ひつじ雲

雲は流れ続ける

大きくても小さくても

何事も気にすることなく

みんな流れてゆく

そして生き続ける

無限の時を

水のやうに

留まることを知らず

あの青い澄み切った大空を

静かに人知れず流れ続ける

誰にも見られず

誰にも知られず

それでも構うことなく

流れ続ける

私もそのやうに

いきたい

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

流浪 蒼河颯人 @hayato_sm

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説