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2021年3月19日 13:51
遥か、もう30年ほど前に、とある仕事で人工知能で解決できないのかと、やっていた事があって、まだ若き駆け出しに毛の生えた程度のコンピュータ技術者だった私は、きっと人間と全く同じ思考ができる、そしてそれは「職人」のような「モノ」が出来ると、その当時の部長と居酒屋で盛り上がっていたのを、懐かしく思い出しました。ただのエキスパートシステムでは、解決できない。本当の人工知能が必要で、でもその当時のコンピューターの能力では難しかった。でも、性能が上がっていけば、きっと出来る。それは人の思考をそのまま、休むことも疲れる事も知らない、一流の職人の思考と感情が、再現できる。しかし、それでも、そのシンギュラリティーはずっと先だろうと、あと100年くらい先だろうと、そう思っていました。私は人工知能の専門家じゃなく、どちらかと言えばもっと泥臭い技術の方で食べていたので、そこにあったのはただの直観。それでも、コンピューターは人間を凌駕するのだろう。たぶん100年も有れば。そう思っていたあの頃。が、時が流れてみると100年よりは短いんだ。半分なんだと言う現実。その時に、一体人類は、どんな言葉を語るのか。どんな物語が紡ぎ出されるのだろう。そんな事を、このお話を読んでいながら、考えさせられました。
作者からの返信
興味深いお話をありがとうございます。ある種極論を言えば、コンピュータを含むすべてのツールは、人間の能力の延長線上にあるもの、つまりは人間の似姿なのかな、人間そのものを最終的な目標として存在しているものなのではないかと、改めてお話をうかがって、考えが及びました。シンギュラリティと言う言葉は、しばらく前に登場して、それがゴールのように設定されていますが、人間と言う生物の『生き様』と言うものはまだそう簡単にどこかへ到達するものではないと、信じたいです。いつでも『可能性』が人間と言う種の存続を、決定してきたわけですから…
2020年12月12日 21:51
フランケンシュタインの話から、気づけばホーキング博士まで登場!九王沢さんの話、半分もわかってないかもだけど面白い☆
引き続きお読み下さりありがとうございます(..)突っ込めない九王沢さんのお話、どこまでも広がっております。那智くんとも何となく話が合ってきますが、これはあくまでデート。これから展開も動いていくと思います…
遥か、もう30年ほど前に、とある仕事で人工知能で解決できないのかと、やっていた事があって、まだ若き駆け出しに毛の生えた程度のコンピュータ技術者だった私は、きっと人間と全く同じ思考ができる、そしてそれは「職人」のような「モノ」が出来ると、その当時の部長と居酒屋で盛り上がっていたのを、懐かしく思い出しました。ただのエキスパートシステムでは、解決できない。
本当の人工知能が必要で、でもその当時のコンピューターの能力では難しかった。
でも、性能が上がっていけば、きっと出来る。それは人の思考をそのまま、休むことも疲れる事も知らない、一流の職人の思考と感情が、再現できる。
しかし、それでも、そのシンギュラリティーはずっと先だろうと、あと100年くらい先だろうと、そう思っていました。
私は人工知能の専門家じゃなく、どちらかと言えばもっと泥臭い技術の方で食べていたので、そこにあったのはただの直観。
それでも、コンピューターは人間を凌駕するのだろう。たぶん100年も有れば。
そう思っていたあの頃。
が、時が流れてみると100年よりは短いんだ。半分なんだと言う現実。
その時に、一体人類は、どんな言葉を語るのか。どんな物語が紡ぎ出されるのだろう。
そんな事を、このお話を読んでいながら、考えさせられました。
作者からの返信
興味深いお話をありがとうございます。ある種極論を言えば、コンピュータを含むすべてのツールは、人間の能力の延長線上にあるもの、つまりは人間の似姿なのかな、人間そのものを最終的な目標として存在しているものなのではないかと、改めてお話をうかがって、考えが及びました。
シンギュラリティと言う言葉は、しばらく前に登場して、それがゴールのように設定されていますが、人間と言う生物の『生き様』と言うものはまだそう簡単にどこかへ到達するものではないと、信じたいです。いつでも『可能性』が人間と言う種の存続を、決定してきたわけですから…