幸せは必ずくる。 そう信じるのは難しい。本当に難しい。 しかし、信じて生きていくのはとてもいいことなのだ。この小説を読んでそんなことを思った。 カクヨム甲子園に応募とのことだったが、本当に高校生か疑いたくなる文章力だ。 色盲という主人公の特徴をうまく活用した情景描写。本当に美しい。 この小説を読んだだけで、色盲の方々の苦しみがわかるなど思ってはいないが、寄り添える社会になればいいなと切に願う。 執筆お疲れ様でした。
難しいテーマをとても上手く作中に活かしています。カキツバタの使い方も秀逸。それでいて読後に優しい気持ちになれる良作でした。
読んでて心があったかくなる作品ですね。オチに花言葉を添えるのもとても良かったです♥️
途中でカキツバタが登場したときは、どうしてだろうと思いました。 九回の裏までカキツバタは打撃で沈黙していましたが、最後の最後でクライマックスを彩る安打を放っていました。結果カキツバタの安打は勝利に貢献していました。