あとがき

最後まで読んで下さって本当に本当に有難うございました。

少しでも気にいって下さってたら嬉しいです!


昨日の夜、寝ながらふと思いついた話を今日あてもなく書き始め、一応まとめる事ができました。

何とかなるものです。

本当にどんなもんだろう、という感じなんですが。

初めて書いた短編と恋愛ものになります。

なんか自分で文を打ちながらこっぱずかしい気持になりました。


二人の目線からのお話というものを書くのにずっと憧れていたので、出来の良し悪し別として満足です!

短編はスラスラと出来て楽しいと気づいたのでこれからもっと増やしたいな


本当に最後まで読んで下さって有難うございました!他のお話も読んで下さい!


2009年5月14日





10年後のあとがき


昔のUSBから出てきた昔の自分が書いた小説をそのままネットの海に投げる。

それは可能性という大海に、すっかり色褪せた文字を放つ喪のような行為なのかもしれません。


当時は、スマホもなかった時代でした。

私は独り暮らしを始めたばかりのホヤホヤの大学1年生。自由に使える時間のほとんどを費やしてweb小説を書いていました。


昔は、こういった小説運営サイトのようなものがありませんでした。自作のホームページを作って、創作小説サーチのサイトに登録してた記憶があります。


拍手ボタンを付けたり、素材を集めてHPをデザインしたり、リンクを張り巡らせたり。

今思えば、広告を付けて収益化もできた。

でもそんな知識も何もなくて、ただひたすらに書いていました。書いて、公開して、読者からのコメントをほくほくとしながら読む日々。


今思うと、どうしてあんなに夢中になって文字を綴れたのだろうと思います。


昔の自分の恋物語を読むと、今の私の好みではないと一蹴してしまうのばかりです。それは、私が大人になったからなのでしょうか。

まるで別人が書いたよう、だから。

今ではあらゆるものが目まぐるしく変わってしまいました、趣味も好みも環境も、私自身の考え方も。


恋愛は、おそらく当時の私にとっての夢見るファンタジーそのものでした。そして今ではそれをもう夢見れなくなってしまいました。


何だか、タイムカプセルを開けたような気分。

そう、文字というのはこうやって残るんですね、10年後も20年後も、もしかすると私が死んだ後にも。

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君だけを想う今も ゆうき @moto1818

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