トビオは彼女のために家事をこなす。犬のコロは猫のミケが大好き。一人と二匹は彼女のいない間、穏やかな日常を過ごします。その中で織りなされる「好き」「幸せ」の数々に読んでいると心がじんと温かくなりました。時間に追われて疲れて切っている人にぜひ読んで欲しい一作。どこかに置き忘れてきた優しい気持ちを思い出させてくれるような作品でした。
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