チートのようでチートじゃない、絶妙な設定

主人公は、神様に見染められ異世界に転生するのですが、その前に3年ほど修行に励みます。
その修行内容が、あまりにもぶっ飛んでいて、思わず吹き出しました。
修行っていうか、ただの苦行、あるいは地獄めぐりと呼べるレベルです。

そんな修行を経て、晴れてチート級の強さを手に入れたかと思いきや、転生先の世界にも中々の強者揃い。
しっかりと主人公を苦しめてくれます。

あと、主人公の能力がユニークです。
描いたものを具現化する能力はありがちですが、彼の能力"画竜点睛"は描いたものを召喚する能力。
なので、本人が意図しないポンコツだったり、逆にぶっ壊れ性能の神器を呼び出したりと、先が読めません。

散りばめられた伏線と、主人公の童貞紳士っぽいキャラも素敵です。