お手本のような物語(長文すみません)

たった今、少年期を読み終わってこのレビューを書いています。
2年ほど前にラノベという文化を知り、その沼に今やどっぷり浸かって書籍にコミックに、と経済を回しているアラフォーおっさんです。

これからラノベの世界に浸かろうと思っている諸氏に於かれては、まず始めに読んで欲しい作品の一つ。

王道。
一言でこの作品を評価するなら、これ。

ネタバレにならなければ良いけど、少年期の終わりに主人公はある大きな選択をする。
一部のレビュアーが仰るように、これについては賛否両論あるようだ。
しかし「DRAGON ○UEST Ⅴ」をリアルタイムでプレイした世代なら、この何とも言えない気持ち、わかってくれるんじゃないかな?
どの答えもありだよ。
いつか作者さんの気が向いたときに、「if」という形でスピンオフみたいなサイドストーリーを出してくれたら、俺はキュン死する自信がある。

兎に角!
前世で恵まれず転生し、新たな人生で得た天恵がこれまた無能と評価された主人公が、腐らず努力を続けていった結果、自身も家族も友人も幸せになっていく。

良くあるストーリー。

でもこの作品に出会えなければ、読むことが出来なかったストーリー。

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