くはありませんので、機会がありましたら是非ご訪問ください♬ イタリア料理の美味しさには敵わないかもしれませんが、エキゾチックなトルコ料理も魅力的だと思います。
第二弾を読みたいとのこと、光栄です! 現在進行中の長編を完結させた後に取り組みたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「西洋中世の日常生活」も楽しく読ませていただいています。ペースがゆっくりで恐縮ですが、この先も中世の息吹を感じながら読ませていただきたいと思います。
ありがとうございました!
編集済
この作品は、淡々と語られる中に、作者様の想いが丁寧に取り入れられている内容だったなと思います。
特に、トルコの文化を通しながら(絡めながら)、他の民族のことに想いを馳せたり、主人公の職業から「生きる」ことについて読者に問いかけがなされていたりするところが、巧で面白かったです。
また、言葉の選び方が格好いいなと思いました。気取っているとかではなく、芯を持った大人が自分の生き方に対し堂々している様子が感じられました。それとは別に、トルコ料理の表現が分かり易く、想像しては美味しそうだなぁ、と思っていました(笑)
最後になりますが、旅行記のような、面白い物語をありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
面白い物語と仰っていただいて、うれしいです♬
言葉選びにも、このお話は少しこだわりました。その言葉遣いに相応しい語り手を造って、彼に似つかわしい考えを吐露させて、と書いていくのが楽しい作業でした。
トルコ料理はちょっとクセがありますが、美味しいものもたくさんあります。機会がありましたら是非、お試しくださいませ(^^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
完結お疲れさまでした!
一癖ある職業の主人公を用いて、旅と食をレポートする構成は斬新だなと感じました。こういった設定を考えられるセンスが羨ましいです。作品を通して、未知のトルコを知ることができました。まだまだトルコの魅力は大いにあるでしょうから、ここは小休止という形で、第二部的なトルコ紀行を拝読してみたいものです。もちろん、違う国でのエピソードもね☆
そう思うと国を股にかける殺し屋って、紀行ものを綴るには適役ですね。
作者からの返信
最後までお読みいただき、素晴らしいレビューまで寄せていただいて、ありがとうございます!
このお話で少しでもトルコに興味を持っていただけたなら、無上の喜びです。仰る通り、今回ご紹介できなかった地や食べ物、人びと、トルコの魅力はまだ書ききれていません。いずれどこかで、またご紹介したいと思っています。続きをご所望されると、うれしくなってしまいますね(^^)
いま連載中の長編に目途がついたらぜひ第二部に手をつけたいと思いますので、そのときはよろしくお願いします。
旅日記だけじゃ面白くないな、と語り手を殺し屋にして書きはじめたのですが、思ったよりハマるなあと楽しみながら書きました。お褒めいただいて、光栄です。
ありがとうございました!
ようやく読みに来れました!遅くなって大変申し訳ありません。
ちょっとトルコに行ってたもので!(半分冗談)
実際にそこにトルコの人々がいるような素晴らしい文章力でした。
トルコの日本に関する話は昔、社会の先生が言ってたなあ
最近、イスラム寄りになりそうで、政教分離の先駆けだったトルコが変わってしまうのではないかと他国のことなのに心配するこの頃です。
とりあえず、こうした情勢下で海外旅行をした気分を味わえました。
ありがとうございます!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
すこしでもトルコ気分、海外気分を味わっていただけたのであれば、幸いです♬ 私もまた行きたいです(^^)
そこにトルコの人々がいるような素晴らしい文章、とのお言葉、うれしいです!
最近のトルコの政情は、、、今の大統領がかなり強硬なので、国のかたちがおかしな方向へ行かないか心配ですね。。
最後までお読みいただき、☆もいただいて、ありがとうございました!
殺し屋の旅行記とても面白かったです。実際に住まわれてたので、描写は微に入り細に入り。
こちらも、旅行者気分が味わえました。
トルコって日本人にとってはちょっと遠い国ですが、トルコ人は親日家なのですね。明治の恩を100年たって返してくれるなんて……情が厚い国民性。
トルコの見方が変わりました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
トルコ人の日本への親近感は過分とも思えるほどで、それに対して日本人がそれほどでもないのは、すこし申し訳ない気もします。
このお話を楽しんでいただいて、また、トルコの理解を深めるきっかけになったのであれば、とてもうれしいです
最後までお読みいただき、☆までいただいて、ありがとうございました!
海難1890、面白い映画でした。
また、日本海海戦も、トルコ人の意識に作用しているようですね。
40年前にトルコに行った人の話でしたが、空軍大佐っていう大男に、「あのバルチック艦隊をやっつけた日本人ならば、僕より強いのだろう。是非、勝負してくれ」と腕相撲を申し込まれたそうです。
あのときは逃げるに苦労した、と聞きましたw。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
東郷平八郎の名を知るトルコ人も多いようですね。
晩年のオスマン帝国はロシア帝国に押されっぱなしでしたので、極東の新興国が噛みついてバルチック艦隊を壊滅させたのは、よほど痛快だったのかもしれません。
だからといって肉弾戦で勝負を挑まれるのはたまりませんね(^^;)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
また美味しいスイーツを「贖罪」って!(笑)
ここだけは毎回笑ってしまいますw
そうそう、トルコと日本との間には決して忘れてはいけない史実がありますね。
『海難1890』見て大泣きしました。
こういう、自分の危険を顧みず、大勢の誰かのために尽くす人々の話に弱いんです。
トルコ観光案内がたっぷりで、読んでいてとても得した気分になりました♬
また、仕事の能力・手法にも毎回驚かされました。
楽しくためになる作品をありがとうございました!
完結おめでとうございます🎉!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
甘いもの苦手の殺し屋が、また罰当たりなことを言っています(^^;)
『海難1890』見られたんですね。トルコでは教科書に載っているために誰もが知っているこの事件、日本でももっと多くの方に知っていただきたいですね。
トルコをいっそう身近に感じていただくきっかけになったのであれば、幸いです♬
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
編集済
ああ、これで終わりなんですね……。自分がトルコを旅している気分で読んでいたので、とても名残惜しいです。今までトルコと云えば美しい宮殿やモスク、カッパドキア、気球、三大料理、猫がいっぱい……くらいしか知らず、なんとなくいいなー、好きだなーと思っていただけでしたが、自分が知らなかったいろいろな魅力に触れさせてもらえて、ますます大好きになりました。いつか行ってみたいと真剣に思っています。
殺し屋さんの生真面目なキャラクターも、硬い言い回しも大好きです。できればまたトルコ以外の地から『日記』を読ませていただきたいです。贅沢を云えばシリーズ化して、何カ国もたくさん巡ってほしい!
とはいえ、ひとまず連載おつかれさまでした。素晴らしい作品を本当にありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
このお話でトルコの魅力がアップして、いつかトルコに……と思っていただくきっかけになったのであれば、これに勝る喜びはありません。
観光地としてはイスタンブル、カッパドキアのほかにもパムッカレ、エフェス、アンタルヤ、、等々ご紹介できませんでしたが、何れも魅力的ですので、機会がありましたらぜひ♬
殺し屋についてもお気に入りいただいたようで、うれしいです♬
シリーズ化のご所望、光栄です! 今はもう一つの『罪の女の歌…』が優先ですが、いずれ続きを考えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
久里 琳さま
こんにちは。
メロンといえば、日本でも摘果した未熟な実を漬物にしたりしますね。ウリ科、微妙な立ち位置の植物です。
「アイテンさんは、仕事の内容を旦那さんには話していない。夫婦間と雖も秘密はあるものだ」
これは大事なことなのでしょう。この気持ちを持てるか持てないかが、夫婦仲を左右しそうな気がします。夫婦中だけでもないですね。誰であれ、人付き合いをするときには、相手が口に出したことがすべてではなく、言えないこと、言っていないことがいくらでもあるのだとわきまえておくべきなのでしょう。
殺し屋さんと味わい深い旅をさせていただきました。ありがとうございました!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
日本でもメロンを漬物にするとは、、存じませんでした。ウリ科は微妙ですね。。
夫婦・恋人・親友であっても口にできないことはありますよね。それは、他人は自分の分身ではない、と弁えることでもあるんだろうと思います。近しいと感じるほど、その線を踏み越えてしまいがち、、気をつけないといけませんね。。
毎回じっくり読んでコメントいただき、☆もいただいて、ありがとうございました!