うんこで笑える大人になりたい

@taku1220

第1話 うんこの魔法

いつも通りの朝。いつものように家を出る。

雑踏の中を乗りこえて僕は会社へ向かう。

愛想だけの挨拶を済ませ、荷物を置く。

そして便所へ向かう。うんこをするのだ。

朝の排便というのはその日の気分を左右する重要なものである。柔らかいうんこ、長いうんこと同じうんこは一つもない。もはやおみくじみたいなものであるかもしれない。

と、どうでもいいことを考えながら三つある個室の一番右で僕はいまうんこをしている。

最近、あまり食べてないせいでうんこが柔らかい。

これは穴がいたくなるやつだわと絶望しながら僕の1日は始まった。


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