キレイなものをキレイに見る

ボンゴレ☆ビガンゴ

キレイなものをキレイに見る

 体操着を持って帰るのを忘れちゃったことに気がついて、あわてて放課後の教室に戻ると、隣の席のすずちゃんがひとりだけ残っていた。

 すずちゃんは難しい顔をして机に向かい鉛筆を握っていたけど、教室に入ってきたわたしに気づくと、手を止めていつものニコニコ顔になった。


「あっ、マキちゃんだ。やっほー!」


 すずちゃんは笑顔で手を振った。

 わたしはすずちゃんの顔をまっすぐには見れなくて、硬くなりかけたほっぺをむりやり緩めて、ヘンテコな笑みを浮かべることしかできなかった。


 今朝、わたしはすずちゃんに酷いことを言っちゃった。

 それで、わたしはすずちゃんに謝らなきゃって、ずっと思ってたんだけど、それができずに一日が終わってしまって、なんだかもやもやしていたのだ。


 だけど、こんな風にすずちゃんと二人きりになるなんて思ってなかったから、びっくりしてしまって、まごまごしちゃった。


「どうしたのマキちゃん。わすれもの? ひとりで寂しかったから、誰か来ないかなーって思ってたんだぁ」


 すずちゃんはわたしの気持ちや固い表情には気づいていないのか、丸いほっぺで嬉しそうに言った。

 わたしは胸がズキッとして、もっとなにも言えなくなっちゃった。


「マキちゃん?」


 すずちゃんは真ん丸の瞳をぱちくりさせて、不思議そうにわたしを見る。

 言わなきゃいけない「ごめんね」は喉の奥で何かにひっかかって、うまく出てこなかった。


「えっと、体操服を持って帰るの忘れちゃって。すずちゃんこそ、なにしてんの?」


「わたしは国語の作文。完成するまで帰っちゃいけないって先生に言われて」


 すずちゃんは照れ笑いで頭をかいた。

 今日の国語の授業で出た作文のテーマは「今まで生きてきて綺麗だと感じたもの」だった。

 景色でも良いし、物でも良いし、なんでもよかった。


 わたしは家族旅行で行ったハワイのことをちょっとおおげさに書いて文字を埋めたのだった。

 青い海や白い砂浜とか、赤とか黄色とかいろんな色のお魚のことなんかを書いた。


「へー、ハワイかぁ。うらやましいなぁ。わたし、海外旅行っていったことないからなぁ」


 わたしがハワイの話をすると、すずちゃんは夢を見るようなうっとりした顔になった。


「ほんとはそこまで楽しくなかったけどね。おとうさんはゴルフばっかだし、おかあさんは買い物ばっかだし」


 わたしが言うと、すずちゃんは首を振った。


「パパとママと一緒に旅行に行けるだけで羨ましいよ」


 そうだった。

 すずちゃんの家は「ユーフク」じゃないから家族旅行なんていけないのだ。誰が言ったわけじゃないけどみんな知っている。おかあさんも言ってた。


 着ているお洋服を見れば「ユーフク」じゃないってことは大体わかるって。


 確かに、すずちゃんはお洋服のレパートリーが少ない。同じスカートを週に何回も着回しているし、汚れが目立つような白い服はあまり持っていない。服だけじゃなくて、ランドセルもなんか古いデザインのものだし、鉛筆だってすっごく短くなっても大事に使ってる。


 ビンボーはかわいそうなことよ、っておかあさんが言ってたから、すずちゃんはかわいそうな子なのかもしれない。


 そんなすずちゃんだったけど、今日のお洋服は違った。

 胸にお花とリボンの刺繍が入っている紺色のワンピース。

 朝、クラスの友達にも「その服可愛いね」って言われて、すずちゃんは嬉しそうにほっぺを赤くしていた。


「可愛いよね、マキちゃんもそう思うよね?」


 そんなふうに友達のひとりに言われたわたしは言っちゃいけないひどいことを言っちゃった。


「ちょっと流行遅れのデザインだと思うなー」


 そんなこと言うべきじゃなかった。心の奥ではそんなことは思っていなかったんだ。


「えへへ、さすがマキちゃん。実はこのお洋服、ママがフリマで買ってきてくれた服なんだ。ちょっと前のデザインなんだって」


 すずちゃんは笑顔のままで、ワンピースの裾をつまんで見せた。


「なーんだ。そーなんだ」

「マキちゃんはお洒落で流行に敏感だもんねー」


 わたしのせいで、みんながすずちゃんの服に興味を失ってしまった。

けど、それでもすずちゃんは笑顔のままで、胸についてるお花の刺繍を優しく撫でた。

 わたしの胸はずきんと痛んだ。



 すずちゃんが着ていたワンピースは元々はわたしのものだった。

 去年、おばあちゃんが「マキちゃんのために選んだのよ」って贈ってくれた服で、わたしはそのデザインが可愛くてひと目見てお気に入りになった。

 さらっとした生地は着心地も良かったし、胸についてるお花とリボンの刺繍がとっても可愛くて、とっても嬉しかった。


 だけど、おかあさんは「おばあちゃんが買ってくれる服は子供っぽいし、デザインが流行りじゃない」って言って、インスタ映えしないからって全然着させてくれなかった。

 いつもそうだった。わたしが気に入ってもおかあさんが気に入らなくて、そのうち背が伸びて、すぐに着られなくなっちゃう。

 おばあちゃんが贈ってくれた服は何着もあって、わたしはもっとおばあちゃんがくれた服が着たかった。

 あのワンピースだってもっと着ておでかけしたかった。

 でも、おかあさんの言うことには逆らえない。


「流行遅れのデザインだから、それはやめてこっちのお洋服を着なさい。こっちのほうが大人っぽいから綺麗に見えるよ」って、それでおしまい。


 お母さんにとっての「キレイ」なんか、わたしの求めてるものじゃないのに。


 クローゼットの中にしまわれたきりだったワンピースは、町内会のフリーマーケットにおかあさんが持っていっちゃった。

 悲しかったけど、もう着られないし、しかたがないと諦めていた。けど、まさか、すずちゃんのおかあさんが買っていったなんて。


 すずちゃんはクラスでも一番背が小さいから、わたしが着られなくなったあのワンピースもぴったりのサイズだった。そして、とても似合っていた。


 お洋服だって、着られずにしまわれているより、誰かに着てもらったほうがきっと嬉しいだろうし、わたしだってあの可愛いワンピースをどこかの誰かが喜んで着てくれるなら嬉しいって思っていた。

 なのに、すずちゃんがそのワンピースを着ているのを見たら、なぜか、心がもやもやした。


 胸がぎゅってなって、悲しいような悔しいような、わからない気持ちになった。

 そんな気持ちになったわたしはすずちゃんに酷いことを言っちゃったんだ。


「流行遅れ」だなんて、わたしがおかあさんに言われて、とっても嫌な気持ちになった言葉なのに。

 大好きだったお洋服を取られたみたいで、なんだか胸がもやもやして、気がついたらひどいことを言っちゃってた。

 謝らなきゃって思ってはいたんだけど、でも、うまく言えなくて、気がついたら放課後になっちゃってたんだ。



 わたしは自分の席に向かい、体操服の入った袋を取る。二人きりの今が謝るのには一番いいタイミングなのはわかっていたけど、言葉が出てこない。

 その時、すずちゃんの手元の原稿用紙が目に入った。


「あれ、すずちゃん。なにも書いてないの?」


 原稿用紙は真っ白だった。


「うん、困っちゃった」


「終わらせないと帰れないんでしょ。てきとーに片付けちゃえばいいのに」


「でも……」


 すずちゃんは口ごもった。


「キレイってなんだろって考えてたら、頭の中がぐるぐるってなってわかんなくなっちゃったの」


 すずちゃんは鉛筆を置いて、ぐでーって机に身を投げ出した。ほっぺたを机につけて「キレイってなんだろ」ともう一度つぶやいた。


 すずちゃんは勉強が苦手ってわけじゃない。テストの点数はいつもわたしと同じくらい。

 けど、時々こんな風に固まってしまう時があるのだ。考えすぎて身動きが取れなくなっちゃうみたいだ。


「お花とかキレイじゃん? そういうの書いとけば先生は文句言わないでしょ」


 それに比べて、わたしはこういう作文とか読書感想文がけっこう得意だ。

 こう書けば先生が喜ぶ、バツは付けられない、というのがなんとなくわかるんだ。

 ま、ようはフツウのことを書けばいいんだけど。


 今日の作文だって簡単だった。オトナが子供にキレイだと思って欲しいものを感じ取って、オトナが喜ぶようにキレイだと感じたフリをして、最後に「わたしもキレイなものを大切にしたいと思います」とか、それっぽいことを書けばオッケーなのだ。


 これは「ヨウリョウが良い」ってことらしくて、おとうさんにはよく褒められる。

 わたしは「ヨウリョウ」を練習をしてるわけじゃないけど、おかあさんのインスタ映えする写真の撮り方とか、おとうさんが仕事の電話の時だけヘラヘラしているのを聞いていれば、なんとなくてやり方はわかる。

 だけど、すずちゃんはそういうのが苦手っぽい。


「お花がキレイなのはわかるけど……。でもさ、ひまわりとか、よくよく真ん中とか見たら、種がビッシリ詰まってて、気持ち悪く感じちゃったり、しない?」


 すずちゃんはリアルなひまわりを想像したのか首をすくめて言った。


「夕暮れ空とかもね、キレイって思う時もあるんだけど、でも日が暮れていくのって、ただキレイっていうより、夜がどんどん近づいてきて、ちょっと怖かったりしない?」


「うーん、まあそう言われればそうだけど……」


 こういうことを言われると、わたしは困ってしまう。

 わたしも小さい頃は、そういうぼんやりした質問を親に投げかけたりした。

 空がなんで青いのか、とか、どうして人はお洋服を着なきゃいけないの、とか、そういうことをふしぎに思って両親に聞いたこともあった。

 けど、うちではこういうことを訊くとおとうさんもおかあさんも嫌な顔をするのだった。

 そんなくだらないことを考えるのはよしなさいって言われるんだ。

 空が青い理由より九九を覚えるほうが偉いし、なんでお洋服を着なきゃいけないのか考えるよりも、漢字の一つでも覚えたほうが将来の役に立つ。

 そんなふうに、言われてきたのだ。


 だから、すずちゃんが時々こういうことを言い出すと、一緒に考えたい気持ちも浮かぶのだけど、親に言われる「くだらない」という言葉も同時に頭に浮かんで困ってしまう。


「蝶々はキレイだけど蛾はなんか汚いイメージない? どっちもおんなじように羽根で空を飛んでるのに。カブトムシはカッコいいけど、ゴキブリは気持ち悪かったり」


 すずちゃんはまだ言っている。


「うーん、そうだね」


「この前、図鑑で見たんだけど、キレイすぎる池にはお魚さんが住めないんだって」


「そうなの? なんで?」


「水がキレイってことはプランクトンとかって微生物がいないってことで、お魚さんにとってはエサがないし、藻とか枯れ枝とかがないってことは隠れる場所もないからみたい」


 すずちゃんは物知りだ。わたしは感心しちゃって「へえ」としか言えなかった。


「つまりね、えっとね。個人的に感じるキレイって他のみんなにとって、いいこととは限らないんじゃないかなって思って」


「そりゃそうかもしれないけど」


 そーゆー話は面白いけど、先生が求めてるのはそういうんじゃないと思う。

 宝石がキレイとか、自然がキレイとか、星空がキレイだとか、そういう子供らしい答えで満足してくれると思うんだけど。


「そんなことを考えてたらね。もしかしたら何かを見てキレイだって思うこと自体があんまり良くないことなんじゃないかって思い始めちゃって……」


 どうしてそうなっちゃうのか、わたしにはわからないけど。でも、ちょっとだけなんとなく、すずちゃんの言ってることのはわかるような気がする。


 おばあちゃんがわたしに買ってくれる可愛い服を、おかあさんが気に入らなくて、わたしに着させてくれないことや、こっちのほうがキレイよ、っておかあさんの趣味の服を着させられることが、わたしはちょっとうんざりしていたから。


 おかあさんがキレイとかインスタ映えとかそういうのを気にしないで、わたしの好きな服を好きなように着させてくれていたら、どんなに楽しいだろう。

 きっとあのワンピースをもっと着れただろうし、家のクローゼットに入っているおかあさんが気に入らなかった服ももっと着ることができただろう。


「それでね、さっき思ったんだけど、ほら見て。川上くんの雑巾。とってもキレイだよね」


 すずちゃんが指さしたのは教室の後ろ。みんなの雑巾が干してある場所。すずちゃんが言った川上くんの雑巾は真っ白だった。


「今日の掃除の時間に、川上くんにお前の雑巾汚いなーって笑われたの。だけど、雑巾って使えば汚れるのは当たり前じゃない? 川上くんは掃除をまじめにやんないから雑巾が白いままなんだけど、キレイなまんまの雑巾って、なんかうまく言えないけど変だよね?」


「うん」


「もし、例えばわたしが雑巾だったら、床が汚いことを見て見ぬふりしてキレイなままでいるより、自分はボロボロに汚れちゃっても、床がキレイになるほうが幸せなんじゃないかなーとか、そんなこと考えちゃってたら、なんか頭がこんがらがっちゃって、キレイって何? キレイって必要? なんて思って、何にも書けなくなっちゃったんだぁ」


 すずちゃんの言ってることはなんだかよくわからなかったけど、わたしなんかよりも真剣に作文に向き合ってるってことはわかった。


 そんなすずちゃんの顔を見ていたら、わたしもちゃんとすずちゃんに言わなきゃいけないことがあるんだってことを思い出した。

 ちゃんと朝のことを謝らなきゃいけないなって思ったのだ。学校の作文みたいにてきとーにやり過ごすんじゃなくて。

 だって、すずちゃんは友達なんだもん。


 ちょっと、気まずかったけど、勇気を出してわたしはすずちゃんの顔をじっとみた。


「ねえ、すずちゃん。わたし、謝らなきゃって思ってて、今日一日ずっとそのことばかり考えてたんだ。聞いてくれる?」


 わたしの声が急に真剣になったからか、すずちゃんは顔を真っ直ぐこちらに向けた。


「謝る? なあに?」


「朝さ、そのワンピースのこと、流行遅れって言っちゃったよね……。ごめん!」


「え? ああ。いいよぉそんなの。気にしないでよ。本当のことだし」


 わたわたと両手を振って、すずちゃんは顔を俯かせた。


「ううん、そんなことないよ。わたし、本当はね、うらやましかったんだ」


「うらやましかった?」


「うん、実は……」


 わたしはワンピースについてのことを話した。お気に入りの服だったけど、おかあさんが気に入らなくて着せてもらえなかったことや、すずちゃんが可愛く着こなしているのを見て、心がもやもやしちゃったことを、包み隠さず伝えて、もう一度謝った。


「そっか……。そんなことがあったんだ。わたし、マキちゃんのお気に入りのお洋服を着れてるんだ」


 すずちゃんはわたしの話を聞いても怒らなかった。むしろなんだか嬉しそうにワンピースの胸のお花の刺繍を優しく撫でた。


「わたし、このワンピースをママが買ってきてくれた時、すごく嬉しかったんだ。とっても可愛くて」


 ほっぺを少し赤くして、すずちゃんが言った。すずちゃんがおばあちゃんが選んでくれた服を褒めてくれたのが嬉しかった。


「そうだよね! わたしもすごく気に入ってたんだ。でも、わたしもおかあさんに流行遅れの服だからって言われて……。嫌な気持ちだったんだ。それなのに、同じことをすずちゃんに言っちゃって……。ごめん」


「ううん。大丈夫だよ。逆に、マキちゃんのおかあさんがこのワンピースを気に入ってたら、わたしが着れなかったわけだし……」


 えへへ、とすずちゃんはいつもの照れ笑いを浮かべた。


「わたしんち、あんまりお金ないから新品のお洋服って買ってもらえなくて、いつも古着屋さんとか、フリマとかなんだ。本当はこのワンピースみたいなかわいい服をもっと着てみたいけど、なかなかフリマなんかにはないし。気にしてないから大丈夫だよ」


 いつものすずちゃんの服装が頭に浮かんだ。くすんだ色のズボンとか、ちょっとくたびれたスカートとか。好きな服を着られない辛さはわたしもわかる。

 すずちゃんにも可愛いお洋服を着せてあげられたらいいのに。

 と、その時、家に眠っているおかあさんが気に入らなかった服のことが頭に浮かんだ。


「そうだ! もし良かったら、わたしのお洋服あげよっか。わたしには小さくなっちゃったけど、すずちゃんにはぴったりなサイズの服がいっぱいあるんだ。そのワンピースみたいなお洋服がいっぱいあるんだ! 誰も着ないで捨てられちゃうくらいなら、すずちゃんに着て欲しい」


「え? 本当!? でもいいの?」


「いいよ! 服だって誰にも着られないでしまわれているより、誰かに着てもらったほうが幸せだよ!」


「本当にいいの? 高い服じゃない? おかあさんに叱られない?」


「どうせ小さくて着れないんだもん。大丈夫だよ!」


 わたしが胸を張っていうと、すずちゃんは瞳を輝かせてわたしの手を握った。


「ありがとう。本当に嬉しい!」


「今日、早速うちに来なよ。好きな服、選んで持ってっていいから」


「やった! どうしよう、こんなに嬉しいことってないよ」


 すずちゃんが飛び跳ねそうなくらいの勢いで喜んでいて、わたしも嬉しくなってきた。

 両手を握ってブンブン振って、言葉にならない声をあげてキャーキャー言って。


だけど、急にすずちゃんが固まった。


「……あ、でも」


 何かを思い出したように、急にしょんぼりした。


「作文が終わるまで……帰れないよぉ」


 そうだった。目の前には白紙の原稿用紙が広がっていた。


「……もう、そんなのてきとーに書いちゃってよ。ヨウリョウが大事だよ。キレイな素敵なワンピースをおかあさんが買ってきた、とか書けばいいじゃん」


わたしがてきとーなことをいうと、すずちゃんは瞳を輝かせた。


「そうだ! それだよ! うん、そのこと書く!」


 すずちゃんは鉛筆を握りしめて原稿用紙に向かい始めた。


「マキちゃん、今日はありがとう!」


 鉛筆を走らせながらすずちゃんが言った。


「ううん、こちらこそ」


 顔を見合わせて二人でクスクス笑った。

 すずちゃんの笑顔も、その向こうの窓の外のオレンジの空も、なんだかとってもキレイだった。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

キレイなものをキレイに見る ボンゴレ☆ビガンゴ @bigango

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ