2021ー6/5~ 週刊カクヨム No.53 (3つの質問+ゲスト連載作品)
(今週の一言)
月刊カクヨムはまあ、14日くらいかなぁ、と思いきや、なんと今週ですってよ。まずいよ。もうちょっと後だと思ってたよ。
と若干ピンチなので、完結作品がある皆さんはぜひご参加ください。
今週のTOPIC
1 3つの質問
2 ゲスト・連載作品
3 コンテスト告知
1 3つの質問。
久しぶりにやった3つの質問シリーズ。今回は以下の3つの質問を用意。
Q1 作品を制作する上でこれだけは絶対に外さないようにしている、1つのルール、こだわりは何ですか?(1つじゃなくてもいいです)
Q2 Q1で答えたことを気を付けるようになったきっかけは?
Q3 そんなこだわりを貫いたあなたの作品を800文字以内で紹介してくだい!
今回は4名の方が応募してくださいました。今回のような企画は皆様に創作での視野を広げていただきたいと思って開催をしています。ぜひ見てみてください。
鶴崎 和明(つるさき かずあき) 様
「正の奴隷と生の死に体」
→https://kakuyomu.jp/works/16816452220724347942/episodes/16816452220724537636
たとえ現実ではないとしても、死と正義を軽々しく扱わないというこだわりを細かく語って頂いています。このような企画に並々ならぬ熱量を向けて下さり感謝です。
白浜 龍 様
→https://kakuyomu.jp/works/16816452220726082785/episodes/16816452220726097998
単純にこだわりをまとめてくださっています。創作への覚悟を窺える回答でした。
朝斗 真名 様
→https://kakuyomu.jp/works/1177354054910976143/episodes/16816452220717115052
この回答は個人的にかなりグッと来ました。誰かからの言葉が作品を形作っていることもあるのだと。
鬼無里 涼 様
→https://kakuyomu.jp/works/16816452220702912274/episodes/16816452220703087558
こちらもぜひご一読を。今皆様が書いている小説に新たなテイストを加え一段改良の余地が加わるこだわりを語っていると思います。
3つの質問シリーズは今後も、作家の皆様の視野を広げる、または大切な考えを思い出す場として創作に関することをテーマに開催していきます。ただし、皆様が書く時がそれほど重く書く必要はありません。書けるだけ思いの丈を述べていただくだけでOKです。
近いうちにまた開催予定です。次回の参加、お待ちしております。
2 ゲスト・連載作品
ここからはゲスト作品と連載作品をご紹介。
毎週更新されている今後注目の連載作家の作品をご覧ください。
ゲスト<豪奢、静寂、逸楽> 作者様 モグラ研二
「現代社会の殺伐としたムードの中でも、多くの人がサクセスを目指していた。」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452220232455576
自宅で飲酒していると見知らぬ男に「お前の人生は間違っている」と断言される。私はそのことを否定する自信がない……一方、サラリーマン兼田マグオは何となく言った「ゴリラの着ぐるみが陽気な音楽に合わせて腰を振り、パンケーキを出すお店『ゴリパン』」を提案し……現代の殺伐とした社会で生きる人々の健気な姿。希望溢れる世界。虚飾のないありのままの姿を、コラージュ的な手法で描いた作品。※スマイル推進教室の部分はほぼノンフィクションです。
ゲスト<降る雨は空の向こうに> 作者様 主道 学
「これは一つの家族の物語。隆は娘を蘇らせるため天国へと向かう。」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452220176175372
隆の娘は雨の日に死んでしまった。最愛の娘を蘇らせるため隆は天国へと向かった。天国での長い旅路の中で、明るい死者やユニークな神々との出会いや協力があった。
隆は無事娘を蘇らせることができるのだろうか?
<小国の王太子、美人だが有能ゆえ男に嫌われる選帝公ご令嬢と結婚する。> 作者様 モモ
「婚約破棄された優秀な大貴族令嬢が小国の王太子に嫁ぐお話」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354055579456760
第2王子アルベルトは本の虫を目指し、王立図書館の司書を狙っていたが兄が死亡し、王太子に任じられてしまった。しかも、王も病で倒れてしまった上に美人だが男に嫌われている選帝公のご令嬢が嫁いでくる事に。
そんな不本意ながらも王太子となった彼が幼馴染みの従者と嫁とともに王国を躍進させ……られれば良いなと言うお話です
<Against 〈Human〉:明奈編 神を墜とす恋色の蝶> 作者 戸﨑享
「人類が想像で創造した地獄を
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889991705
想像したものが現実となる。その力の源である万能粒子を人々は『テイル』と呼んだ。その力は全人類に平等に与えられ、不満がない理想の生活を手にする。
――はずだった。力とは、必ずしも正しい使い方はされない。想像力は脅威となった。悪として秩序を滅ぼす者、それに対抗する者、その戦いは日常となり、戦いと隣り合わせで生きることが常識となっていった。
やがて人間は地獄と化した世界を救う救世主を求めはじめ、そして創造する。新たなる人類〈
現在日ノ本は十二の〈人〉の一族が島国を十二分し、思想の違いから争い権力が日ノ本全土に及ぶよう天下統一を目論む第二次戦国時代の真っただ中であった。
この物語は1人少女の旅は恋から始まり、やがて彼女は京の都に語られる英雄となる。
Ⅰ 『無知故の白き羽は、戦いと思慕で紅色に染まる』
――The girl was left behind――
13歳になった少女、四十番もまた、その争いの兵士となるように育てられ、成人式を契機にいずれかの〈人〉の下で奉仕をするために売られることになる運命だった。しかし、彼女を買収したのは16歳の旅人。彼らは行方不明となった友人を見つけるための旅をする傭兵。
彼らの弟子となり、『明奈』という名前を与えられた彼女は、主となった2人との生活の中で、自分の生きる意味と希望を見つけていく。
「私、先輩と一緒に生きて、お手伝いがしたいです」
その言葉は、彼女を、少年2人が抱えていた運命との戦いに巻き込み始める。
<化け物バックパッカー、つり橋から落ちる。> 作者様 オロボ46
「つり橋の下で暮らす彼はまったく知らない。手に持つモノの正体を。」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452220625596142
「ネエ、アソコニ扉ガアルケド……」
崖を繋ぐつり橋の下には、足場のない金属製の扉がポツリと置かれていた。
そのつり橋を渡るふたりのバックパッカーは、その扉のことについて互いの考察を語り合っていた。
ひとりは顔の怖い老人、もうひとりは、姿をローブで隠す変異体と呼ばれる化け物。
そのふたりの足元のつり橋が、下に下りてしまい……?
1話完結の短編です
化け物バックパッカーシリーズ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895479999
<未来エレベーター> 作者様 美羽
「エレベーターの26階の正体は……?」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054935840935
高校1年生になった結月はある日、幼馴染の恭と一緒に誰も足を踏み入れたことのないエレベーターの26階のボタンを押してしまう。
倉庫があると思っていた先は屋上でも倉庫でもなくて……?
更に26階の先には衝撃的な事実が2人を待っていた……!
<訳あって異世界で宝飾師に弟子入りすることになりました> 作者様 蜜蜂☆
「ふて寝から目覚めたら異世界。魔力ゼロだけど、のんびりまったり働きます」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452219812206144
異世界でゼロから始めるほのぼのお仕事物語。
仕事にも人生にも疲れたホタルが迷い込んだのは、全てのアクセサリーが宝飾師という能力者によって生み出される世界。
宝飾師に弟子入りしたものの、異世界モノにお約束の特殊能力が何もないどころか、魔力ゼロのポンコツ状態のホタル。しかし、ある日、店に持ち込まれた壊れたネックレスをきっかけに、ホタルはこの世界にアクセサリーを直すという概念がないことを知る。
元の世界の知識を使いアクセサリーの修理に成功したホタルは、異世界で修理屋を始めることにする。
「あなたの大切なアクセサリー、私が直してみせましょう!」
※魔法と剣と精霊の世界ですが、モンスターやバトルはありません。基本ほのぼの、スローライフなお仕事物語です。
<俺のオヤジはクズでした> 作者様 有城佳音
「人生丸ごと嘘だった『地獄に堕ちたオヤジ』を、俺は、捨てることにした。」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452220457744071
「あんた、いったい、誰やねん……」
オヤジの葬儀で何が言いたかったのか、ようやくわかった。
俺のオヤジの人生は、嘘まみれだった。無限の隠し子を持ち、あちこちで人格の違う人生を送り、オヤジの嘘を辿っていくと、俺が生まれる前まで遡った…。
俺よりひとつ年上の義姉、俺と同学年の義妹! 晩年作った年の離れた義兄妹……。しかし、殆どの子供の認知から逃げ、最後は坊さんまで騙して、極楽に行こうとする。
俺はオヤジの嘘から生まれ、俺と母はその嘘を土台として生き考え、母は何も知らずに「三人家族」と思ったまま死んでいった。しかし、それで母の人生が嘘になるわけではない。貰われっ子だった母がずっと追い求めて来た家族を、もう一度人生を辿り直し、嘘を土台にした物語ではなく、正確に近いオヤジ抜きの家族の物語を書かなければならない。
母のために。俺のために。幼児虐待、自殺未遂、精神不安定、現代の病巣である人間と家族の重いテーマを、軽やかに描く。
<ブラッド・ロワイヤル> 作者様 夏沢とも
「教室で、僕の隣席の気になるあの子は吸血鬼でした。」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452220257979626
吸血鬼×眷属!現代で、吸血鬼同士の王位をかけた争いが始まる!!
高校2年生の僕が、一人の吸血鬼の少女との眷属して、王位継承権の争いに巻き込み、巻き込まれていく。
「《開戦》」
吸血鬼同士のその声を合図に、戦闘は始まる。眷属は、吸血鬼の武器と化して火花をちらしていた。
吸血鬼達の願いはただ一つ。王になること。
<正しい不思議の遣い方> 作者様 蛇足 しろ
「幸せになるのが下手な魔王と何も信じられない少女のいつか終わるための物語」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054934432209
終わった世界で、終われないものと、終わらないものと。命が紡ぐ。いつか終わりゆく物語。
幸せになるのが下手な、魔王の物語。
<トリムルティ~まほろばの秋津島に まろうどの神々はよみがえる~第二部 日沈む国から来たる彗星は光輪を蝕む> 作者様 清見こうじ
「再び訪れる神々の争い……愛と怨恨があざなう悲劇の連鎖を断ち切れ!」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452219215421119
陰惨な流血事件から四ケ月、高天俊(たかま・しゅん)は、思いが通じ合った恋人の遠野美矢(とおの・みや)と平穏な日常を取り戻し、スクールライフを満喫していた。一方、瀕死の受傷から回復した三上加奈(みかみ・かな)は、恋人、井川英人(いがわ・えいと)の大学復学を祝い、誘われてキャンパス見学に訪れる。そこで出会ったイギリスからの留学生、晃=ケネス・香月(あきら=ケネス・かづき)に熱烈なアプローチを受け、拒絶しながらも戸惑いを感じる。
進路選択の時期を迎え、それぞれが自分の将来について考え始める中、遠野和矢(とおの・かずや)もまた、日本を離れる決断に迫られるが……。
第一部から読むとより楽しめるそうです。
→https://kakuyomu.jp/works/1177354054997257970
<ただただあいせる ーEasy Love, Eazy No-> 作者様 唐紅
「「友達以上恋人円満っ!」」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816410413930990657
愛と友情は紙一重。
次回コンテストについて。
週刊カクヨムではこれまで3回コンテストを行ってきましたが、第4弾のコンテストももうすぐ開催予定です。今度は短編作品で行おうと思っています。
7500文字~22500文字以内の『完結』作品を募集。
・フィクション部門(現代・異世界ファンタジー・SF)
・恋愛部門(恋愛・ラブコメ)
・現代ドラマ部門
・ノンフィクション部門(歴史・随筆・エッセイ)
ただし、そのエピソードに関連した『名言』を生まれている作品。そして作中の何が名言か、そこにかけた思いについて語るあとがきがある作品。(これを含めて22500文字まで)
以上を募集予定です。
募集予定 6月下旬~7月下旬(詳しい日程は決まり次第週刊カクヨム内でお知らせいたします)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます