第4話 オリジナリティーナックル

 「この子何者!?」「さぁ..。」

 モニター室では二人しかいないが新進気鋭のヒーローの話題で持ちきりだった。顔も名前も初見、勿論知らない


「腕力や特殊な力はそれ程無さそうですが、何者なんですかねぇ」

「きっと新たな世代よ、もう腕力とかじゃないのよきっと。ヒーローは」


モニター室で見守る人々はあくまで運営、それ以外は観客でしかない。

見方や熱量は客席と変わらず、既存のヒーロー以外は平気で「知らない」と言う、それだけの連中だ。


「決勝戦、Mr.コンストラクション」

ワクワクしながらヒーロー観てたら決勝に来てた、うっそもう終わりかぁ。

「もっと見ていたかったな。

でも決勝戦って事はまた凄いのが..」

楽しみですなぁ、ウッフフ!


「対するは、シードからの勝ち上がり

貴光の英雄ライトジェネス!」

「ん?」

湧き上がる歓声、それは光の如く煌めき会場を包み込む。

「さぁ楽しみね、ライトジェネスとどう戦うつもりかしら?」

「新たな時代と歴史の戦いですね。」


「君が最後の相手か、見ろこの歓声。

勝てば総ては君のものだぞ?」


「……」「どうした?」


「いや、そういう事じゃないから!」

「...え?」


「どういう事かしら。」「さぁ?」


「ライトジェネスって..そら湧くわ!

一番有名なヒーローじゃん、そうじゃないじゃん。独自の仮想でしょ?」

人気あるやつやったらそらそうよ、コスプレ大会ならいいけど。

ヒーロー大会で既存は駄目じゃんか!


「棄権します。」「は!?」

充分楽しんだしもういいや、なんか冷めるわ。最後超絶ポピュラーって。


「勝者、ライトジェネス!」「え⁉︎」

は〜楽しかったー。

さ、帰ろ


「どうするんですか?」

「……逃がさないわよ、そりゃっ!」


         too Beeconténud

綴り良くわからん。

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ヒーロー〝D・I・Y〟! アリエッティ @56513

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