第1話 後日談

夏休みに入る前、僕は彼女に告白した。

勿論OKだと言ってくれて、とても嬉しかった。

夏休みに入ったら、色々な所に遊びに行こうと提案をするが、案の定断られる。

お金のことだろう。

ならば僕も助けになるよと言うが、やんわりと拒否された。

だが僕は無視してバイトを始めた。

彼女が困っているのなら、

助けを求めているのなら、

彼女の為に頭を、身体を、足を、口を、手を、腕を使い解決してみせる。

お金に困っているのなら、彼女の為に稼ごう。

この事がどんなに幸せか、どんなに頑張れるか…。




「幸せだ…。」






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不思議な雑貨店 夜ノ海 大河 @karakuti-frog

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