20233月20日 完結作品特集 KAC2023編

 今回はちょうど行われたKACの作品を集めてみました。

 ちなみに、KAC2023のテーマが何だったかをここで振り返ってみましょう。


KAC20231「眼鏡」

KAC20232「ぬいぐるみ」

KAC20233「ぐちゃぐちゃ」

KAC20234「深夜の散歩で起きた出来事」

KAC20235「筋肉」

KAC20236「アンラッキー7」

KAC20237「いいわけ」


 KACのしめくくりとして、ほかの人がどんな作品を書いたかどうか、読んでいってみるのはいかがでしょうか。



<父と息子の内緒の話> 作者様 呂兎来 弥欷助(呂彪 弥欷助)

「『母さんには内緒な』と釘を刺し、昔話を開始する。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817330653896966969


「読書感想文って聞くだけでも俺は憂鬱なのにさ、休みの日にわざわざ本を読むなんて……ホント物好きだよね……」

 確かに自分も義務教育のころはそうだったかもなと、懐かしい記憶の扉を叩く。

信也シンヤは俺に似たのかもな」

 笑いながら答えたら、『はぁ?』と驚きの声が聞こえた。

「いやいや、俺も信也くらいのころは同じだったな~と思ってさ」

「嘘だろ?」

「ホントだよ。いつからだったかなぁ……本を読むようになったの……」

「へぇ、信じらんない」

 無関心そうに言った信也は麦茶を冷蔵庫に戻し──いつの間にか注いだ俺の分のグラスを目の前に置いた。

「どうしたら『読みたい』って思えんの?」




<最後の本屋> 作者様 令和の凡夫

「ついに世界最後の本屋が閉店する……」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817330653872450688


 世界最後の本屋が本日をもって閉店する。

 私は世界で最後に本を買った客となるべく、会計の順番をどんどん後ろの人に譲っていく。

 そんな中、私は建前上の厚意を頑なに遠慮する老紳士に遭遇した。

 そして、世界最後の称号を賭けた駆け引きが始まる。




<犯人はぬいぐるみ使い!?> 作者様 才式レイ

「彼女との喧嘩を金で解決? 最愛の妹と仲直りするために何だってやる!」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817330653944654008


 これは、シスコンの社会人の主人公の一夜の物語である。

 酒の勢いで作ったお話です。是非、最後まで楽しんでください。




<聖女召喚!魔王の絶えない王国と懲りない面々> 作者様 弥生ちえ

「魔王を倒し、平和になった王城は、身勝手な思惑の色がぐちゃぐちゃでした。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817330654074697411


 異世界に突然「聖女」として召喚された奏(かなで)は、王国の人々に支えられて見事「魔王」を討伐した!

 けれど、その魔王は不思議な一言を残して、消えた。

 魔王は一体何を伝えたかったのだろうか……?




<マッシュポテト> 作者様 月見 夕

「晩飯まだ? 適当でいいよ。マッシュポテトとか」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817330654075619095


 夕飯を作るのが面倒臭い女の話。




<深夜のおじいさん(KAC)> 作者様 しぎ

「飲みすぎた深夜に、会えた人は」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817330654177833402


 飲み会で同僚から失恋の愚痴を聞かされた男、帰り道に……




<まんじゅうが怖い奴等の末路> 作者様 十余一

「怖い怖い、何が怖い?」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817330653864842371


 皆さまは、怖いものなどお有りでしょうか。

 本日話しますのは、まんじゅうが怖いというお話と、若者が遭遇した不思議な出来事でございます。



<筋肉の使い道> 作者様 Tempp @慌しい

「バトル以外の筋肉の使い道。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817330654253485657


 港湾ヤクザの青山総会第8隊の桐山は、2隊のアルタから部下を貸せといわれていた。筋肉だるまの部下を。




<筋肉の下の見えない筋肉> 作者様 赤川

「筋肉とは己の遺志である。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817330654268502712


 KAC2023第五弾「筋肉」への出品作となります。

 アンダーウォーカー ~影文理人は超能力でスクールカーストを逆転し裏の世界を駆け巡る~の世界の日常風景のひとつをご紹介。

 あるナンパな大学生の利用するトレーニングジムに物凄い美女とさえない陰キャ少年が来たことにより生じる一幕となります。




<創世記・1K版> 作者様 髙 文緒

「はじめに僕は光あれと言った。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817330654461189022


 部屋のなかには闇と水しかなかった。

 これから僕は、1Kの部屋のなかで世界を創世する。

 彼女の思い出たちと一緒に。


<土砂降りの天の川> 作者様 LeeArgent

「「ああ、なんてついてないの!」」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817330654376206885


 7っていったら七夕しか思いつかなかった。

 季節外れの七夕です。

 急ぎ足で書いたのでめちゃくちゃ荒いけど許して\(^o^)/




<秘密のお菓子缶> 作者様 白浜 台与

「昭和54年、春。お菓子缶に隠された母の秘密」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817330654470401883


 昭和54年の葉桜の頃。

 母、恵の四十九日を終え、親戚たちが去った後、最期まで手放さなかった風呂敷包の中からお菓子の缶を見つけ、家族たちはその中に隠されていた本当の宝物を知る。




<再会、そして…> 作者様 神在月ユウ

「朝目覚めると、そこには一夜を共にした女性の姿があり…」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817330654472990024


 一条達也は10年ぶりに再会した幼馴染みの高橋美咲と再会し、なりゆきから一夜を共にした。

 責任を取ろうとする達也に対し、美咲は―――



 その他数多くの作品が私の自主企画に参加してくれました。

 ほかのやる気に満ちた作品が気になる方は以下のイベントページへ

https://kakuyomu.jp/user_events/16817330654357019562?order=published_at#enteredWorks

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