人格形成プレゼンテーション

戸塚 秦

プレゼンは演劇だ。

第1話 自己紹介と目的

人格とは。

自分のパーソナリティであり、自分の個性であり、自分の長所でもあり短所でもある。



私は自分にあまり自信がなく、学生の頃はクラスで大声で話し合う陽キャ達を傍目に、端の方で数人とアニメについて少し小さな声で語らっていた。

たまに陽キャ達に話しかけられることもあったが、大して面白い反応はできず、愛想笑いでその場を凌いでたような人間だ。



だが、そんな自分だったが、プレゼンテーションとなると話は別である。


自慢話のように聞こえて嫌なのだが、信憑性を上げるために言っておくと、私が大学のゼミで行ったプレゼン、新社会人として行ったプレゼンは全てほぼ満点評価、先生や上司だけでなく、同級生・同期達からも認められるプレゼンテーションをすることができる。


そんな私が、これから進学等でプレゼンの機会が増えるであろう若者(と言っても私も若者と呼ばれる部類なのだが)に、プレゼンの極意を伝えていきたいと思う。


最初に言っておくが、社長や専務を交えた会議で本格的な企画書をプレゼンするといった高レベルなプレゼンの極意ではない。


私が伝えるのは、学校での講義課題や、ゼミでのプレゼン発表の時、人前で話すのがあまり得意でない・目の前で退屈そうに自分の発表を聞かれるのが嫌だ!


という、プレゼン超初心者向けとなっている。

これを読んで若者が1人でも多く救われるように、あの「まだ終わらないの?」という冷たい目線に怯える人が1人でも減るようにと願うばかりである。

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人格形成プレゼンテーション 戸塚 秦 @zSinTotsuka

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