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2021年3月22日 02:11
非常に楽しい、いや、ハラハラ、ヒリヒリするような展開は、彼の過去のこころの瘡蓋に覆われたような傷口の下。と言うのも、なかなか意外な物でした。憑き物が落ちたのではなく、それで完全体になった。というのも、私的には、なんとなくわかるというか、ああ、そういうのもある。という感じですが。ハッピーエンドにちゃんと持ってくる手腕も、なかなか流石です。あと、蛇足ですが人工知能と神様について。私見ですが、人間は神様の様な人工知能は作れないと思うのです。恐らく実現可能なのは、何かの具体的な処理対象を持ちうる人工知能だけだと思います。よくマスコミは〇〇の神様。みたいな書き方をして特定の人物を神格化するけど、人は神様には、絶対になれない。人間が作り出す人工知能は、どこまで行っても神様にはなれない。たとえ「彼ら人工知能」が自分で自分を作り変えるようになっても、それは神様足り得ない。ここを書き始めると、収まりが付かないので、止めておきます。追記:神のお酒も、人工知能では作れないと私は思う。シンギュラリティを経た人工知能が生命の神秘を残らず解明しうるのなら、出来るかもしれない。しかし、解明出来る事と、それが実際作れるかどうかは、全くの別問題。続きを読むのも楽しみです。
作者からの返信
ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。かなりハラハラした展開があったとは思いますが、腑に落ちるラストであったようで、嬉しい限りです。お話、うなずけるところが多いです。実際この世にあふれる『神様』自体も人間の創造物であり、有史以来その時々で、人間の志向する何らかの役割を果たしてきたかに過ぎないと思います。そんな人間が創る『神』は、やはり全知全能ではありえない。仰る通り、何か具体的な処理対象に対し何らかの役割を果たすツールの域を出ないものになるでしょう。追記に:神のお酒を人間は作って果たして満足出来るのかと言うことですね。本作でも論じていますがもし作ったとしても、認められるかどうか。ワイン、ウイスキー、日本酒…それぞれの国のエトスとアイデンティティがあるからこそ、お酒は美味しいし、楽しいのでしょう。でも、解明は面白いし、出来たなら味わっては見たいと思います。(なにがしかの文句は出そう…)続きもぜひお楽しみ下されば、幸いです。
2021年1月5日 19:10
>探せば『違う』しか判らない>でも想えば『好き』は通じるいい言葉ですね。確かに自分と他人の間で、みんなこの2つをしているのかも。>表現したい言葉が見つかったんです。確かに愛するということも表現の一つかもしれませんねー。
「好き」を信じるために、「疑う」それで分かるのが、お互いの「違い」だったりするのですな。「違い」を理解して乗り越える力が、九王沢さんが最後に見つけた言葉だったりします。本編表題作品、終わりまでお読みくださりありがとうございます(..)
2020年7月4日 21:11
うわぁ面白かった
最後までお読み下さりありがとうございます(..)ここまでお楽しみ頂けて嬉しい限りです。
非常に楽しい、いや、ハラハラ、ヒリヒリするような展開は、彼の過去のこころの瘡蓋に覆われたような傷口の下。と言うのも、なかなか意外な物でした。
憑き物が落ちたのではなく、それで完全体になった。というのも、私的には、なんとなくわかるというか、ああ、そういうのもある。という感じですが。
ハッピーエンドにちゃんと持ってくる手腕も、なかなか流石です。
あと、蛇足ですが人工知能と神様について。
私見ですが、人間は神様の様な人工知能は作れないと思うのです。恐らく実現可能なのは、何かの具体的な処理対象を持ちうる人工知能だけだと思います。
よくマスコミは〇〇の神様。みたいな書き方をして特定の人物を神格化するけど、人は神様には、絶対になれない。
人間が作り出す人工知能は、どこまで行っても神様にはなれない。
たとえ「彼ら人工知能」が自分で自分を作り変えるようになっても、それは神様足り得ない。
ここを書き始めると、収まりが付かないので、止めておきます。
追記:神のお酒も、人工知能では作れないと私は思う。
シンギュラリティを経た人工知能が生命の神秘を残らず解明しうるのなら、出来るかもしれない。しかし、解明出来る事と、それが実際作れるかどうかは、全くの別問題。
続きを読むのも楽しみです。
作者からの返信
ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。かなりハラハラした展開があったとは思いますが、腑に落ちるラストであったようで、嬉しい限りです。
お話、うなずけるところが多いです。実際この世にあふれる『神様』自体も人間の創造物であり、有史以来その時々で、人間の志向する何らかの役割を果たしてきたかに過ぎないと思います。そんな人間が創る『神』は、やはり全知全能ではありえない。仰る通り、何か具体的な処理対象に対し何らかの役割を果たすツールの域を出ないものになるでしょう。
追記に:神のお酒を人間は作って果たして満足出来るのかと言うことですね。本作でも論じていますがもし作ったとしても、認められるかどうか。ワイン、ウイスキー、日本酒…それぞれの国のエトスとアイデンティティがあるからこそ、お酒は美味しいし、楽しいのでしょう。でも、解明は面白いし、出来たなら味わっては見たいと思います。(なにがしかの文句は出そう…)
続きもぜひお楽しみ下されば、幸いです。