概要
同じ趣味の二人が出会ってちょっとだけ距離が近くなる、そんなお話です。
午前八時二十四分。
学校をサボって映画館の扉を開けようとした俺は、クラスメイトとばったり出会う。
「入りたいんだけど」
言われて先を譲った俺は彼女の背中を見ながら劇場へ入る。
クラスでもほとんど話したことのないその相手に、気さくに話しかけるなんてできるはずもなく、そのまま入場を済ませるが、劇場内でトラブルに見舞われている彼女の姿に気付いてシートから腰を上げて――。
学校をサボって映画館の扉を開けようとした俺は、クラスメイトとばったり出会う。
「入りたいんだけど」
言われて先を譲った俺は彼女の背中を見ながら劇場へ入る。
クラスでもほとんど話したことのないその相手に、気さくに話しかけるなんてできるはずもなく、そのまま入場を済ませるが、劇場内でトラブルに見舞われている彼女の姿に気付いてシートから腰を上げて――。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?