流石です!尊敬します......

物語序盤で主人公の日常を絡めた伏線張りからの、ひしひしと展開していくストーリーに終始興奮が続いていく。
伏線張りといっても、固まっている訳ではなく良いバランスで散らばっているのでそれが自然に読めるような流れを作っている。
また、作者様の強みでもある高い語彙力と、歴史を絡めるなどとしたミステリー、高校生のひと夏の冒険、歴史という旨味が綺麗に凝縮されていた。

素晴らしく、また美味しかった...