静かに「死んでいる」世界。

はじめてこちらの作者さまの作品を拝読しました。
仄暗い世界観。次第に明らかになっていくこの世界のしくみ。
ディストピアであり、ＳＦとしての設定にも目を引かれます。
主人公の夢から始まる物語には、各所にいまのリアルな世界への皮肉も込められているようです。ところどころの描写が生々しく、女性の書き手さんらしさを感じました。
永遠の命を得ることで、人はなにを失うのかを考えさせられます。
まだ更新は途中のようなのですが、更新を追いかけたいと思います。