ジュールが故郷を出た後、無邪気で優しかった幼馴染のアランが父親殺しとなった顛末については心が痛みましたが、神父さんの助言もあって、ジュールが新たな人生を歩み始めることができましたね。ヤンも父親から勘当され、苦学しながら自立の道を歩み、二人が再会できたのはほんとうに感動的でした。
どんなに辛い境遇でも道を切り開いていく努力の大切さや人と人との心の絆について考えさせてくれる物語をありがとうございます!
作者からの返信
中澤さん、
最後までお読みくださり、改めてたくさんのコメントも添えてくださり、ありがとうございます。
ジュールの中では時間が止まったままの故郷でも、色んな出来事や思いがありました。神父の手引きで新しい人生へ踏み出せたのは幸運ですね。
ヤンも独立した大人になってジュールの前に現れました。この先はどんな困難も二人で乗り越えてくれると思っています。
道を切り開くことや人との絆を感じ取ってくださり、作者冥利につきます。長くて重たい話にもかかわらず、最後まで温かく見届けてくださり、感謝でいっぱいです。心よりお礼申し上げます!
編集済
繊細で素晴らしい物語を読ませてくださり本当にありがとうございました……🥲✨ 描く中では、柊さま自身もお辛い場面が多々あったのかなと何度か想像しましたが、公開してくださったおかげで、それぞれの人生を深く味わうことができました。簡潔な文章でありながら、考えさせられる深みが最初から最後まであり、色々なことを考えたり学びながら読ませていただきました。随所に波紋に似た感動を覚え、最後まで読むことができたことを本当に嬉しく思います。
一つの道に繋がったジュールとヤンが、これからもお互いを思いやりながら、温かい日常を過ごすことができますように……✨ 素晴らしい物語をありがとうございました。
作者からの返信
円菜さん、
最後までお読みくださり、さらに熱のこもった素晴らしいレビューをいただき、改めて投稿してよかったという思いでいっぱいです。本当にありがとうございます。
書くのが辛い部分は多々ありましたが、文章にすることで思いが昇華される、という貴重な体験でもありました。この小説をきっかけに物語を書くことに出会えてよかったと思っています。
彼らの明るい未来が訪れることを作者も願っています。
細かいところまで親身に読んで下さったことが伝わるご感想とレビューに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました!m(_ _)m
ジュールの森。
ずっとぐるぐると同じ場所を歩き続けなければいけない、魔物の棲む暗い森にいた彼が、ついに出口を見つけて一歩明るい場所に踏み出した瞬間、それまでのもつれ合っていた糸が次々と解きほぐされて、故郷という一つの答えにたどり着く――。
ああ、この物語はここを目指してきたのだと、最終話の始まりからずっと、来し方を振り返るような気持ちでした。
ジュールの与り知らぬところで苦悩し、自ら破滅を遂げたアラン。全てを知る礎としてジュールの帰還を待っていた神父様。
目の前に繰り広げられていたジュールの苦しみの奥に、さらに重厚な人間たちのドラマが幾層にも重なり合っていたのだと知って、この作品から醸し出される芳醇な香りがどこから来るのか、わかったように思います。
ジュールの未来、そしてヤンとの再会は、誰もが待ち望みながら、簡単には成し遂げられなかった奇跡です。ジュールが諦めずに生き続けたからこそ、彼らは今ここにいる。単純ではない感動が胸に満ちました。
大変ゆっくりペースでしたが、最後まで読ませていただき、本当にありがとうございました!
作者からの返信
鐘古さん、一気に最後までお付き合い下さりありがとうございました。
最初は毒吐きのようなつもりで書き続けていましたが、この最後は登場人物が途中から導いてくれたような気がします。だから書いている自分も救われました。ジュールの人生の裏側に他の人たちの人生も感じ取って下さって光栄です。
なにぶん初めて書いた小説なので稚拙だったかと思いますが、少なくとも自分にとっては墓に持って行きたいぐらい思い入れがある作品です。なのでそれをここで人の目に触れる場所に置けるのは幸せだと思っています。
優しいご感想に加え、過分な星も頂戴して、大変励みになりました。心よりお礼申し上げます!m(__)m
戻りました。前回のコメントでは動揺を晒してお恥ずかしい限りです。
レビューは、既にたくさんの方々が内容に触れて素敵なレビューを書かれているので、あのようなものを書かせて頂きました💦
私、子供の頃から純文学ばかり読んでおりまして、大学も文学部で国内外の近代文学を学び…ついゼミでの議論のように、「応援コメント」を超えた内容についての言及を過去にしてしまいましたm(_ _)mごめんなさい。
ジュールが等身大の自分で幸せに生きられるようにずっと祈っていましたが、最高の結末を迎えられて幸せです。ヤンの言葉も素敵です♡
素晴らしい作品を読ませて頂き、ありがとうございました。
作者からの返信
葵さん、最後までお読みくださり、誠にありがとうございます!そして心のこもったレビュー、感激しました。「手加減するのを忘れた」って、それだけ真剣に対峙して下さったということなので素人の作者にとっては光栄な言葉です。コメントも動揺を晒したというより、我がことのように向き合って下さったからこそで。ネットの小説は消費物のように読み流されやすいですよね。この小説も然りです。でも葵さんのような真摯な読者の方がおられるからこそ、支えられて置いていられるのだと思っています。
>物語を通して人間を識り、作者の哲学や魂に触れること
自分の書いたものをその仲間に入れて頂くのは身に余ることです。ありがたくそのお言葉を頂戴します。
誠実なお人柄の見えるコメントとレビューに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました!m(__)m
こんにちは。
今、泣きながらこちらを入力しております。
全てがつながり、二人は共に。そして、この地は二人の故郷になるのですね。
ありがとうございます。
柊圭介さん(様、よりもという記述を拝見いたしましたのでこうさせて頂きましたがよろしかったでしょうか)のご著作は本当に、紙の文庫本で拝読したくなります。
『ジュールの森』を読ませて頂けましたことに、厚く御礼を申し上げます。
作者からの返信
豆ははこさん、
この長い話をあっという間に完読して下さり感激しています。
二人の故郷という表現があたたかく、書きたいことを汲み取って下さって嬉しいです。
拙い文章だったかも知れませんが、紙の本で読みたいというお言葉、とても励みになりました。
こちらこそ、お読み下さり心からお礼申し上げます。ありがとうございました!m(_ _)m
感動しました。素晴らしかったです。
作者からの返信
月森さん、
こちらへお越しいただけるとは!しかも一気にお読みくださり、感激しました!
あたたかいお言葉と星に感謝いたします。
ありがとうございました!m(__)m
今宵の空の星をすべて捧げても足りません。✨
優れた魂魄のふたりの青年が熱く脳裡を占めています。
2023年の年初に、すばらしい作品に出会えました。
作家・柊圭介さんに心からの喝采をお贈りいたします。
作者からの返信
上月さん、
こちらへお越しいただけるとは嬉しい驚き!しかも一気に最後まで読破して下さるなんて感激です!
この話を書いたのがきっかけでカクヨムに登録しました。こうしてじっくりと読んで頂ける機会を得て、身に余るお言葉を頂いて、投稿してよかったと改めて思います。
二人の年月と、紆余曲折を経てたどり着いた結末を見届けてくださり、心よりお礼申し上げます。
上月さんにも素晴らしい2023年が待っていますよう、お祈り申し上げます。
ありがとうございました!
もう言葉が見つかりません。
ヤン、ジュールの事ずっと探しててくれたんですね。
>「おれに分かってたのは二つ。君がきっと田舎に帰ったのだろうということ、そして、君はきっと勉強を捨て切れないだろうということ」
やっぱりヤンはジュールの事、ちゃんとわかってる、ヤンじゃないと気づけない!
「一緒に生きていこう」最高の言葉です。
柊圭介様、改めまして心からお礼申し上げます。
心に残る素晴らしい物語でした。
ここ数日、『ジュールの森』を読みに来るのがただただ、楽しみでした。
登場人物の一人一人がそれぞれ人間味に溢れ、人間の根底の悪の部分や善の部分、あるいは明の部分、暗の部分が交差することでヤンとジュールががんじがらめになりながらも成長でき、未来を見つめることができたように思います。
そして、心の奥底にはジュールはヤンを想う気持ち、ヤンはジュールを思う気持ちがしっかり根付いて一度もブレなかったことが最後の再会を果たしてくれたのでしょう。
そして、この複雑な心模様を見事に描きあげられた柊様に、拍手を送りたい気分です。
本当に読み応えのある、胸を打つ素晴らしい物語でした。
レビュー、うまく書けそうにないのでごめんなさい。
お星様だけ付けさせてください。
ありがとうございます✨✨
作者からの返信
この美のこさん、
この長く重たい話に最後までお付き合いくださり、ありがとうございます!お気持ちのこもった沢山のコメントにどれだけ励まされたか分かりません。こんなに丁寧に読んで頂けるのは、書いた者にとって何よりの幸せです。
ヤンはずっとジュールを探し、ジュールはずっと想い続けていた、仰るとおり、奥底で根付いてブレない気持ちは強いですね。最後に明るい光を感じて頂けたら嬉しいです。
また、登場人物それぞれの人生、善悪や明暗の部分も汲み取ってくださり、ありがとうございます。どうかレビューとかはお気遣いなく。ここまで真摯に丁寧なご感想を頂けるだけで上等なレビューをもらったような心地です。本当に嬉しいです。たくさんの星を頂戴し、大きな励みになりました。
改めて心より感謝申し上げます。ありがとうございました!m(__)m
編集済
こんにちは。
ノロノロスピードで申し訳ありません💦、拝読しました🙇♀️
今、心内はジュールの得られた大きな愛で満たされています。苦難ばかりの人生でしたが、それでも神は見捨てなかった。辛いことばかりだけれど、それでもヤンに出会えて大切に愛された。それが彼の得たものじゃないかなと思います。
皆さまが仰るように本になったら多くの方が手に取るんじゃないかなとわたしも思いました😊
たくさんのことを伝えてくれる作品だと思います。
読ませて頂きありがとうございます!
作者からの返信
奥森さん、こんにちは。コメントをありがとうございます!
読んで頂けるのがとても嬉しいのと同時に、どう感じられるかという不安も大きくて、なので応援をして下さる度に本当にありがたく思っていました。
この話は他人様に読ませることを趣旨として書いたものではなく、自分の中に溜まっていた感情を小説という形で文章に出すことを目的にしていました。きっと書き手でもある読み手の方には拙い部分もあったろうと思います。ですが、こうして最後まで読み切って下さり、たくさんのことを伝えていると言っていただけて本当に光栄です! ここへ投稿した甲斐がありました。
そしてあたたかいレビューにも感謝申し上げます! 失うことも多い人生ですが、その先に得るものはきっとあると信じたいですね。
優しく心のこもったお言葉の数々に感激しました。心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました!m(__)m
素晴らしい物語でした。
人間がしっかりと描かれた名作だと思います。苦難続きの人生ではありましたが、しっかりと成長していく様は本当に感動的です。
こんな作品を書けるのは本当に凄いことです。
ラストがまた素晴らしかった!
作者からの返信
関川さん、
最後までお付き合い下さり、本当にありがとうございました。昔の外国が舞台ですし、まったく万人受けする話でないのに最終話まで読んで頂けただけで光栄です。初めて書いた小説なので見苦しい点もあったと思います。色んな事がありますけど、人が成長するところを少しでも感じて頂けたら幸いです。あたたかい星も頂戴して大変恐縮です。コメントもたくさんいただき、ありがとうございました。人様に読んで頂くのがいつも不安なので励みになりました。心よりお礼申し上げますm(__)m
柊圭介様
Fin ……今日はこの余韻にしばらく浸ります。
まるでフランス文学を一つ読み終えた後のような満足感に包まれています。
毎回、覚悟を決めて『ジュールの森』を開いておりました。
未踏(同性愛・少年愛)の森に足を踏み入れ、ジュールと共に、彷徨い、嘆き、哀しみ、泡沫の幸せに歓び、しかし、どうせこの幸せは長続きしない、また酷い目に遭わされる、待っているのは更なる搾取、この堂々巡りから抜け出せない……物語(森)に入る度に泣いていました。悔しさと哀しさで。次の章ではどんな過酷なことが待ち受けているのだろうとビクビクしながら読んでおりました。勿論、この物語がハッピーエンドであることは信じておりましたが。
最後の「故郷」の章に入るのが実はとても怖かったです。いい思い出のない故郷で、またジュールがつらい思いをするのではないか、と。でも、そうではなかった! オセロのように鮮やかに盤面が逆転していく様を見るようでした。
柊圭介様が『ジュールの森』を完結させたのは、2020年7月9日。今からちょうど二年前。二年もの間、自分が
『ジュールの森』を知らずに生きてきたことが少し悔やまれます。
「ずっと……」
「……ずっと」
ふたりにそれ以上の言葉はいりません。
ジュールとヤン、永遠に幸せであれ!
本当に素晴らしい本当に素敵な小説に出逢えたことに、そして、
『ジュールの森』を執筆して下さった
柊圭介様に深甚たる感謝の意を捧げます。
ありがとうございました。
作者からの返信
ブロッコリーさん、最後までおつきあい下さり、感謝に堪えません。本当にありがとうございます。
重たい展開が続く話で、重たい気分でページを開いておられたのではないかと思います。読者に配慮しない小説で申し訳ありません。もうお話ししたかもしれませんが、最初は人に見せるつもりはありませんでした。でも出来上がると誰かに読んで欲しくなるもので、時間をかけて直したものをここへ投稿しました。まだ直すべきところはあるかもしれませんが、あまり手を入れず、このままにしておこうと思います。
あと、僕は再登録なので、この小説も再掲載です。最初に出したのは2019年で、黒須さんやハナスさんはじめ、その頃に読んで下さった方が再読してレビューまでくださっています。このことは感謝してもしきれません。そしてブロッコリーさんのように初めて読んでくださった方にもたくさん支えて頂いてます。本当にありがたく幸せなことです。
それから、最終話を「オセロのように鮮やかに盤面が逆転していく様」と形容して下さったのはとても嬉しいです。ここへ向かいたいと思っていたところを読む側の方にも感じて頂けて、よかったとほっとしました。
改めて、この長い話を見届けてくださったことに感謝します。丁寧なコメントと過分な評価もいただき、大きな励みになりました。
心よりお礼申し上げます。ありがとうございました!m(__)m
柊圭介様
途中で止められなくなってしまいまして、結局最後まで読んでしまいました(#^.^#)
とても素晴らしくて。言葉にならない……
最後が、本当に等身大の二人になれて。向き合って、手を取り合って、一緒に歩いていこうと言えるようになったことが本当に嬉しいです。
そして、やはりそこへ向かう原動力は、いつも相手を愛して思いやる心なんだろうなと。
この作品を読むことができて本当に良かったです。
何回も読み返したくなる気持ち、わかります。
そして、どうしてこれが未だに本になっていないのかしらと思ってしまいます。
紙の本として手に取りたいです。
素敵な物語をありがとうございました!
作者からの返信
☆涼月☆さん、
終盤にかけて一気に読破してくださり、感激しました。本当に光栄なお言葉ばかりで、こちらこそお礼の言葉がありません。
等身大の二人というのがすごくしっくりと来ました。もう自分を偽ったりごまかしたりせず、家に縛られることもなく、手を取りあって歩いていって欲しいと作者も思います。
万人受けする話じゃないのは自分もよく分かっていますので(笑)こうして最後までお付き合いいただけるだけでも本当に幸せです。そればかりかたくさんの星とあたたかいコメントをくださり、とても励まされました。
心よりお礼申し上げます。ありがとうございます!m(__)m
素晴らしいストーリーにずっとうなされながら最後まで拝読しました。文学的な文章から緻密なストーリー構成まで、是非プロ作家としてデビューしていただきたいです。
それにしても、最後の最後で二人が平和な生活を得られてよかった。
作者からの返信
ひろたけさん、
怒涛のように最後までおよみくださりありがとうございます!さぞお疲れになったのではと思いますが、それに加えて光栄なレビューまでいただき、感激しています。
これはカクヨムなどを知らない頃に自分のために書いた話でした。でも書き上げると誰かに読んでもらいたくなり、改稿してこちらに発表しました。非常に個人的な感情が詰まっていますので人様に読んでいただくのは怖い気持ちもありますが、こうしてあたたかいご感想をくださると、やはり出してよかったのだと思います。
お時間を取って読了いただき、心からお礼申し上げます。ありがとうございました!m(__)m
最終話、素晴らしかったです! もちろんそれまでも良かったのですが、二人のこれまでの全てはこの日のためにあった、そんな気がします。祝福しか。。。
完結お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
作者からの返信
叶さん、
完結までおつきあい下さり、本当にお礼の言葉がありません。しかもこのようなあたたかい祝福をいただいて、この話を書いてよかったと心から思います。
本当は読んでいただく度に不安で不安で縮み上がっていました。この小説はもともと自分の思いを吐き出すために書いたので、人に読んでもらっていいのかと思うこともあり、まだ怖い部分が大きいです。なので最後までお読み下さり、こうしてお言葉を頂けるのはほんとに贅沢だと思っています。
そして素晴らしいレビュー、感激です。自分にはもったいないほどのレビューです。ここまで表現して頂けるとは、頭が上がりません。
長い物語にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。心からお礼申し上げます!m(__)m
編集済
今日は祝日で。朝から、この物語を読み上げようと心に誓っておりました。
九月下旬にしては強い日差しで、しかし空は晴れて風もよく。珈琲をポットに入れてサンドイッチを用意して、自転車で小一時間程の公園へと赴きました。小川が流れ、林と芝生が広がる公園で。芝生に寝っ転がって、物語を開きました。
実は、恋愛小説というジャンルに疎く、読んだ記憶もあんまり無くて。そんな中で出逢った傑作が『ジュールの森』。本当に、良かったです。
いまは、言葉にしきれないものが、渦巻いております。
・・本当に感動してしまったときには、ぽっかりと穴が開いて空虚ですらある、なんて言葉を聞いたことがありますが、今の私がまさにそれで。
唯唯、『この作品を書き上げて頂き、本当にありがとうございますっ!』という感謝の想いが募るばかりです!
・・私にとって、生涯忘れ得ぬ物語となるでしょう。
素晴らしい作品を。本当に本当に、ありがとうございました。
心の底から、御礼申し上げますっ!
作者からの返信
呪文堂さん、
まずはこの長い話に最後までお付き合いくださったこと、貴重な休日のお供に選んでいただけたこと、とても嬉しく光栄です。ありがとうございます!
設定や内容が万人受けするものでないのは自覚しているので、実は本当に読んで頂いていいのだろうかと不安だったのです。が、そういう表面的なことではなく、書こうとしている奥のさらに行間まで深く読み込んでいただけたこと、本当に大きな励みになりました。ジャンルなどを気にしすぎていたのは自分の方だなあと…。
加えて身に余るほどの素晴らしいレビューコメントまで頂戴して、感謝に堪えません。こんなお言葉をもらってもいいのかと震えました。
幸せすぎるときも言葉が出てこないものですね。今はこのひと言しかありません。
本当に、ありがとうございました!!
読み進めていくと止まれなくなり、あっという間に最終話まで運ばれていました。
最終章を読みながら、今まで張り詰めていたものが緩やかに消えていくのを感じました。ここまで生きてきたジュールは、本当に強いです。そんなジュールの幼少期を支えたアランも。ジュールのことを本当に大切に思ってくれていたんだなぁと思うと、涙腺が緩みました……ヤンとまた巡り会えたことも、すごく嬉しかったです。
学問への未練から目を逸らさなかったことにも、強さを感じました。過去と、自分と、ひたむきに向き合い続けた、胸を打つ物語をありがとうございました!
作者からの返信
一初さん、最後までおつきあい下さり、ありがとうございます!
このボリュームにもかかわらずこんなにも集中して読んでくださって、本当に光栄です。
確かに今まで張りつめていた感じがありますね。読者の方にも緊張を強いていたかも知れません。最終話は今までの色んな事を前向きにとらえて報われるものにしたかったです。回想でしか登場しない人物のことにも思いを巡らせていただけると、このくだりも書いてよかったと思います。
最後のところで芯が残っていると色んなことに向き合える強さも残っているような。そういう風でありたいと筆者自身も思います。
ラストまで見届けて下さり、あたたかいコメントと評価も頂戴して、嬉しさいっぱいです!
心からお礼申し上げます。ありがとうございました!m(__)m
編集済
漸くおぼっちゃんだったヤンがジュールに本当の意味で追いついたんだと思います。
ここまで長い時間がかかってしまいましたが、ヤンもジュールの苦労を知ったからこそ本当の意味で分かり合える伴侶になり得たんだと思います。二人には必要な時間だったんだと素直に思えました。
そして離れていた間もヤンはずっとジュールを諦めていなかった。やっぱりイイい男ですよヤンは!
愛の執念の勝利ですよ。何処にいても二人はずっと引き合っていたんですよね。
お互い成長した一人の人間として力強く立っている。その上で一緒に生きる決意をしたと言うのは本当に尊い愛だと思いました。
これからは二人で揺るぎない幸せを築いていって欲しいと心から願わずにいられません。全ての物事にちゃんと決着がついた事に流石柊さまだと思いました。
素晴らしい作品でした。細やかな心の襞も丁寧に書かれてあり、重厚ながら読後感の爽やかさが最高でした。柊さまの筆の冴えが際立っていました。ずっと心に残る作品に巡り会えて幸せでした。有り難うございましたm(__)m
作者からの返信
mono黒さん、ついに最後までお読みくださり、感激です!
ジュールが成長すると同時に、ヤンもお坊ちゃんから脱却してひとりの男として独立しましたね。「ジュールに追いついた」なるほどそういう見方をしていただけるのは嬉しいです。一人で立つ力を持ってこそ相手に対しても伴侶として寄り添えるのかも知れません。
物語にちゃんと決着を見て頂けてほっとしました。お言葉がとても嬉しいです。
改めて、ここまで本当に熱心に追いかけて下さり、本当にありがとうございました。毎回とても心のこもった丁寧なコメントをいただき、そこから細部までしっかり汲み取ってくださっているのがよく伝わりました。作者としては自分の書いたものにこうして本気で向かい合ってくれる読者様に出会えるのは最高の幸せです。大きな励みになりました。
こちらこそ、心からお礼申し上げます。
ありがとうございました!m(__)m
改稿完結、お疲れ様でした。
このタイミングでこの素敵な小説に出会えた事に感謝しています。
単なる小説という感じではなく、作品に注ぎ込まれた作者さんの愛情、苦しみ、優しさなどが読む者に感動を与えるのだと思います。
こういったテーマの小説は初めて読んだ気がしますが、どっぷりハマりました。
どうして? どうして? そこまで落とし入れるの? って終盤は作者さんが憎らしくなっていったほどです(・・;)
最悪の結末も考えてしまって、もしそうなっていたら、作者さんの首を絞めに行ったかもしれません(ウソです)。
何もかも信じる事が出来なくなったジュールがたったひとつだけ信じる事が出来た物。それが本物であったからこそ、迎えられた物語の結末には「ありがとう」の気持ちで満たされました。
「犬とオオカミの間」で柊さんの作品に出会ったので、「ジュールの森」は、そんな言葉に出来ない美しい色に染められた作品として、ずっと私の心に残ると思います。
作品レビューを書くのは難しいですが、今の私なりに書かせて頂きたいと思っています。
作者からの返信
風の子ふうこさま、
この長い作品に最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!読んで頂けることが改稿の励みになっておりました。
物語だけでなく、その中に注ぎ込んだものまで感じ取って頂けたのがとても嬉しいです。
話の展開は確かに暗いというか、重たいですね。ジュールが成長するにしたがって何に苦しむのかも変わってきますし。読者の方には終盤までもどかしい思いをさせてしまうかも知れません。でも結末はかならずここへ持ってくると決めていました。
それから心のこもった素晴らしいレビューを頂戴して感激です。レビューにもありましたが、「ひとつだけ信じているもの」があったからこそここまで生きて来られたのだろうと改めて思いました。エッセンスを汲み取って頂けるのは作者の幸せですね。
あたたかく見守って下さり、心からお礼申し上げます。ありがとうございました!
感動的な結末、泣きました。
特にこの『故郷』での展開の速さというか、飛ぶように過ぎ去った時間は、二人がそれぞれ自分の足元を見つめて前に向かって歩き、きちんと自分のための『充実した生き方』を見つけたからこそかなと感じました。
誰しも変化の中で生きています。変わらずにいることも難しかったりします。
でもジュールとヤンは、あの頃からずっと『変わらない部分』を共有し続けてきたんだなと。あのパリでの辛く重いすれ違いがあったからこそ、余計に感動しました。
ジュールがパリを去った時、二人はこれっきりなのかなと、実は最後を読むのが怖かったです。でも、蓋を開けてみてよかった。
読み終わるのが勿体なくて、本当はもっと一話ずつじっくりじっくり読みたいというせめぎあいとの闘いでした。是非、再読したいと思います。
ほんとに素敵な作品でした。
有難うございました!
作者からの返信
蒼翠さん、まずはこの長編を最後までお読みくださったこと、心からお礼申し上げます! 細部まで丁寧に読み込まれたコメントも、頂くたびにとても嬉しかったです。
この章での展開の速さを肯定的に受け止めていただけてよかった。空白のあとの二人の姿にその間の成長が表れていればと思います。特にジュールは充実した生き方を見つけることができましたね。
二人の根底にある感情を『変わらない部分』としてしっかり理解してくださったことも嬉しいです。すれ違いを経ても芯は変わらない、考えたらすごい結びつきですね(作者が言う)。
ここまで大事に読んで頂けるのは本当に書いてよかったと思います。こちらこそ感謝しきれません。
ありがとうございました…!
編集済
最終話ホント良い。最高。私の心臓まで波打っています。ジュールの頬からこぼれ落ちたひとすじの涙……。ここが私の最絶頂感動スポットです!すべての過去がこぼれ落ちて洗われ、新しい気持ちで未来へと歩みだす彼を象徴しているように感じます。
さて!今日は授与式です。このたび柊圭介さん作『ジュールの森』が遊井そわ香2021年1月期。「最高に素晴らしかった、感動したよ賞」に選ばれました。おめでとうございます!記念のトロフィーと賞状です。どうぞ(*つ´・∀・)つ___♣□
部屋が散らからないよう、目に見えない仕様になっていますので、お好きなところに飾ってください。
柊さん、そしてひいな嬢。お二人はお手軽なエンターテイメント作品ではないですね。お二人の作品は、ままならない現実や深層心理と向き合わせてくれる「文學作品」です。楽な読み物を好んでいる人がある日、物事と向き合いたくなる。そのときお二人の作品が、きっと心に寄り添ってくれるだろうと思います。なので消さないでくださいね。カクヨムの良心であり、心に光を灯してくれる作品なのですから。
そして二人とも、何度も推敲を重ねたのだろうと思います。選び抜かれた言葉の力を感じます。無駄な重複箇所がないですし、行間からほとばしるエネルギーを感じます。私は柊さんの綴った文字にぐわんぐわん古傷をえぐられましたけれど、それぐらい強烈でした。私はエネルギーに敏感なので反応しやすいんですけれども。この作品を書いたときの柊さんのエネルギーが強烈だったのでしょうか。
そんなこんなで、二人とも自分の心のままに創作していただければ嬉しいです!
柊さんとひいな嬢の作品とお人柄が大好きです♡
それではこの辺で+(人・∀・*)+。♪
作者からの返信
遊井さん、
最終話をそのように捉えていただけてよかったです…。すごくほっとしました。
記念のトロフィーと賞状は素晴らしいレビューとともにしまっておきます。ありがとうございます!
それから、毎回渾身のコメントをくださり、ありがとうございました。とてもとても励みになりました。この作品は読む方を選ぶと作者も自覚しているので、ここまで入り込んで読んで下さったことが心から嬉しいです。やはり表に出した甲斐があったと思わせてくれます。エネルギーに敏感な方には特に重たかったですよね。コメントからこちらも色々と受け取ることがありました。お時間を割いてこうやって丁寧なご感想を書いてくださったことにも感謝です。
ちょっとだけばらすと、初稿を一ヵ月で書いて、一年かけて直しました。直し始めるととキリがないタイプなんですね ^^; ひいなさんはどうなんでしょう。ちょっと天才的なところがある方ですのでどれぐらい直されるのか…訊いてみたいですね。
遊井さんの御作は今フォローしている作品がひと段落したところでがっつり読ませて頂くつもりでいますよ。楽しみにしています。
お礼を言い切れないのですが、改めてもう一度盛大な感謝を申し上げます。
ありがとうございました!!
はぁ……読み終わってしまいました。最後のほうは展開が早くて、ちょっともったいないくらいですね。なんだかもう一刻も早く幸せにしてやりたい、とでも思われてたみたいな感じがします(笑)
ひとりひとりの背景や、それによるものの考え方などの性格がしっかりわかりやすく描かれていて、そのぶん感情移入がしやすかったです。
途中、ひょっとして悲劇で終わるんじゃないかとはらはらしましたが、最後はハッピーエンドでよかったです。
そして……いろいろと共通点がありましたが、やっぱりジュールとうちのテディ、似ている気がします。そして、コレは独り言です……そうかー、せっかく美少年出してても、うちはロックとかドラッグとか書いてるから女性にあまり読まれないんだな、納得ww(←ここのコメント欄が良い意味でかしましいことにびっくりした奴w)
ジュール、本当に幸せになってよかった!
作者からの返信
最後まで読み切って下さり本当にありがとうございます!
そうですね、最終話はこうというイメージがあって、それに向かって加速させた感じです。師範学校まで書くと話が間延びするのでそこは飛ばしました。
キャラクターはなるべく人間らしく生かしたいと思っていたので、お言葉嬉しいです。
御作のテディはどちらかというと風と木の詩のジルベールを彷彿とさせます。破滅型というか(今まで読んでいる限りの印象ですが)。ジュールはもっとフツーの男の子ですかね。
美少年ってモチーフはいっぱい使われますね。このサイトで初めて知りました。その中でロックやドラッグが出てくるのはオリジナリティだと思います、個人的には。
自分のために書いたような作品でも人目に晒してみるのはいい経験ですね。読んで頂けて本当に感謝です。
御作の続きも見守りたいと思います。
あたたかい評価も頂戴し、お礼申し上げます。本当にありがとうございました!
うわーん!
よかったねええぇぇ!!!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
さすがの国に根ざしたディテール、うらやましいかぎりです。やはり現地に住んでいないとわからないこと、多々ありますものね。
ことごとく助けを求めないジュールに何度も「このやろう!」ってなりましたけどふたりとも大人になれてよかったです。
めでたしめでたし(о´∀`о)♡
作者からの返信
みりあむ様、
最後までお付き合い下さり、本当にありがとうございました!
住んではいても時代が違うとかなり調べなきゃいけないことが多いものですね。勉強になりました。
ジュールは濃い青春を送ってしまったけど、これからは幸せになって欲しいです。
初心者の作を読んでもらっていいのかとかなりビクビクしていましたが、読み切って頂けて、とても嬉しかったです。
ありがとうございました!
何度読んでも大泣きしてしまいます。本当に素晴らしい作品を読ませて頂きありがとうございました。そしてご縁をもたせて頂いている事を心から光栄に思います。僕レビューを書くのが上手くないから読ませていただいたお礼ができないのだけれど、ずっと、ずっと応援しています。
作者からの返信
りく様、
何度も何度も読んで下さって、なんとお礼を言っていいか分かりません。
こちらこそ、こんなに大事にして頂いて、感謝ばかりです。以前の掲載時に素晴らしいレビューを頂いたときの感激は今でも覚えています。再読してもらえるって、本当に贅沢な幸せです。心からありがとうと言わせてください。
それから、ショートと短編は当分の間非公開にすることにしました。なので『嘔吐』に頂いたレビューも今は隠れています。ごめんなさい。冬の間のミニマリストということでお許しください。
またコメント欄を開けられる時を待っています。
色々、たくさん、ありがとうございます!
小学校の先生として活き活きと働くジュールを思い浮かべました。
ジュールの知性と、内面の真摯さ、愛情深さ。それらがまさに存分に活かされる場所ですね。どんなに素敵な先生だろうと想像します。
いくつも立ち塞がった険しい山や谷を乗り越えてきた二人の結びつきは、もう何があっても解けることはないのでしょうね。
どんなどん底にいても、決して互いへの想いを手放すことのなかった二人の愛情の深さ、強さ。真の愛情の尊さを改めて思います。
まさにこの物語は、澄んだ空気と眩しい木漏れ日に満ちた素敵な森ですね(*´꒳`*)✨
作者からの返信
aoiaoi様、
再読にもかかわらず、最後までお付き合いいただき、心からお礼申し上げます!
二人にはずっと幸せに生きてほしいと作者ながら思います。
いつも丁寧に読んでくださり、細かいところまでくみ取っていただけたのがとても嬉しかったです。コメントに沢山励まされました。そして渾身のレビューにも大感謝しています。
本当にありがとうございました!!!
わあ、凄く幸せな結末でよかったです!! ジュールがあんなふうに家を飛び出して故郷に帰ってしまったので、ヤンと再会できるかどうか気がかりで仕方なかったです。
悩み苦しんだ末のハッピーエンド……。゚・(>Д<)・゚。。痛みを知る2人なら何があっても支え合っていけるでしょう。そんな希望に満ちたラストシーンでした。素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
橋本様、
読了くださり、誠に誠にありがとうございます!!
この結末はすでにありまして、そこへ向かっての暗い展開でしたが、最後まで見届けて下さったことに本当に感謝です。
きっと二人は支えあって生きていくと思います。
応援やコメントなどとても励みになりました。たくさんの星も頂戴してすごく光栄です。この長い話にお付き合い下さいましたこと、心からお礼申し上げます。
ありがとうございました!
良かった……良かった……(滂沱
辛いこと、悲しいこと、数え切れないくらいありました。
取り返しのつかない形で喪ったものもありました。
だけど、これまで辿ってきた道にあった何もかもが、無駄ではなかったのだと思いました。
またジュールとヤンが再会して、あの手紙の続きを直接やりとりできたことが、たまらなく嬉しいです。
これまでジュールを酷い目に遭わせた誰より、幸せな未来がやってくるでしょうね。それが何よりです。
繊細で美しい、心震える素晴らしい物語をありがとうございました!
素敵な読書時間でした。
(レビューはまた後ほど、感想をまとめてから投稿させていただきます)
作者からの返信
陽澄様、
まずは読了頂きましたこと、本当にありがとうございます。
この笑いどころすらないひたすら暗く長い話に最後までお付き合い頂けただけでも嬉しいのに、あたたかいコメントも残して下さり、とても励みになりました。一章ごとコンスタントに読み進めて下さったことにも感謝です。長かったでしょう。毎日「あっ、陽澄さんだっ」とコメント頂くたびに気持ちが上がっていました。お時間を頂戴してしまったと思いますが、素敵な読書時間と言って下さって嬉しいです。
そして、素晴らしい推薦文を頂戴したことも感謝感激しています。「少年愛」という言葉いいですね。レビュー文、面白くって、締めるところはしっかり締めて下さって、もうほんと有難いです…!このレビューでごはん何杯もいけます。
改めて、お礼を申し上げます。
陽澄さんの御作品にまたお邪魔するのを楽しみにしております。
ありがとうございました!!
La belle foret……美しい森を歩き終えて……上等な映画を観終わった後のような気持ちです。手紙の続き、分かっていたけれどジュールに問うヤン。答えて愛を結晶させるジュール。
「一緒に生きよう。ふたりで同じ人生を歩こう」と、手を取り合えること、温め合えること、真実に尊いです。ラストで、ふたりが心から寄り添う場面。その美しさ……言葉を失うほどです(と言いながらレビューを書かせてください。熱いうちに、この感動の中で書かせていただきます。的外れの変な感じになっていましたら修正しますので、ご遠慮なく教えてください)。
ケンローチの映画は、鑑賞の際に気を付けます。
ショパン論は、先人に語り尽くされた分野で難しいかも。今は物語の中に織り込んで楽しんでいますが、未来に書けたら良いでしょうね。夢を与えてくださる御言葉、ありがとうございました。
なにより、もういちど、この物語を結晶させてくださった柊さん、ありがとうございました。
作者からの返信
宵澤様、
読了いただき、誠にありがとうございます!
決して愉快ではない展開を知っておられながら、ジュールに寄り添って、他の人物を分析して、丁寧に読み込んで下さったこと、心から感謝申し上げます。
そして、細部までちゃんと感じ取っていただいているのが伝わる沢山のコメントに、毎度頭が下がる思いでした。
こんなに大事に読んで頂けるなんて。もう一度掲載することができて、本当によかったです。
そして、素晴らしいレビューをありがとうございます。ひいなさんの熱量が伝わってきました。
この小説を幸せな作品にしていただき、心から、お礼申し上げます。
ありがとうございました!
最終話の構成が、もうほんとに凄くて…!
アランとディディエのこと、両親のこと…ひとつわかる度に、ジュールの人生が大きく波打っては落ち着いて、今のジュールの中に吸収されていくのを感じました。
神父様、色々と教えてくれただけでなく、ジュールに先の人生を提示してくれたことが…何から何まで恩人ですね!
始まりの故郷に残っていたのが素晴らしい再会で本当によかった。アランのことだけは気がかりですが…ジュールは会いに行ったのでしょうか。
そしてヤンとの再会。もうこれ以外は考えられない!というくらいピタリとハマる、必然を感じました。二人はもう大丈夫、そう信じることができて心が温かくなります。
再読できて、本当によかったです。
改めて、お疲れ様でした&ありがとうございましたm(_ _)m
作者からの返信
黒須様、
最後まで見届けてくださり、ありがとうございます…!!
再掲載するの、不安でした。でも更新のたびにすぐに読んで下さったこと、あたたかいコメントの数々にものすごく支えられました。並走者のように励ましてくださいました。いくら感謝しても足りないです。本当にありがとうございます。
そして、勿体ないぐらいの素晴らしいレビューを書いて下さり、感激しています。こちらこそ、宝物を頂戴した気分です。
沢山勇気づけられました。心からお礼申し上げます。
ありがとうございました!!
ほんとに、ほんとに良かったです。( ; ; )
ジュールは愛し合う両親の元に生まれ育ち、
何があっても生き抜きました。
ヤンとの再会に嬉し涙が止まりません。
ハッピーエンド。こうなる事を知っていたのに、何度もジュールと一緒に
悩み、苦しみ泣きました。だから今は二人の幸せを喜び、続く事を祈ります。
柊さん、この作品を書いて下さりありがとうございます。
星三つでは足りないです。もっと多くの人に届けたいです。(o^^o)
一度感動した……みんなもそう願っていると思います。(^^)
次の作品お待ちしています。(*´꒳`*)
作者からの返信
星都様、
最後まで読み切って下さり、本当に、本当にありがとうございます。
正直なことを言えば、悔しさと不安の中で再スタートしました。でもこうしてぴったりと寄り添うように更新にお付き合い下さり、再読にも関わらず物語の中に入り込んで下さって、優しいコメントを残して下さって、僕は涙が出るほど嬉しく、心強かった。もう一度掲載することができてよかった。身に余るお言葉、心から、感謝しています。
言葉に尽くせません。ありがとうございます…!!
編集済
悲しい結末を迎えた人もいるけれど、ジュールさんはやっと耐えぬいて自分の居場所を得ることができたのですね。
学校の先生とは思いつきませんでした。神父様、なんて素晴らしい提案をしてくださったのでしょう!
ヤンさんも諦めないでいてくれてよかったです!
あのままお別れだったら切な過ぎるとハラハラしましたが、さすがジュールさんが惚れ込んだだけの方です!
本当に、こんな苦境にばかりさらされたのに、ジュールさんが心の芯まで堕落せずにいられたのは、神父様が仰るように彼の強さだと思います。
自分で気づいていないようですが、それも含めて魅力なんですよね。
美しい文章で人間の内面までしっかりと描かれている良作でした。
この物語に出会えてよかったです。素晴らしい読書時間をありがとうございました!
作者からの返信
五十鈴さん、
最終話まで見届けてくださりありがとうございます!ここまで長い道のりでしたが、ようやく自分の場所を得ることができました。本人の知らない間に故郷でもいろんなことがあって、時が流れていて。でもこの神父がいてくれたのはこれからのジュールの人生にとって大きな後押しになりました。
ヤンもブルジョワの子息から、やっとひとりの独立した男になれましたね。これからはもっと深いところでお互いを支え合う関係になれると思います。
人生の深淵ばかり見て生きてきたジュールですが、満身創痍になっても善良さを失わない、というのは本来の強さなのかもしれませんね。
暗い展開ばかりで、文章も未熟で読んでいただくのが恐縮だったのですが、とても励みになるご感想と、身に余るレビューをいただいて本当に光栄です。
こちらこそ心よりお礼申し上げます。ありがとうございました!