楽しく遊園地を巡るボクと彼女。人ごみを避けた先にあったのは、古ぼけたメリーゴーランドだった。彼女と一緒にいられることに喜びを感じるボクだったけれど――。途中であなたは必ずハッとさせられ、もう一度最初から読み返したくなるはず。二度、味わって頂きたいストーリーです。
自主企画『三つのキーワードで小説を書いてみませんか【「メリーゴーラウンド」、「缶詰」、「ストロー」】』参加作品。一緒に居たいと想う気持ち。一緒に居るせいで君を傷つけるかもしれない恐怖。今だけはと手を伸ばす願い。主人公のさまざまな気持ちがぐるぐる回る。