馳せる想い

辿る道程に伝う悲しみの涙 何故温かいのか


微かな夜の匂いに染み付いた それは知るべく一つの理由


幾つもの遠回りでも 一番傍らに存在した幸福


無くなることに恐怖など芽生えたことはなかった筈だ


だけど何故涙が


滲んだ光が頭上には輝いていて


まだ幼い記憶が 素晴らしいあの帰路を蘇らせる


もしも今 永遠という言葉で救われるなら


この温もりを一瞬でも長く想い続けていたい


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月下の詩(うた) 宇宙音 @tsurusawa22

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