ある日、俺が出会ったのは美少女・・・のロボットだった。

　地方の大学に通う夜霧春斗は19歳になったばかりの青年である。講義が一緒になったときに話す友達はいるが、恋人はいない。女子と付き合ったことなど一度もない。基本的に彼は話し上手ではなく、気弱なのである。だがそんな彼でも彼女は欲しい、そう思っている。どうにかして20歳になるまでに彼女を作らねばと思っていた彼のもとに現れたのは
「こんにちは。私はセレナ。あなたの彼女作りを手伝います」
美少女・・・・・のロボットだった。一体どういうことだ？
そして成り行きでセレナと同居することに。さらには彼女を作るのを手伝ってもらうことにもなった。だがセレナは全くロボットという感じがしない。現代の技術はこんなにすごいとは・・・。
これは美少女ロボットのセレナとヘタレ大学生春斗が紡ぐ、春斗に彼女ができるまでの物語。