第2話夕日に照らされる街

この街で一番急で長い坂を僕は今いつもどうり自電車に乗って下っているいつみても思うが夕方のこの場所から見える夕日に照らされて淡いオレンジ色に映っている街は綺麗だ、不意に坂を下った先の通りに歩いているjkに目が行く見てしまったことに心の中で謝罪をし気分が乗らないまままた坂を下っていくが人間の本能というものか見ないように心がけても見てしまう自分がいたもうこうなるならちゃんと見届けてやろうと思い普通にそのjkを見る「は?こいつなんで自分から向っていくんだ」突然の驚きに声が漏れてしまった、もしかしたらと思い僕は万年インドアにもかかわらず全速力で自電車のペダルをこぐ「頼む、まにあってくれ」その瞬間トラックが服屋に突っ込み耳にくる音が響いた僕の左側には目を見開いた彼女が抱えられていたどうにか間に合ったようだ、僕はまたペダルをこぎ始めるふと思った2人分の体重でなぜ僕が自電車をこげているか、試しに彼女のほうに体重を寄せてみたが自電車の体制はそれほど崩れない、えっと軽すぎる、彼女に対してそれしか浮かばなくなったいやそんな悠長なことを思ってる時間なんてない一刻でも早く事故の場所から遠ざかなければ、頼れる場所はあそこか1か月ぶりに行くなまぁ時は金なりだ急ごう。

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