話に一区切りあるSF作品、古さを残しつつも――
- ★★★ Excellent!!!
創作活動のためにランキングを見た所、SFで上位の作品
読んでみるとSFだ!
古さを残しつつ新しい感じがある空気感。主人公である『カイト』は自らを主人公とは思っておらずトラブルに巻き込まれる体質
人類社会が終焉したため宇宙追放となっていた思想犯カイトはその刑期を終えた、普通の人間であれば地球の状況を確認する所だが、彼はじゃぁ最後に行ける所まで進んでみよう! と、球体型刑務官ロボ8979に提案する……そんな彼(と元刑務官ロボ)は木星に謎の建造物を――と言う所から物語は進みだす
なんやかんやで宇宙人と知り合い、さらに宇宙で生活するには地球人には無理な話、宇宙連邦の好意で改造してもらう事に、遺伝子操作型・機械型・ハイブリットタイプと色々ある中でカイトが選んだタイプは超能力型を選び出す、頑張れば鏡型の盾とか作れそう……
外見は全く違えと周りにいる宇宙人も中身は地球人と変わらなく良い奴もいれば悪い奴もいる、その中でカイト自身も自分が正義とは思っておらず物事を解決しようと動き回る日々
彼の相棒であるヒロインはエモーション、その正体は元刑務官ロボ8979。現在はカイト好みの地球人ベース素体と考えられないほどの性能アップを手に入れ一緒に行動する。
彼の愛機である宇宙船は超能力増幅起動型宇宙船『クインビー』に乗り込み広い銀河を突き進む
ざっと80万文字ほどで大きな一区切りがつくのでオススメ
一応はネタバレ含むレビューとなります