夜のドライブ、平常心を保つのはむづかしいものです

主人公は映画好き。
でも田舎のこととて家の近くに映画館がない。
車でびゅんと飛ばして、丘の上にあるパークプレイス大分へ。
帰りは深夜、街灯もない暗闇坂をひとり車で降りていかなければなりません。
そろりと丘の中を通る道へはいります。
お供はかぐや姫のCD。左右は樹に覆われ薄気味悪い。
おかしいなと気づきます。もう街に出てもいいころなのに。
かわらず丘の道がつづいている。どこにも通じていない終わることのない道。

タネ明かしはあとがきで。

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