7.Fleeting Blacksmith.
「んっ……?」
美波がベンチから目を覚まし身体を上げる。先程まで遊んでいた子供達の姿は無かった。太陽は真上でより燦々と輝いていた。
すぅ、と風が吹き周りに生えている木々の葉を揺らす。緑色の葉は生い茂っており美波に夏だと実感させた。
彼女はなんとなく身体を動かし跳ねてみる。
身体は不思議と何時もよりずっと調子が良かった。体が浮きそうな位軽く成り全身に力が漲る感覚だった。
今は全く飢餓感が美波には無い。彼女にとって食欲が無いのは生まれて初めてだ。満足感に包まれ初めての感覚に心踊らせた。
通りで気分が良い訳だ。何故自分がこうなっているかを思い出した。
「七之瀬君か………!」
刀剣を握った自分と同い年の子供の姿を思い浮かべた。初めて食べた彼の物は極上だった。今まで食べたどんな物よりも美味であり自分を満たしてくれた。
「どうなってるどうなってる。何であいつは身体にリスクがある素振りすら見せずに能力を使った?それに刃が考えた奴には必ず欠点、形が存在した筈だ。あんな万能とも言える能力なんて作った記憶は無い。忘れているとしてもあんな強力なら絶対に、俺の刀剣鍛冶と同じレベルで記憶している。最初は俺がまだ三次元に居た時の夢に干渉してきた。既にあの時から二次元世界に取り込まれたのか?それに元々この世界は刃が考えた能力と一致し過ぎているし俺の刀剣も創り出せている。そうなるとあの刀剣の世界での一億年の日々はどうなってる?世界は繋がっているのか?時間は絶対だ。止まる事も戻ることも無い………いや奴には刃の常識は通用しないか」
その当の本人は頭を両手で抱えボソボソと何かを大量に発していた。
美波には端々に聞こえる単語が気になるが何なのかは一切分からない。記憶やら刀剣やらと自分の能力が全く関係無い事だけは分かる。
それら刃の姿の次に目が言ってしまったのは彼の服だ。大部分が焦げており意識が無くなってしまう前に見た赤い服装の姿は無く大半が黒くなっていた。
火事でもあったのだろうかと思ったが本人には火傷跡らしき物も無く遊具や地面も何も変わりなかった。
「し、七之瀬君?」
突っ立ていても何にも無い、それにもう時間帯は昼なので美波は刃に話し掛けようとする。
先程まで食べようとしていた人間に普通に話し掛けようとする時点で彼女も大概だ。
「…………………………………」
刃からの返答は無し。今彼は自分の脳内で忘れてしまった記憶を探ろうとしている。過去の自分が全く考えた記憶が無い能力について知りたいからだ。
形に囚われず文字通りそのままの現象を操れる能力なんて物は刃が考えた能力の中では存在しない。
二分掛けてそれを彼は理解した。それと同時に、やっぱりイレギュラーと言う物は存在するのかと。
彼自身も充分イレギュラーだが桜の女、奴はそれを遥かに越えている。彼女の目的も詳しい情報もあまり無い。
だが彼女は目的の為に刃を利用しようとしている事は確かだ。全部が全部彼女の思い通り、台本通りに成っている状況。
まだ始まったばかりだが確かに彼女の想定通りの展開。
だから刃は奴に名を着けた。
『
機械仕掛けの神、奴にはその名前がお似合いだろう。だが名を着けようがどうでも良いのだ。これ以上考えても意味が無い。
はぁ、と刃は溜息を吐いた。どう足掻いても奴を探す術も対抗出来るだけの肉体も無し。手立てが何一つ無い状況である。
彼は諦め昼飯の時間と呑気に公園を出ようとする。もうどうしようも無いのだからどうでもいいやと思考停止する他無い。
「七之瀬君聞いてる?」
「?…」
そんな彼を呼び止めた少女がいた。そんな彼女の方に適当に顔を向けるのも直ぐに止め帰ろうとする。
今の彼はテンションが下がり続け他人を拒絶気味に成っている。そんな刃の習性を美波は知る由も無い。
「何?ドンパチすんなら俺が死んだ後にはしてくんない?」
「そ、そういう事じゃ無くて」
「じゃ何?今すんごい気分悪いし人殺しの側に痛くない上腹減ってるんだけど」
この男急に辛辣である。彼は今思考放棄していても苛つきは止まってなど居ないのだ。
「私が寝ている間に何かあったの?服が所々焦げてるみたいだけど」
この少女も刃の辛口言葉を華麗にスルー。自分の聞きたい事を聞いている。しかし刃にとっては美波に話しても全く意味が無い事なので話さない。
「あーハイハイ何にも無いですよ」
「むー」
「気色悪い」
「酷いっ!」
「知るか」
「………」
今まで以上の余りの対応の酷さに美波も頬を膨らせてしまう。そこまで言わなくても良い筈だが言ってしまう刃もあんまりだ。
「うるせーなー」
直ぐ様脚を動かし公園から出る。先程の美波との戦闘での同じスピードで地を踏み抜く。
刃の視界は次々と木々、建物と映るものが変わっていく。歩道を歩く人、道路を走る車。
速くて大きな鳥だと見る人はそういう思うだろう。そこら辺の事もご都合でなんとかなってしまう。薄々刃も勘付いていた。
その一つ一つはアニメ調であり産毛も汚れも細かな物は一切存在していなかった。
刃はこれを見る度に嫌気が指してくる。そんな彼を同じスピードて追い駆ける人間が居た。
そんなの周辺の能力者である美波以外にはいないのだが。しかし彼女の身体能力は大幅に下がり元に戻った筈だ。
にも関わらず彼女が刃に追い付けいるのは彼女が暴獣を使いブランコの容量で空間を移動しているからだ。
建物と木を傷が着かない程度に暴獣に咥えさせ振り子の様に自身の身体を前進させていた。
「しーちーのーせーくーん!」
彼女は大声で彼の名前を呼ぶ。それに刃が反応する事無くあっと言う間に家へと辿り着く。
「ただいま!」
玄関に近付くなり扉を勢い良く開け家に逃げようとする。
「おかえりなさい。随分長い間遊んできたわね。美波ちゃんでも居た?って本当に」
扉を開けるなり母が居た。しかも冗談で言ったことが今実際に起きている。それに口を開けポカンとしていた。
「こんにちは七之瀬君のお母さん」
「え、ええこんにちは美波ちゃん」
それにちゃっかり美波も玄関に辿り着いていた。刃は母に手を出さないかと警戒するが美波が何もしないという意味なのか小さく手を振ってくる。
「美波ちゃんもうお昼だから親御さんも待ってるだろうし送ってこうか?」
「いえ大丈夫です。母も仕事で忙しいし何時も一人で食べてるし帰れるので」
「なら家でお昼ごはんでも食べてって」
「本当ですか!?ありがとうございます」
「刃の初めての友達だもの」
「だから友達じゃないって言ってるじゃん」
更にはお昼まで食べていくらしい。余計な事をと呟く刃は焦げたパーカーを隠すように畳んだ。
赤い半袖シャツに成り二階にパーカーを仕舞いに行く。美波はそんな刃の服装を見て刃の母に疑問を聞く。
「七之瀬君って赤色が好きなんですか?靴や靴下も真っ赤だったから」
美波の疑問も真っ当だろう。あそこまで色を統一している人間等その色が好き以外に有り得ない。
ファッションも御洒落も何も無い服装しか刃は着ない。まぁ幼稚園児にファッションを求めるのもお門違いだが。
「刃は色んな色が好きなのよ。だから毎日違う色にしてるの。男の子なのにピンクの服だって着てるのよ」
「そうなんですか……」
その事に美波は小さな驚きをしていた。ぎらぎらに尖ったナイフみたいな性格をしている刃がそんな色をした服を着ている事に。
彼女は刃のクローゼットの中がどうなっているのか少し気になり出した。
「ほら美波ちゃん来て来て」
燈子が美波を手を引っ張りリビングへと連れて行く。リビングに入った美波はもう一人の人間を目にした。
「おや」
「貴男、この前言った刃の友達の美波ちゃんよ」
「黒滝美波です。以後お見知りおきを」
「これはこれは僕は七之瀬健二。宜しくね可愛いお嬢さん」
「ふふふありがとう御座います」
「やっぱり黒滝グループの子なんだね」
「私のお母さんの会社を知っているのですか?」
「それはそうさ。幅広い分野に対応した日本を代表する会社じゃないか。多分知らない人間は居ないと思うよ」
「へぇそうなんですね」
「?知らないのかい」
「お母さんはそういった事話してくれないから」
そう美波の母は何も話してくれない。何をしているのか、どんな仕事をしているか。自分の事を何も教えてはくれない。
それは美波の母が自分の娘が可笑しな事を知っているからだろうか?それを知るのは本人以外知る由もない。
「取り敢えずご飯でも食べましょう」
パンパンと仕切り直しとして燈子が手を叩き美波を席に着かせた。
「刃ーご飯よー」
燈子の呼び掛けに刃も応じて降りてくる。リビングに入ると美波の顔を見るなり嫌そうな顔をした。
それと同時に美波もむっと顔を顰める。こんなやり取りは以前にもしたのだ。よくお互い飽きない。
取り敢えず彼は美波の隣に座る。美波はじっと刃の方を青い瞳で見詰める。それを当然刃は無視。
「………うう、む」
それを見た健二が困惑する。家の中でも無表情だがここまで相手にしない事は無かった。
だからこんな刃を初めて見るのだ。だが美波を見て頑なに刃に構ってもらおうとしている姿を見て納得する。
だから刃の友達に成れたのだと。本人は認めては居ないが少なくとも美波の方は刃を
そう思うと微笑ましい事だと健二は感じた。初めての子供の初めての友達。どんな形であれ嬉しいものは嬉しいのだ。
「お昼はカレーよ」
「おっ」
燈子が机にカレーを運んでくる。それを懐かしそうに刃が目を見開き口を開けていた。
カレーも彼が精神を安定させる為によく作り食べていたものだ。カレールー、具材で出来た刀剣を編み上げた鍋で作っていた。
刀剣使徒との戦いは物凄く体力を消耗する為一戦する毎に大量の食事を摂取する必要があった。
カレーは単純で刃自身も好きだったので腕前はこの一億年で一級品を作れる様になったのだ。
そんなこんな取り敢えず彼はカレーが好きという訳だが傍また刃の珍しい反応を美波は見つけてしまった。
(ふーん、七之瀬君ってカレー好きなのかなぁ?)
これを刃が聞いていたら益々気味悪がるだろう。
「いっただきま〜す!」
刃は美波がそんな事を思っているとは欠片も思わず好物にありつけていた。自分で作った物とは違う味なのでスプーンがよく動く。
「頂きます」
美波も小さく手を合わせ食事を始めた。一口一口が小さく刃とは正反対だ。
「こらゆっくり食べなさい」
健二がガバガバとカレーを飲み干している刃に注意を促す。が、刃の皿は既にカレーの姿は無く彼の腹の中に収まってしまった。
「おかわり!」
休む暇なく次の皿を求めた。彼はイライラを食欲を満たす事で押し潰していた。変な女に絡まれ、クソ運営にあしらわれ今日は散々だった為、後三杯は食べるだろう。
「………」
一方美波は食べるスピードが遅かった。これは女児だからと言う訳では無い。彼女はもう∞エネルギー以外の物質を取り込んでも何の欲も満たされない。
「美波ちゃん、もしかして美味しくなかった?」
「いえ、とっても美味しいと思います」
「それは良かったわ」
余りスプーンが進まず表情を何一つ変えずに食べている美波の様子を見ていたと燈子が不安になる。
美波はそれに思いますとだけ述べた。これで燈子の質問を回避した。
これが暴餓者の弊害である。普通の食事を行えない。味覚もそれだと機能をしなくなる。
過去の刃が考えた能力には刀剣鍛冶以外は日常的な支障を起こしてしまう。これもその一例だ。
「御馳走様でした」
美波も食事を終わらせる。その間に刃は四杯はカレーを食していた。健二も燈子も完食し休日の昼ご飯は終了する。
自分以外が食事を終えた様子を見て美波は思ってしまう。普通の食事が出来て羨ましいな、と。
彼女は産まれ付き普通の食事をする意味も無く只々満たされぬ飢餓感に苦しむだけだったのだ。
「……」
刃は彼女の少し悲しそうな顔に気が付く。彼とて幾ら彼女が苦手とはいえ思う所が無い訳では無い。
やはり全能者を追わなければならない。そうしなければ刃は元の世界に戻れない。それにこの世界の真相を知るべきだ。
食事の休憩として思考に耽る。今自分が何をすべきか。
(先ずは肉体に刀剣鍛冶を熟練させなければならないな)
今の刃の肉体は余りにも幼すぎる。鉄刀剣を等金属系を精製出来なければ話にならない。その為には毎日刀剣を精製する必要がある。
(はぁ)
内心溜息を吐いてしまう。またあの地獄の日々を少しマシだが辛い事に変わりは無い。世界は変われば居る存在も変わった。
「ねぇ七之瀬君」
「?」
当然美波が刃に話し掛ける。珍しく彼が彼女に対して反応する。
「この後私の家に来ない?私も七之瀬君の家に入れてもらったし。お母さんも会いたがってたの」
「………………………」
女子の家からの誘い。普通の男子なら興奮気味にホイホイと誘われるだろう。相手は幼稚園児だ。
それに刃は警戒心が高まる。彼女とは出来るだけ関わりたくない。十中八九何かしらのイベントは起こる。
だが母だけ殺していないのも気になる。美波は父親についてもよく知らないと言っていた。
彼女の父親は能力者だったのかどうかは彼女の母が知っているはず。
関われば禄なことがない、刃の中でその言葉が葛藤する。
──私に会いたい?
──なら能力者にあって
──世界を知って
彼の中で全能者の言葉が再び再生される。刃が今の状況のままで良いというのなら絶対に行かないだろう。
しかし全能者はそれを許さず後になって代償がやってくる。
刃はどうしても過去の自分を知りたい、元の世界に帰りたい。
否が応でも彼女の言う事を聞く他ならないのだ。
(彼奴の言う事を聞くのも嫌だけども行くしかない)
そんな状況だからこそ強気に出ようとする刃。
「ん、分かったよ」
「…!…えへへ」
刃の以外な返答に頬を緩ませてしまう美波。まともに受け応えしてくれたのが初めてだからか。
本人の目的は別としても美波も嬉しいのだ。
「んじゃ行ってくるよ」
「失礼の無い様にね」
「ハハハ刃は荒っぽいからなぁ」
「ふふふさぁ行きましょう」
「ハァ」
今日も刃は溜息が多くなった。
◆◆◆◆◆
今の夏、日が昇っている時間が一番長い時期だ。
午後になり丁度良い日差しが辺りを照らす。ビルや建物の窓はその光を反射し鏡の様に反対側を写す。
大風祥市、何処とも分からぬ都会の一つ。東京と並ぶ刃以外が知らない代表的な町。
刃が調べる気も無かったがこうやって周辺以外の場所に行くのはこれが初めてだった。
前世からも変わらず違う場所に行く事も無かった為本当に初めてだ。
「いや〜ビルが並ぶと絵になるなぁ」
彼の視界は常にアニメとなっており止まれば動かない背景が歩くと横に動いていく。
汚れ一つ無い建物は歴史的価値が無かろうが周辺の人間にとっては美しくなくても刃にとっては皆美しい。
「七之瀬君ってまた着替えたの?今度は橙色、そこまで行くとミカンみたい」
クスクスと隣を歩く刃を見て笑う美波。彼女の言う通り今の刃は黒よズボン以外は橙色だ。
靴からパーカーまで彼の前世からの習性だ。尤も今の彼自身何故自分がこの様に毎回服を変えているのかは忘れている。
「?」
美波に言われ改めて刃は自分の服装を見てみる。黒いズボン以外は本当に橙色だ。
こうしてよく考えると何故こんな格好をしているのか疑問符を浮かべてしまう。
ま、どうでもいいやと結構大切な事を切り捨てる。
そうして美波の家へと向かって行く。長い事町を歩き何時しか視界からは建物が消え去り緑色の木々に移り変わった。
「まだ着かないの?」
「後もう少しよ」
流石に同じ光景を見ればダレてくる。森に入ってからはずっと木々しかない一本道。
この光景に罠では無いかと疑ってしまう。
今歩いている道は草が生えて居らず薄い黄土色でしっかりと道だと区別出来る。
周りは多くの木々で囲まれており太陽の光が葉の間から漏れている。光を妨げる物が無いこの道の先が見える。
「ん、」
やっと刃の視界に目的の場所が現れる。
「!」
現代には合わぬ様をした和式の家。庭園は広く草が生い茂りその中心に立つ家は豪華絢爛と言う言葉が似合う。見る者の動きを止めてしまう位その家は美しかった。
家は大きく何処まであるかは一目見ただけでは分からない。
思わず動かしていた脚を止めてしまう刃。恐らく自分でも前世も含めて今まで見た事の無い建物だった。
「どう私の家は?」
刃の反応に彼女は口に手を宛て笑っている顔を隠す。
何時もの刃では見れない反応だ。それだけでも連れてきた甲斐があると彼女は思った。
「ようこそ黒滝の家へ」
呆然としている刃の前に美波は両手を広げて出て来る。
家と共に写る少女は驚く程映えていた。彼女自身の大人びた雰囲気も伴いその姿はとても美しい。
(エンドカードの一枚絵かよ)
と思ってしまう位に刃も認めざるを得なかった。
「ただいま」
「お邪魔します」
美波の家に玄関から入っていく。中を見ても豪華さは変わらず相変わらず刃は驚くばかりだ。
「おかえりなさい美波……あら」
廊下から一人の女性が出て来た。
紫掛かった腰まである有り得ない位長く一つに纏められた髪。此方も同じく紫色がベースで様々な花が描かれ赤い帯が巻かれている和服。
顔立ちも美波と似ており大きな赤み掛かった瞳をしている。美波がサファイアなら彼女はルビーだろう。
ここから分かる通り歩いてきた女性は美波の母なのだろう。
しかし彼女の瞳にハイライトは無かった。これは美波が暴餓者Ⅰの時の目によく似ている。
「貴方が美波の言ってた刃君ね。私美波の母の黒滝美月です。宜しくね」
「お邪魔してます。七之瀬刃です」
(……!この女ハイライトが無い!?)
内心刃はやっぱり何かあるのかと舌打ちをする。
(能力があるかどうかは良く分からないが地雷に変わりはないか……)
美波の時点でかなり関わりたくなかったが母である美月を見た時点で刃の警戒心は最大にまで上がった。
「そんな緊張しなくても良いんですよ」
「あっはい」
そんなハイライトの無い目で言われて出来るかと内心毒づく刃。
この世界の住人の瞳は少なからずハイライトがある。しかし彼女にはそれが無い。
その事が何を表すのかは病んでいるか目に病気があるか等ソコソコパターンは存在する。
(この家についてやっぱり良く調べる必要があるのか?)
刃は改めてこの黒滝家という謎の家を調べる事にした。
Evolution.Xeno.Ragnarøk.《二次元転生》デメリット付き最強異能を手にいれたが結構辛い。 @evolutionrevolution
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