オモテとウラ。貴方ならはどちらをとりますか

主人公に与えられたスキル、器用貧乏ならぬ【超】器用貧乏。

前世の不遇、
今世で与えられた環境。

ハズレスキルといわれるスキルをポジティブに捉え
自分のためのみならず
今世の家族のために
そして友達のために
努力を怠らない主人公。

そんな彼に待ち受ける試練の数々に
結束していく仲間たち。

彼がいたからこの世界がある。

オモテの姿に惑わされず
しっかりと相反する
真の姿を捉えられる。

様々な立場、それぞれの過去
ひとつひとつが、繋がっていく

だからこそ
彼は、彼らは強くある。

……

序盤軽快に読み進められる。
中だるみするかと思いきや
そこにも伏線が張り巡らされ
後半で全て回収。
予想がつく部分が多いものの
え、そこそうくるの?と
唸らせられることも。

またしても睡眠不足になってしまった一作(笑)
この作者の完結長編作は
要注意かもしれない(言い方)

その他のおすすめレビュー

亜璃逢さんの他のおすすめレビュー167