★★ Very Good!! 村上春樹印のふりかけを掛けた江戸川台ワールドの無茶苦茶な妄想武蔵野(笑 百一 里優 (応援コメントとほぼ同じですが……) 前半は、「武蔵野」をテーマにした苦しみぬいた創作過程(笑) 中盤は、江戸川台ワールドに入って、妄想の「武蔵野駅」の目つきの悪い駅員や村上春樹的「妙齢女性の”耳”」が出てくる。 そして後半は、半ば創作を諦めたような流れに。 村上春樹印のふりかけを振り掛けつつ、結局何故か江戸川台ワールドで完結する。 こういう書き方もあるんだなーと感心しつつ、楽しく読ませていただきました! レビューいいね! 2 2020年8月6日 12:38
★★★ Excellent!!! ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ 高野ザンク 「角川武蔵野文学賞」という牧歌的なフィールドに、あえて邪道オブ邪道で乗り込むその姿勢。そこまでして“書くのだ”という使命感にも似た強いエネルギーを感じる。 でもちゃんと読ませちゃうところが職人芸というか「こういう戦い方もできちゃうんですよ」という妙味を見せるあたりがすごい。 面白ければそれでいいじゃない。 自分のテリトリー外のところに出張っていくスタイル。 嫌いじゃないぜ。 レビューいいね! 2 2020年8月6日 00:14