8/15~8/17 週刊カクヨム! No.13 目次

(コンテストの結果は、この目次の最後でお送りしています)


今回参加の連載作品の皆様の作品です。


<化け物バックパッカー、墓を掃除する。> 作者様

「脳が変われば、自分ではなくなるのだろうか。脳が自分自身なのか。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054918298111


「ワシハ確カニ人間ノコロノ記憶ヲ持ッテイルガ、ソノ記憶スル脳ガ別ノ物ニ変ワッタラ、本当ニソレハワシナノダロウカ?」

 彼の言葉は、変わる前の記憶をもたない少女には難しすぎた。


 とある墓地で、住職は子どもたちと客人とともに線香花火を楽しんでいた。

 その翌日、住職はとある墓地に違和感を覚える。


化け物バックパッカーシリーズ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054895479999




<システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。> 作者様 大国 鹿児

「勇者?魔王?何それ美味しいの?転生人生は趣味全開でお気楽極楽に行こう!」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054905348712


 輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!

でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、他の星に転生しました!!

 特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!

 主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?

 はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?

 いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。

 色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。



新掲載<忘れ物を取りに来た!> 作者様 ふぁーぷる

「唐突に終わった生命。自我がまだある状態で自分は何を忘れ物とするのだろう」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054918740220


物語は常若の国:ティル・ナ・ノーグの中心に位置する湖:“グレート・ダーナ”の東側、人外地の暗黒山脈の東側に広がる湖畔から始まる。



<おそろしき姫と蒼の王子> 作者 戸﨑亨(企画主) 

「 悪を滅ぼす蒼炎は、悪を守る忌むべき炎となった。妖の姫と蒼の王子の逃避行」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054900707137



 妖。それは古来より、人類を脅かす超常の力「呪術」をもって、多くの破滅と殺戮をこの世にもたらした。

 そして当世でもまた妖はあらわれる。人の姿をしていながら人を殺すそれは『おそろしきもの』と呼ばれ、脅威となっていた。

 それから人類を守るため。人間の身でありながら呪術を使い、人々を守る組織があった。

〈律〉

 そこに所属する15歳の蒼は、かつて呪われ、人界から排除された悪である紅を守るため、英雄の証である蒼き炎を持って、反逆者となる。




<小国の王太子、美人だが有能ゆえ男に嫌われる選帝公ご令嬢と結婚する。> 作者様 モモ

「婚約破棄された優秀な大貴族令嬢が小国の王太子に嫁ぐお話」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054897115581


第2王子アルベルトは本の虫を目指し、王立図書館の司書を狙っていたが兄が死亡し、王太子に任じられてしまった。しかも、王も病で倒れてしまった上に美人だが男に嫌われている選帝公のご令嬢が嫁いでくる事に。

そんな不本意ながらも王太子となった彼が幼馴染みの従者と嫁とともに王国を躍進させ……られれば良いなと言うお話です




<灰の旅人> 作者様 棘 慧

「私は己を、世界を知りたい——。「十二国記」的、王道ハイファンタジー 」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054897770454


 ここ、<言ノ葉ノ国>では、皆、生まれながらに<詩)>という不思議な光る字を読むことができた。<詩>を紡ぎ、火や水、木や土の力を少しだけ分けてもらうことで、民たちは概して普通の暮らしを営んでいる。

 しかし、<言ノ葉ノ国>ではウェンという、獰猛で残酷な化物が、人の血肉を求め度々現れた。

 そんなウェンを狩る<狼>に身を置くアトイは森の中、1人の少女と出会う。

 真っ白な髪と紅の瞳をもった少女は、腰に太刀を携えていた。

 しかし、その少女、自分には一切の記憶がないと言う。

 そんな少女を訝しむも、アトイは少女と共に、歩きだした——。

 なぜ世界はこうであるのか。なぜ自分はこうであるのか。未曾有の厄災に立ち向かい、様々な人の思いを知りながら、その謎を追う二人の旅が、いま始まる。

(一部抜粋)



<転生クーポンあげます! ~魂のリサイクルとセルフ伏線で異世界を救えって?~> 作者様 原幌平晴

「「凡人でも、人生十回繰り返せばなんとかなるじゃろ」そんな神様ご無体な!」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054917671006


 大学生の新藤祐樹(ゆうき)は、突如起きた大地震に巻き込まれて命を落とす。するとお約束の真っ白い空間で目覚め、神を名乗る男女に迎えられる。

 この二柱の産み落とした諸世界の一つが滅びかけているという。世界の年表を見せられると、ある時点で途切れている。

「ひとたび知的生命体が絶滅すると、神としても介入が難しいんじゃ」

「なんとかこの世界の歪みを直して、破滅を回避して欲しいのよ!」

 と言うわけで渡されたのが、十枚つづりの金色のクーポン。

「あのね、その世界で死ぬたびに、このクーポン一枚でこの『最後の半世紀』のどこかに生まれ変わることができるの」

「ただし、持ち越せるのは記憶だけ。スキルも何も、五歳の子供からやり直しじゃ」

「そ、それって魂を使い回ししてるだけじゃ!?」

 こうして、凡人の青年に過ぎない新藤祐樹の、五百年に渡る「魂の再利用(リサイクル)」が始まった。




<『29』~結び~> 作者様  葵 しずく

「 29歳の男と、18歳になるJKとの、焦れ焦れの軌跡を覗いてみませんか?」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054894909740


 二十代最後の誕生日。仕事帰りに駅のホームで、偶然拾ったキーホルダー。

 偶然にも帰宅途中で落とし主である女子高生に出会う。

 だが、彼は探し物のキーホルダーを女子高生に届けたのだが、感謝されるどことか酷い罵声をうけた。間宮にとって二十代最後の誕生日が、忘れる事が出来ない程の最悪な日になってしまった。

 一方の瑞樹は、親切に落とし物を届けてくれた彼への態度を、激しく落ち込む程後悔していた。瑞樹がそんな態度をとってしまったのは、彼女が過去に抱えたトラウマが原因だった。

 だがそれから2か月後、2人は思わぬ形で再会を果たす事になる。

 過去に心を置いてきた間宮と、過去に巻き込まれてしまった事件の為、過剰に男を拒絶する瑞樹。

 凍り付いていた2人の時間がゆっくりと動き出す。(一部抜粋)




<就活初心者のギャル女子大生はIT企業社員から「就活必勝法」を学び、就活大勝利を目指すようです> 作者様 あけがえる

「「就活って何すれば良いの?」「とりあえず、レベル上げかな。」」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054917776752


 年末が終わり、新年が始まった頃、社会人一年目の山岡君が暇をもて余していると、後輩から連絡が。

 久々に会った後輩=ギャルは、遊び呆けて就活の『し』の字も分かっていないようだ。

「今年の就活っていつからだっけ?」

「三月からだよー!」

 ......あと二ヶ月で就活が始まるのに、何もしてないのか。大丈夫かコイツ。

 そんなギャルが就活について教えて欲しいと言う。こっちにそんな時間は無い。......と言いたいところだが、ギャルには大きな借りがある。分かった、ここでその借りを返そう。かわりに絶対、第一志望の内々定を取れ!

「でも私、やりたい仕事なんて無いんだけど......。」

(一部抜粋)




<育児中に魔法少女!?> 作者様 タニオカ

「悪と戦えって?育児中ですよ!? 」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054896442027


魔法少女を探すため異世界からやってきたネコ型魔獣シロ。育児中のママの凛には特別な力があるようで魔法少女に最適!ぜひ魔法少女になってもらおう!

でも凛は仕事に子育てに忙しい。それに何か秘密もあるようで…?


子育ての大変さ、楽しさを共有できるような作品を目指します。 








大変お待たせいたしました。

先の水曜日から金曜日にかけて開催した、週刊カクヨム初のコンテスト!

『週刊カクヨム企画。戦闘描写コンテスト!』

「戦闘描写」をテーマに以下の3つの視点(部門)で高評価だった作品を週刊カクヨムで紹介させていただくことにしました。


・迫力賞 勢いや迫力をかなり感じたシーンがあった作品へ送ります。

・描写賞 見るとその光景が思い浮かぶような、上手い書き方をしているシーンがあったへ送ります。

・お好み賞 企画主が個人的に好きになったシーンがあった作品へ送ります。


なお、今回の受賞作品は、企画主の独断と偏見があり受賞なかった作品が見劣りしているという意味ではありません。むしろ参加していただいた皆様の作品は力作ぞろいで、かなり迷ったくらいです。


ご覧になっている皆様のぜひ、参加してくださった皆様の作品をご覧ください。

イベント→https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054918515989


迫力賞受賞作品 


<スールガー大公国御前試合 『魔道戦術の達人 鉄壁の武人エクベルト・ヴァルトシュタイン』 vs 『炎を纏って戦うドラゴニュート 灼熱の炎龍ことロー・ウォン』 ~ いざ、刮目せよ! ~> 作者様 春古年

「【全五話】防御特化 vs 竜人拳闘士。 死闘、いざ刮目せよ!!」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054897871896


選評 該当部分 1話~5話


御前試合という舞台、戦闘描写も決闘をしている2人が互いに攻め手を使いあう怒濤の展開。視点はそれを見ている王様と解説役なので、興奮しながら激闘を見る2人が、戦いの臨場感を出していて、迫力はすごく伝わってきました。



描写賞受賞作品 


<風が伝えた愛の歌> 作者様 鬼無里 涼

「彼らは探し求める――」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054906774565


選評 該当部分 3話から7話


主人公が少女を守るために強い意志で敵に向かっていく様子、その心情が丁寧に書かれていました。戦っている主人公の姿がよくイメージできます。該当部分はまだ序盤で、これ程引き込まれる描写がある作品は続きも気になってくるものだと思います。



お好み賞受賞作品 


<異端審問会のマリア> 作者様 赤伊 正広

「異端審問会からロンドンの連続殺人事件解決に派遣されたのは見目麗しい少女」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054897004297


選評 該当部分 12話から15話


あらすじを見た限りだと、一見戦闘描写がありそうな感じには見えませんでした。登場人物もシスターですからね。


しかし作者様からの推薦の話を見るとバリバリ戦ってましたね。戦いの展開がかなり好み立ったので、選びました。もちろん、その戦闘描写は素晴らしかったです。



この発表の後、参加していただいた皆様のなかで惜しくも受賞を逃した方には、戸崎亨方からなんらかの反応があると、思います。それで察してください。


遅れた言い訳をすると、概ね次の流れのせいです。


作品がおもしろくて夢中になって読む(時間がかかる)→夜更かしする→翌日寝坊する(まさかの発表時間30分前起床。アラームが聞こえなかった……)→これまで以上にしっかり作品を選び、選評を書く(時間がかかる)→選評が長すぎてこの目次全体を見にくくしている原因になっていることに気がつく。→短く、他の人によんでもらえるように修正(今)



完全に時間管理を甘くみてましたね。とても反省してます。今回で自分がどんなことになるのかがわかったので、次からはもっと時間に余裕をもって開催したいと思います。




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