ぐっと心をつかまれるような掌編です。

久々に読み返してみました。
そっと自分の胸にしまっておきたい大切な物語です。
人生に疲れた時、この物語はざらついた心を必ず癒してくれるでしょう。
赤い風船を自分と重ねる主人公の姿が、創作の人物ではなく血肉を持った人として感じられた瞬間、私たちはもうこの小説の虜です。
本当にオススメです。皆さん是非ご一読を!