このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(375文字)
白雪姫と魔女。物語で悪者とされた魔女に焦点を当て、切ない想いを綴っています。短くても読み応えがあるおはなしでした。
容姿、身分、性別。それらを全て利用され、使い捨てられ、あげくに「悪女」と罵られる王妃ーーそれは歴史上、どれほどの女が言われたことだろう。故に私は、この物語が真実のように思えるのです。
でも、おはなしの中では救いがあるから、読んでなぐさめられました。
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