あなたなしでは生きられない
水野アヤト
あなたなしでは生きられない
奴隷を買った。
値段は特価で五千ベル。ちなみに、私の国では林檎は一個百ベルくらいで買える。林檎五十個分の値段で買った奴隷は、六か七歳くらいの男の子。
私の職業は国を守る軍人。いつもの様に軍本部に向かい、いつもの様に仕事をしていた。その日いつもと違ったのは、突然嫌いな上官に呼び出され、執務室で襲われた事だった。
女である私の身体を、この上官が性的な目で見ていた事は知っている。だから嫌いだった。そんな男が、下の階級である私を無理やり従わせ、真昼間から犯そうとしたのだ。
当然嫌がったが、上官は襲うのを止めなかった。キレた私はそいつの股間を蹴り上げ、顔を三発ほどぶん殴り、腕の骨を折ってやった。その時はすっきりしたが、襲われたといえ、上官に大怪我を負わせたのには変わりない。当たり前の様に、上層部から大目玉を食らってしまった。
私は何も悪くない。悪いのは全部あいつだ。それなのに怒られた。
自棄になった私はその日の夜、一人酒場で飲みまくった。酷く機嫌が悪かった私は、襲ってきた上官や上層部が許せず、浴びる様に酒を飲んで、盛大に吐いた。
酒瓶を片手に、口直しにまた酒を飲みながら酒場を後にして、ふら付きながら家に帰っていった。帰りの道中、奴隷商に出会ったのはその時だ。昼間売れ残った奴隷を、夜も更け始めたこんな時間に安く売り捌いていた。
偶然通りかかった私は、売れ残った最後の奴隷と目があった。光を失った虚ろな瞳。寒空の中、衣服はぼろぼろで汚れた布一枚。首輪に繋がれた、死んだ魚の眼をした子供。
丁度いい。そう思った私は、元々特価だったこれを、奴隷商人相手に値切りに値切った。値切らなければ、手持ちの金が足りなかったのだ。寒空の下で三十分ほど交渉し、ようやく私はこの奴隷を手に入れた。
飼い犬のように扱い、首輪に繋がれた鎖を引っ張り、私は奴隷を連れて家に帰った。
何故私が突然奴隷を買ったかと言えば、別に哀れんだからではない。奴隷を一々哀れんでいたら切りがない。ついでに言えば、奴隷を集める特殊な性癖があるわけでもない。奴隷など、生まれて初めて買った。
買った理由は、私の鬱憤を晴らすためだ。もっと分かり易く言えば、男を痛めつけたかったのだ。憂さ晴らしに人を傷つければ罪になるが、奴隷は人ではない。丁度いい道具を手に入れた。
乱暴に鎖を引っ張り、小汚い奴隷の顔を殴りつける。拳で殴り飛ばされ、床に倒れる奴隷。見ていて気分がいい。
男は嫌いだ。連中は女を、自分達の性欲を満たすためだけの道具としか思っていない。そう思われるのが嫌で、私は軍人になった。この剣と魔法の世界で、自分の実力を証明し、女の強さを男共に見せ付けたかった。ただ、今日あった胸糞悪い出来事のせいで、そんな夢を抱くのは愚かだと思ってしまった。結局、私がどんなに努力をしたとしても、何も変わりはしない。男は皆変わらず、醜い獣だ。
私を襲った上官の顔を思い出して、また腹が立つ。床に倒れた奴隷の髪を掴み、乱暴に身体を持ち上げる。まだ幼い身体だから、女の私でも軽く扱える。持ち上げた奴隷の身体に、今度は膝蹴りを打ち込んだ。
蹴り飛ばされた奴隷の身体が、家の壁に叩きつけられる。激しく咳き込み、苦しそうに呻き声を上げ、立ち上がる事ができない私の奴隷。
怒りに任せて暴力を振るい、また少し気分が晴れる。
そして気付く。この奴隷は、私にここまでされても尚、一言も言葉を発していなかったのだ。
苦しいなら止めてと言えばいい。殴られたくなければ許しを請えばいい。それで私が止めるかどうかは別だが、痛いはず、苦しいはずなのに、全く嫌がらない。
どうにか呼吸を整え、蹴られた腹を摩りながら、私の奴隷は立ち上がる。立ち上がれば、また殴られるのが分かっているはずなのに、黙って立ち上がる。
その態度が私を苛立たせた。溢れ出した怒りに任せ、私は怒鳴りながら問うた。
「止めて欲しいなら言えばいい。殴られるのが嫌なら文句の一つも言ってみろ」と。
虚ろな瞳をしたまま、奴隷は着ていた布を脱ぎ捨てる。
裸になった奴隷は、身体中傷だらけだった。私がつけたものではない。私に買われる以前から、様々な者達に傷だらけにされた、幼い子供の身体。裸になった自分の身体を見せたまま、私の問いに奴隷は答える。
「ご主人様。僕はあなたに買って頂いた奴隷です。この身体を見て頂ければわかる通り、いたぶられることには慣れています。ご主人様が扱いたいように、僕の身体を自由に使って下さい」
奴隷となるために、この歳で徹底的に教育されているのだろうか。
子供の癖に何を言っているのだと、また私は理不尽な怒りを覚えるが、奴隷は更に言葉を続けた。
「ご主人様に買って頂かなければ、僕は家畜の餌にされるところでした。見ての通り僕は傷だらけの中古品。誰も買ってはくれません。僕を憐れんででも、いたぶる玩具が欲しかっただけでも、どんな理由でも構いません。あなたは僕の命を救ってくれたんです」
結果的に救われた命。でも結局、奴隷の鎖で繋がれている。
それなのにお前は、どうしてそんな事が言える。
「どんなご命令にも従います。どんな痛みにも耐えます。だからどうか、僕を捨てないで」
分かった。お前はこれまで何度も捨てられてきた。だから今度捨てられたら、後がない。
死の恐怖に怯えている。だからお前は、そうまでして必死に生にしがみ付こうとする。
「僕はもう、あなたなしでは生きられない」
酔った弾みで、私は面倒な奴隷を買ってしまった。
すっかり酔いが醒め、興も醒めてしまい、奴隷に毛布を渡して、その日はもうベッドに潜った。
次の日。
当分謹慎を言い渡されたため、昨晩買った奴隷と我が家で二人きり。
何もする事がなく暇だったから、一先ず奴隷に何ができるのかを聞いてみた。そしたら私の奴隷は、何もできないと答えたのだ。
どうも、今までの主人達はいい趣味をしていたらしく、ベッド以外でこれを使わなかったそうだ。言葉遣いが丁寧なのは、趣味を盛り上げるために仕込まれたらしい。
炊事洗濯など、家事全般はまるで役に立たない。改めて、面倒な奴隷を買ってしまったと思った。
しかも、買った奴隷はとても臭かった。溝川と同じ臭いがする。仕方なく私は風呂を沸かし、自分の奴隷を湯船に放り込んだ。初めて買った奴隷に最初に与えた命令は、「全身隈なく綺麗にして、異臭が消えるまで出てくるな」であった。臭いを消すために、高い石鹸まで渡してやった。
命令した通り綺麗になった奴隷が、ようやく風呂から出てきた。臭いを取るため必死だったのか、大分のぼせていた。仕方なく介抱し、大きさの合わない私の服を着せ、一緒に食事をした。
大した事はない、家の中に残っていたパンとチーズ、それと簡単に作ったスープだけの食事。我慢できずにお腹を鳴らした奴隷に、私は食事する許可を与えた。その時こいつが、泣きながら嬉しそうに食べ物を頬張る姿を、今でもよく覚えている。
今更だが、私は酒癖が非常に悪い。
謹慎で家に引き籠っていると、つい昨日の出来事を思い出し、台所から酒を出して飲み始めてしまう。せっかくなので、酒は奴隷に注がせた。私は一人、酒を飲みながら嫌な記憶を思い出し、とても苛立っていた。
苛立った私の空いたグラスに、こいつは酒を注ごうとした。だが手元が狂って、こいつは酒瓶を落とし、床に盛大に酒をぶちまけた。その瞬間私は、気付けばこいつを殴りつけていた。
相変わらず、痛いとも止めてとも言わない。その態度にまた腹が立ち、服を掴んで無理やり寝室に連れて行く。小さな身体をベッドに押し倒し、逃げられないように押さえ付ける。
「こんな事されても、そんな態度を貫くつもり?」とかなんとか言った覚えがある。脅しだと思ったのか、それでもこいつは黙ったままだった。だから私は、一晩中こいつを陵辱してやった。小さな身体の男の子を犯し、喘がせ悶えさせる背徳感は、想像以上の興奮だった。
酔っていたために、余計に気分が良くなって、今まで感じた事のない興奮と昂ぶりを覚える。その日はこいつを、性欲の捌け口として無茶苦茶に扱って、疲れて眠った。私の責めに疲れ果て、こいつも気を失って眠ってしまった。
私とこいつは汗びっしょりになって、互いの液で濡れたベッドの上で夜を明かす。ただその日は、一段と冷える夜だった。お陰で私達は、揃って風邪を引いた。
熱が出て、おまけに二日酔いで頭が痛む朝。馬鹿な風の引き方をした事を反省しつつ、私は湯を沸かし、自分の身体と一緒に、こいつの身体も拭いてやった。昨晩の行為の激しさが分かってしまうほど、お互いの色々なもの塗れな身体。何かに着替える前に、身体を洗わなければ服が汚れてしまう。
あれだけ犯してやったのに、この子は私から逃げようとせず、大人しく従っている。身体中古傷だらけの、私によって汚された幼い身体。大人しいこの子の背中を、お湯で濡らした布で拭いてやる。
「どうして私を嫌がらないの?」と、心の中で思った事を、無意識に口にしてしまった。するとこの子は、静かな声でこう言った。
「ご主人様は、僕に優しくしてくれますから」
優しくしているなんてあり得ない。初めて出会ったあの日の夜から、私はこの子に酷い事ばかりしている。犯してる最中だって、恐がって泣いていたじゃないか。ふざけた事を言う餓鬼だ。
でも、嘘を言っているようには見えない。この子は更に言葉を続ける。
「今までの大人に比べたら、ご主人様の仕打ちなんて何でもありません。それにご主人様は、僕をお風呂に入れてくれて、清潔な服を着せてくれて、温かい食事も与えてくれました。今だって、僕の身体を優しく拭いてくれている」
ふざけるな、良い子ぶるな、嘘を吐くな。
今までのご主人様とやらが、どんな酷い仕打ちをしてきたのかは、お前の身体を見れば察しが付く。今までの奴よりマシだから、私が優しいと、そう言いたいのか。
「それにご主人様は、僕を殴る時も犯した時も、いつも悲しそうでした。僕を慰みものにして、ご主人様の気が晴れてくれるなら、僕は嬉しい。命を救って頂いた恩返しをするには、僕にはこれしかありませんから」
やめろ、やめてくれ。もういい、もうわかった。
私は惨めな女だ。自分勝手で醜い屑だ。わかっているから、もうやめてくれ。
「⋯⋯⋯⋯そうだ、昨晩は申し訳ありませんでした。僕、女性のお相手をするのは初めてだったので、どうご奉仕すればいいかわからなく―――――――――」
「もう⋯⋯⋯⋯、なにも言わないで⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」。
静かにそう口にして、この子の背中に抱き付き、暫く私は泣き続けた。
家にいてもする事がなく、おまけに風も引いている。その日は遅い朝食を食べた後、またベッドに入った。
私が寝室のベッドに寝ると、この子は床で寝ると言い出した。なんでも、「ご主人様のベッドで寝るわけにいかない」だそうだ。
昨日の夜散々私のベッドで犯されておいて、面白い事をいう子供だと思った。子供の癖に、妙にませていると言うか何と言うか、どんな教育を受けてきたのだろう。
だから私は、この子に命令する事にした。「今日は冷えるし、風邪のせいで寒気がする。私を温めろ」と言ったら、この子は頬を赤くしてベッドに潜り、私に抱き付いた。
私よりも二十は歳が離れているであろう、小さな男の子の温もり。とても温かくて、悪くない。
その日は今までに覚えがないくらい、よく眠れた。
この子を買って一か月が過ぎた。
最初は何もできなかった頼りない子供も、今では立派に家事を覚え、私の身の回りの世話をしてくれている。
謹慎が解けた私は軍務に復帰する事になった。この子はそんな私を毎朝起こし、朝食を用意してくれる。着替えを手伝ってくれるし、脱いだ服は洗濯してくれるし、掃除までしてくれるし、買い物までもしてきてくれる。その辺、今まで雑だった私の生活が、この子のお陰で一変した。
温かくて美味しい朝食と、目覚めの珈琲。料理を覚えるために努力した、傷だらけの両手を背中に隠して、今日もこの子は私の感想を待っている。いつも通り「美味しい」と答えると、この子は嬉しそうに微笑むのだ。
完全に懐かれた。でも悪い気はしない。最高のペットを手に入れた気分だ。
言う事はきちんと聞くし、ベッドで抱き枕にすれば温かいし、肌も柔らかいし、そして何より可愛い。お陰で、ベッドでの悪戯が止められなくて困っている。もういっそこのまま、歳を取らずに永遠に小さいままでいて欲しい。
朝食を済ませた私は、荷物を持って家の玄関に向かう。私が家を出ようとすると、必ずこの子は見送りに来てくれる。「行ってくる」、そう言って家を出ようとすると、いつもこの子は寂しそうな顔をする。
「行ってらっしゃい」
あまりに悲しい顔をして見送るから、今日は仕事に行くの止めようかと思ってしまう。あんまり寂しそうな顔をして、あまりにも可愛いから、この子には困ったものだ。
だからいつも、出かける間際にこの子の唇を奪って、「夕方には帰る」と言って家を出る。そうすると、この子は頬を少し赤らめて、微笑みながら手を振ってくれるのだ。
ああ、うちの子はなんて可愛いんだ⋯⋯⋯⋯。
私の生活は一変した。
同僚達からは、最近明るくなって、前みたいに刺々しい感じが無くなったと言われる。信じられないくらい優しくなったとも言われた。男共からは、最近妙に色っぽくなったなどと言われる。今まで私を女と認識していなかったとは、良い度胸だ。
それから酒は止めた。酒癖が悪いせいで、もうあの子を傷付けたくないから⋯⋯⋯⋯。
ちなみに、酒は止めたと周りに話したら、「お前から酒を取ったら一体何が残るんだ」と驚愕された。
あと、軍本部に例の上官が復帰したのだが、事故に見せかけまた大怪我させて病院送りにしてやった。ざまあみろ変態野郎。
私はこの子を、自分に出来る精一杯のやり方で愛した。
一緒に暮らし、一緒に食事をし、一緒に出掛け、一緒にお風呂に入り、一緒に寝る。後は週に三回くらい、この子を食べるのが止められない。
私みたいな男嫌いの屑女を、この子だけが受け入れてくれる。この子の優しさと温もりに、情けないが甘えてしまう。何もかもに嫌気が差した私の前に現れた、たった一人の天使だと思っている。
「私を嫌わなかった、本当の理由を教えて」と、ある日ベッドでそう尋ねた。そしたらこの子は、驚くべき話を語り出した。
「実はあの夜、一目見た時に、綺麗な女の人だと思ったんです」
何とこの子は、あの夜私に一目惚れしていたのだ。本当は、私に奴隷として買われて嬉しかったし、好きになってしまったから、殴られても犯されても嫌いにならなかったという。もっと言えば、あの夜誰にも買われなかったとしても、家畜の餌になる事はなかったらしい。
どうやら私は、天使ではなく悪魔を愛してしまったようだ。真実を話したこの子は、小悪魔の笑みを浮かべて私に口付けした。まんまと騙された私は、その日は朝まで、この子を無茶苦茶に愛した。
あれからもう十年。
あなたは十六歳になった。今まで酒代に消えていた給料は、あなたの学費に当ててきた。私好みの立派な男に育つよう、やれる事は全部やってきた。そしたらあなたは、通っている学校じゃ一番の人気者になって、女子生徒からの人気も一番になっていた。
学校一の美少年などと言われているらしい。最近では、女生徒だけでなく女教師にまで言い寄られているらしいが、お前達に私の可愛い奴隷は渡さない。
「美味しい」
「よかった。今日は先に出るね」
毎日の楽しみの一つが、あなたの作ってくれる朝食。感想を言うと、変わらない微笑みを私に向けてくれる。
先に出ると言って、あなたは私の頬に口付けをする。こうされると、今でもあなたが私を愛してくれているのだと実感できる。正直少々、美少年になるよう育て過ぎてしまったから、若い子に目移りしていないか心配なのだ。
あなたはもう十六歳。私は三十を超えてしまった。歳を取ったこんなおばさんなんて、あなたの傍に釣り合わない。あなたの幸せを考えるなら、私は母親役に徹するべきなのだろう。私をこんなにも幸せにしてくれたあなたには、この先の人生を幸福で生き続けて欲しい。
「行ってらっしゃい」
玄関まで付いて行き、学校へ行こうとするあなたを見送る。こうやってあなたを見送る時が、最近とても辛い。片時も傍を離れて欲しくないから、送り出すと寂しくなる。
するとあなたは、私の唇を奪って、私を抱擁し、耳元で言うのだ。
「夕方には帰る」
また顔に寂しさが出ていたらしい。最近はいつもこうだ。でも、これはこれで悪くない。
昔はあんなに小さい子供だったのに、今では立派な青年に育った。身体なんて、今では私より大きい。しかも、あっちの教育をし過ぎたせいか、ベッドでの主導権は完全に握られてしまった。最近の悩みは、自分好みのいい男に育て過ぎてしまい、益々あなたを愛してしまっている事だ。
いけない愛なのはわかっている。書類上でも、あなたは養子で、私は母親なのだ。でもこの気持ちだけは、抑えられそうにない。
やっぱり、あなたが成人するまでは働いて、お金を貯めて、一緒に静かなところで暮らすとしよう。式を挙げて、子供を作って、幸せな家庭で一生を終える。あなたもそれを望んでくれたら、どんなに嬉しいか。
「心配しないで」
「えっ⋯⋯⋯?」
「いつだって、僕の愛する人はあなただけだから」
人の心を読むのが得意な、賢い子だ。そんな事を言われたら嬉しくて、涙が溢れてくる。
あの夜、酔った弾みで、私は面倒な奴隷を買ってしまった。私の心を弄ぶ、厄介で愛おしい私の奴隷。私なしでは生きられない、たった一人の可愛い奴隷。
でも、今では私の方こそが―――――――――。
「あなたなしでは生きられない」
あなたなしでは生きられない 水野アヤト @mizunoayato
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