第2話

  朝起きると世界が変わっていた。

 あぁ、本当に変わったんだな。

 一応電子機器類は動くな。

 なんだこの紙。

 …あ。神様から集合がかかってたんだった。早く行かないと。


 ▲


 よし、準備OK。

「テレポート!でいいのかな?」

 そう言いながら渡された紙の場所を思い浮かべる。


 ビューン


「わわわわわわ…。っと着いた」

 ここで良いんだよね。なんかすんごい禍々まがまがしい。

「こんにちは。キールくん」

「こんにち…は?」

 ここ、空が暗いから昼かどうかわかんねー。

「みんなが来るまでまってよーか」


 ▲


「こんにちはー」

「ねぇ、だれが来たの?」

「それはね、来てからのお・た・の・し・み」

「今すぐそのキャラ変えた方がいいよ」

「分かってる。ただのお・ふ・ざ・け」

「だからやめろって言ってんじゃねーか」

「それよりもさっき『こんにちはー』って言ってた人がきたよ」

「話を変えるな。まぁ、それは置いといて、誰が来たんだろう」

「って…えーーーーーーーーーーーーーーーーー」


 ▲


 現れたのは、ミリアだった。

「昨日、遊べないって言ってたけどここに来るためだったの?」

「そうだけど…っていうかキールも八角柱オクトエイジなの?」

「そうだよ。ちなみにミリアは何属性?」

「えっと、光と水、風だけどキールは?」

「全部」

「えっと…聞き間違いだよね?」

「いいや。全部。光、闇、炎、水、風、地の6つ」

「2個持てるだけで凄いって言われたのに…」

「ただ、僕の持ってる魔力の量が多いだけだよ」

「多いんじゃなくて、多すぎるんだよ!」

「まあ、それは置いといて、また誰か来たみたいだよ」

「「誰が来たの?」」

「教えてあげないよ。本人に聞いてみたら?」

「何か腹立つけど、まあ、そうするよ。その人が来るまで待とう」

「わかった。」


 ▲


「こんにちは。誰かいますか?」

「お、来た来た。自称“神”とその他2人いますよ」

「なるほど。3番目というわけか。初めまして、俺はアレクだ。属性はか…」

「自己紹介は後でするから、今は名前だけ伝えといてね」

「ええと…じゃあ、僕はキール。よろしくね」

「私はミリア。よろしくお願いします」

「こちらこそ、よろしく」

「「こんにちはー」」

「おおっと、また誰か来たみたい。今度は双子だよ」

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2ヶ月後の今 砂糖醤油 @soumishantan

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