迷えるド素人(機械オンチ)が「漫画を投稿したいけどやり方がサッパリ分からん!」とぼやくだけのエッセイ。

月澄狸

創作との出会い、ブレ続ける夢

 こんにちは。

 カクヨム初心者の月澄狸です。エッセイをお読みいただきありがとうございます。


 さて、エッセイのタイトルは漫画の話になっていますが、まず漫画じゃないところから話を始めさせていただきます。次回から漫画の話に入ります!



 私は今、小説投稿サイトにいます。

 なぜなら小説を書きたいからです。


 なぜ小説を書きたいのか。

 それは物語を作るのが好きだからです。



 最初に物語を作った記憶は……小学生低学年くらい? 授業で絵本を作ったか、家で遊びで絵本を作ったか……どちらかが最初だったと思います。


 授業で作った絵本はお題がある程度決まっていたんだったかな……。ある家族が宝の地図を見つけて宝島を探しに行く、みたいなストーリーで作りました。


 ここで悔しかった出来事が一つあります。

 宝島のお話の中で家族が宝島を見つけるシーンで、ある島の上で家族みんなで寝ていたら、寝ている間に島が流されて宝島にまで流れ着いていたという展開で書いたんですが、なんと先生だかクラスメートに「島は流れないよ」と指摘されたんです。


 な、なんですって!?

 私は衝撃を受けました。


 だって「海にぽっかりと浮かぶ島」なんて言葉もあるし、島は水に浮いているでしょう。浮いているなら海流で流れることもあるはずです。なのに島は流れないですって!?


 私は島が本当に水に浮いていると信じていたのです。そして図らずも、その無知さを露呈することとなりました。ああ悔しい、恥ずかしい。


 もし島が浮いているなら、日本は全部バラけてどっか行っちゃいますね! そして流れていった先でアメリカ大陸やオーストラリアとコンニチワ。わぁ、なんだか楽しそう。

 けどこの勘違い事件は私にとって島流しにしたい思い出の一つです。



 で、二つ目の手作り絵本は、植物の種を主人公だかテーマにした作品です。

 種が育って綿毛ができて飛んでいく、みたいな話だったと思います(ザックリしすぎ)。


 カクヨムで投稿した私の作品「月色の夏」でも雑草が主人公ですが、昔からそういう路線は好きだったんですね。https://kakuyomu.jp/works/1177354054893568597/episodes/1177354054893568602



 ちなみに私が幼稚園児の頃好きだった絵本は甲斐信枝さんの「みつのませてね」です。リアルな絵がたまりません。

 蝶々とノゲシが出てくるお話で蝶々が主人公だったかと記憶していましたが、調べてみるとノゲシが主人公のようでした。


 この間テレビで偶然、甲斐信枝さんが出ている番組を見かけて、感動しました。甲斐信枝さんは雑草に寄り添い雑草をテーマにした絵本をたくさん書いておられ、ノゲシが好きな方だということを知りました。たまたま雑草の本を一冊書いた方ではなく、雑草のエキスパートだったのです。


 雑草に味方して暮らせる人間なんてなかなかいないですよね! 私もあんな絵本作家になりたい……。死や競争を超えて地球の命を愛する姿勢、そういう突き抜けた感じにすごく憧れるし尊敬します。


 けど私は生存競争や弱肉強食だけでない世界が見たいので、どうしても本来の生態を理解するより人間の好みによって生物のキャラをねじ曲げてしまいます。



 っと話がそれましたが、途中で私は「あんな絵本作家になりたい」と言いました。


 どういうことか。


 物語作りをしたことがきっかけで私は「表現すること」の楽しさに目覚め、中でもストーリー性のある表現が好きになりました。(絵本、小説、漫画、歌詞のある歌など)


 しかし実は私の夢は漠然としているというかブレブレで、「画家か絵本作家か漫画家か小説家か詩人か写真家になりたいな~。音楽も良いかも」とか思っているのです。



 私の中で「才能」についてのイメージが一つあります。

 それは、才能のある人は何かをやった途端、数ヶ月くらいで芽が出るというものです。


 あることを始めた途端、メキメキと上達し、まわりの人から「この人は才能がある!」と注目され、作品を見てくれる人が増え、すごい人から声をかけられ、道が開かれ、アイデアが次々降りてきて、自分でも「これこそ我が人生!」と直感的に確信する……。


 それが私にとっての才能のイメージです。

 才能にさえ出会えれば、たった数ヶ月で人生が変わると思っていたのです。



 というわけであの手この手、取っ替え引っ替えで好きなことを表現し、どれかが当たるのを待ちました。手応えを感じたものをメインでやろうとしていたのです。


 とはいえ気分に左右されるため、「今はこれがやりたいんだ!」とか「よく考えたら私の夢は昔からこれ一本だった」とか言いつつこだわったりしました。そのこだわりが現在は「小説→マンガ」という風向きになりつつあるというわけです。



 大抵何をやっても手応えがなく、芽が出ない種に水をまき続けていますが……。


 そして今は、万が一忙しい道が開けたり、私が目立つようなことになったりしても困るなーと思っており、ネットなどでのんびりひっそりと作業をして、定期的な収入を得られる方法なんかないかなーと探しているのですが……。


 まぁ今回もゆるーく、過度な期待はせず、レッツラゴー。



(※ちなみに投稿者は三日坊主です。)

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