ヤンがフレデリックへ向けた銃口には驚きましたが、ジュールを思うヤンの言葉は胸に迫りました。
そうです。こんな行動をさせているのは他でもないフレデリック、あなたです。
ヤンが外してくれたから良かったものの、本当は撃ち殺したいほどだったはず。
衝撃的なシーンですが、ヤンの行動には拍手を送りたい気持ちです。
さりげなく存在したフェルナンの態度にもグッときます。
作者からの返信
驚かせてしまってごめんなさいm(__)m 落とし前をつけるといいますか、このシーンはどうしても入れたかったです。ギリギリのところで殺さない、でも伝えるべきことは伝えるという。仰るとおり本当は撃ち抜きたかったと思います。
フェルナンはあまり出番はありませんが、ヤンにとっては大きな理解者です。ここでも黙って見守ってくれました。地味ながら存在感を感じて頂ければ嬉しいです。
柊圭介様
その後、ご体調はいかがでしょうか?
フランスの猛暑が和らいでいると良いのですが。
星都ハナス氏の仰るとおり、寒暖差アレルギーの影響もあるのではないかと思います。どうか、現在は健やかでありますように。
ヤンがフレデリックに銃口を向けた時「やれ! 絶対に外すな!」と願いました。自分がヤンなら躊躇なく撃っていました。たとえ人殺しとなろうとも後悔はしないと。それほどフレデリックへの私の怒りは怒髪天を…貫いておりました。致命傷を負わせられないまでも身体の何処かを撃ち「今後ジュールに汚いマネしやがったら、次はおまえの腐った脳漿を地面にぶちまけてやる! よく憶えとけ。俺は何処までもおまえを追いかけて、必ず殺る!」と言わせて下さいっ<(_ _)> この不穏なコメントは削除していただいてもかまいません💦 私の人間性もどうぞ疑って下さい。ジュールがつらい目に遭うたびに、いつも泣いているので少しくらい…スカッとしたい! ずっと、この元凶(フレデリック! おまえのことだ‼!)が許せません。
ヤンもフェルナンは本当は神を捨てていないかもしれない。しかし、私はとっくに捨てた…と言いたいです。
作者からの返信
ブロッコリー食べましたさん、
はい、だいぶ良くなりました。猛暑はすっかりどこかへ行って今は涼しいです。暑さよりも気温差が油断できませんね。お気遣い恐縮です。
本編ももうここまで読み進めてくださりありがとうございます!「殺してしまえ」というお気持ちはものすごく分かります。本当にそうしたいところですよね。ただ殺してしまうとフレデリックの罪まで一緒に消えてしまうような気がして、生かしておきたかったです。これは作者として。ヤンとしても本当は撃ち殺したかったでしょうが、でも外すことで自分の中に呑み込んだのでしょう。死んでしまえば終わりですが、闇を心にしまったまま生き永らえるのもいやあな人生かなと思います。このあとフレデリックはもう一度登場しますが、そこで書けていれば幸いです。
PS 「オルラ」もちょっと後味が悪かったですよね。喜劇だとよかったんですが。なんだかすみません(-_-;)
編集済
ああ、お見事っ!
前話を読んで勝手に悩み苦しみ困り果てていた私ですが、ヤンは揺らぐことない太陽でしたっ!
どす黒いような怒りすら、燃やし尽くして純化してみせ、その全てを自分のなかに留め置くことを選んだ。忌まわしい過去ですら受け入れた。フレデリックを殺そうと思えば殺せた。殺すことを恐れはしなかった。ただ、おそらくジュールのために、殺さなかった。その美しい魂を、汚すことだけを怖れた。
もう、感動でくらくらしてしまいました!
ところでギヨーム、エドガー、フェルナンのお三方。なんといいましょうか、ヤンとジュールに代わり、盛大なる感謝をお伝えたいですっ!あなた達のお陰ですっ!!
・・エドガー・・。
いや、まだ物語は途中ですね!安心しちゃいけませんね!
作者からの返信
光栄なお言葉、感謝感激です!m(__)m ヤンの内面をここまで読み取って頂けてもう嬉しい限りです。僕の代わりにすべて言ってくださったような……なんだか行間まで読んで頂いているような気がします。緊張しますね(^^;)
ギヨーム、エドガーとフェルナンの名前を挙げてくださって嬉しいです。この三人は僕自身とても気に入っております。フェルナンは出番が少ない分、ヤンの理解者として存在してもらえたらと。エドガーは色んなものを背負って行ってくれたように思っています。ちょっと残酷でしたが……。
このあともあたたかく見守って頂けたら幸いです。本当にありがとうございます!
フェルナン……!もしかして、この状況を察して見守っているのかなと思いながら読み進めて、ラストで最高の余韻を味わいました。格好いいですね。ヤンの行動にも、とてもスカッとしました。
初恋の章では雰囲気の甘さにこちらまで幸せな気分になり、罠の章ではどうか早くこの地獄を抜け出してほしい、と祈るような気持ちで読んでいく中で、差し出された手に美しい希望を感じたりしていました。
ヤンとジュール、波乱の人生を歩む二人の物語がどこへ向かっていくのか。折り返しを過ぎて残り話数が少なくなってきたことに寂しさを感じながら、引き続き追いかけていきます。
作者からの返信
一初さん、
こんなに沢山読んでくださってありがとうございます!読んでもらえる喜びとともにこんな暗い話で大丈夫かなと不安もあったのですが、コメントを頂いてとても嬉しいです!
フェルナンはあんまり登場はしませんが、大事なところを押さえてくれる役割にしたかったです。ヤンの理解者という立場でしょうか。
これまでの展開も色々ありましたね。寂しさを感じてもらえるなんて光栄です。二人に共感してずっと追ってきてくださりありがとうございますm(__)m
追い詰め方がカッコいい❣️
フレデリックは死ぬほど怖かったことでしょうね。なんならちびってたかもしれないと思うと胸がすくおもいです!
でもこんなくらいじゃ足りませんよね!ぶっ殺してやりたいってヤンは本気で思っていたと思います。
でもどんなにビビらせたところでもう戻ってこないんですよ美しかった過去は。悲しいです。
作者からの返信
かなり分かりやすい報復の仕方ではありますが、カッコいいを頂き嬉しいです!目の前で猟銃に弾を入れられたらぞっとしますよね。ヤンの目も相当ヤバかったでしょうね。さすがのフレッドももしかしたらちびったかも知れません。
本当は撃ち抜きたいところだったと思います。わざと外したとはいえ、こうして脅したことさえ後味が悪いでしょう。こんなことをしても戻らないものは戻らないですよね…。
編集済
まさかのヤンの猟銃!
殴り合いどころじゃなかったー!
ヤン、ワイルドすぎるぅーー!!
皆の感想、面白いですね!フェルナンが気になるって分かります。良い大人です。
ヤンの情熱的でありながら冷静さも持ち合わせるところに、グラッときてしまいました+.(*´pωq`)゚+
ヤンの男前さをジュールに伝えたい。ヤン、かっこ良かったよ♡
作者からの返信
ヤンの性格また出てますねえ。猟銃かよ、ですよね。
作者はフェルナンを気に入っています。黙って坊っちゃんを見守る大人、渋いですよね。
「情熱的でありながら冷静さも持ち合わせる」ありがたいお言葉。見えないところでこんなことがあったとは、よもやジュールも思いますまい。
フェルナン、素敵な男性ですね。
彼は「何も見ていないし、聞いていない」のですね。
これからを期待してしまう、清々しい報復でした。ありがとうございます。
作者からの返信
豆ははこさん、沢山読み進めて下さりありがとうございます。
フェルナンはあまり出てきませんが、ヤンの一番の理解者として書きたかったです。
報復。ヤンにはこの方法しかありませんでした。清々しいと捉えて下さって安堵しています。
こちらこそ、お付き合い下さりあたたかい評価まで大変感謝しています。ありがとうございます!m(_ _)m