第22話 再び、欠けらを探しに。
短剣の光を浴び続けた、ツキヨさんは、2日ほどで、意識が、はっきりしてきた。
長い間、幽閉されていたので、しばらくは、七白さんとふたりで、月の世話をするらしい。
僕は、小学生を真面目に頑張っている。
最近、ハルが、初めて炎で、その身を焼いた。生まれたての姿を捨て、成鳥のようにかっこ良くなるのかなと、思ったが、まだまだ可愛い顔をしている。
クーマは、この世界が、とても気に入って、帰ろうとしない。今は、母さんの愛犬の地位をしっかり手にして、毎日、散歩にいそしんでいる。
2週間たった頃、下校途中に、七白さんが立っていた。
その姿に、僕の友だちは、ボーッと見とれてしまい、魂を抜かれた様になった。
「はじめ。欠けらを見つけたわ。次は、砂の惑星らしいわ」
僕と七白さんの冒険は、まだまだ続くらしい。
完
目覚まし時計が、鳴る前に @ramia294
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます