魔術式が好き! とくに美しく懐古的なものが素敵です……!

本作は、本当に『新魔術』だと思います。

魔術師のクレイドル・ハングマーサが、エッセイ風に著しております。

主に、『魔術式』について、カガク的かつ異世界的に使い方を語り、まとめとしてそれを使うに当たっての著作権をGで表記してあることが多いです。

また、途中冒険もあります。

奥底へ行ったときは、どうなることかとひやひやしました。

そんなときでも、魔術式を応用し、苦難から逃れます。

怪奇な生き物も登場しております。

彼らとは、戦うだけでなく、利用する道も考えておられるようです。

そして、このクレイドルは、元はニホンでサラリーマンだったと言うではないですか。

その前世の記憶を辿って色々と発案した感もあります。

偶に、テレビショッピングにありそうで、昭和にありそうな魔術式が潜んでいるので、既に昭和の主婦層に支持されているでしょう。

ときに綺麗な魔術式もあります。

花火や虹が私にとって美しく、歴史に残したいクレイドル魔術式だと思うのです。

様々な楽しみ方がございます。

読み易い文体となっております。

是非、ご一読ください。

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