他を寄せ付けない性格でありながらただ一人にだけ心を許す金髪女子と、高嶺の花でありながらただ一人だけを支えとして生きる銀髪女子と、そんな二人の恋模様をひたすら邪魔してくるノンケ

　学園有数の美少女、アリス･パッキンロリはたった一人の親友である白雪白姫（しらゆきしらひめ）を、同性であるにも関わらずガッツリ性的な目で見ていた。
　そして彼女へ抱いたこの特別な感情を伝えるべく、日々、必死に勇気を振り絞っていた。
　が、しかし。告白直前になるとほぼ毎回見計らったかのように現れるのが、このクソ邪魔出歯亀パパラッチ女こと金銅銀子（こんどうぎんこ）であった。
　毎度毎度、ベストなタイミングで邪魔をしてくる彼女に、アリスはほとほと手を焼いていたのだった。

　はたして、アリスはこのクソ邪魔カス虫ポケットの隅に入ったゴミクズ以下女の目を掻い潜り、白雪との淫靡な性生活に耽ることができるのか。
　アリスの『勇気』と『一切の躊躇なく拳を振るう度胸』が今、試される。