カツレツ・プディング・チキンスープ

別の巨編のスピンオフないしは二次創作。そんな雰囲気があります。
寓話的要素多め。
とにかく物語の背景となる世界が、明確な形で説明されていないので、全部自分の脳内で補完する必要有り。
その作業が苦でない人には楽しめるかなと。
ちなみに私は楽しめるほうです。

　まず、タイトルがすばらしい。あと、登場人物のなまえ。
　実は、冒頭の文章が私にはあわなくて、読むのをやめてしまおうかと思ったのだが、「でも、タイトルが絶妙だしなあ」と思い直し、最後まで読んだ。
　そして、最後まで読んだ感想としては、タイトルと同じくらい、中身も私好みであった。締め方が良い。