海1

このお話はTwitterで最近の"〇〇にスク水を着せろ"というものに乗っかって書いたものです。もちろんオス組には着させないので、ご了承を。




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まーたプラムの提案によって事が始まった!


『みんなで海行こうぜ!』



…というわけでみんなで海に来ましたァァァ!仲がいいフレンズさんとかも連れてね!メンバー?僕、オレンジとオオカミさん、カカオ、博士、プラム、ライオンさん、アップル、助手、コスモス、フェネックさん、そしてレオ、ニホンオオカミさん、イナ、イタリアオオカミさん、ディンゴさん、カエデ、ビャッコ、スザク、ゲンブ、セイリュウ、ヴァイス君、ユル君、シン君、バーバリライオンさん、シキ君、オカピさん、サビオ君、シオン君、アキちゃんそしてお兄ちゃんとお姉ちゃん!まあ多い!

それでなんだけど、シン君とバーバリライオンさん、ヴァイス君とアキちゃんがつがいになったらしい。さすがだね!


…そして子供がいるつがいは各自仲がいいフレンズさんに預けたらしい。


「さて!俺が用意した水着を着て…各自好きなように過ごすぞ!」


というわけで水着はプラムが用意してくれたんだけど…メス陣はわからないからって理由で学校の水着にしやがったよ。まあ僕たちは普通の海パンだけど…


「…こんな感じでいいのかい?」


「…うん」


「似合ってるかい?」


学校で着るような水着着て言われてもねぇ…w


「…普通」


「えぇ?」


「あのね?ざっくり言えば…キツイでしょ」


「確かに…縛られてる感がすごいね…」


「でしょ?」


「まあ今から自由なんだよね?」


「そうだよ?」


「…ほんと、カッコいい体してるよ…好きでいて、よかった…」


「昨日も見たでしょ…?ていうか毎日お風呂で見てるよね?」


「それほどカッコいいのさ…」


「おーい!準備できたかー!?」


「プラム!それにライオンさん!」


「結構キツかったからまた具現化してもらったよー!」


「私も結構窮屈だけどね?」


「サイズはいいか?」


「いいとも!」


…なんかさ、学校で着る水着ってところが残念だよね?


「…プラム」


「ん?」


博士と助手が来たよ!


「本を見たのですが…本来ならばこういう水着ですね?」


「あ、そうなんだな?俺、プールとか行ったことないからな…」


え、そうだったんだ…でも店とかでも見かけるよね…まあ忘れてる可能性もあるけど。


「このような水着、具現化できないですか?」


「そうだな…一応できるが、色は…いいな?」


「わかったのです」


へぇ、有能!


「…これでいいか?」


「感謝するのです!」


「みんなー!来てー!」





はい、メス陣の着替えが完了したよ!


「ふふっ、オレンジ?今度こそ、どうだい?」


「海に映える!」


「ありがとね?」


みんな変わった!水着が変わるってすごいね!


「さてと…みんな!ここからお昼までは自由行動だ!つがいと2人きりで過ごすもよし!家族で過ごすもよし!みんなで遊ぶもよし!」


「あれ?お昼はどうするの?」


「そこは安心しろ!今日のお昼はBBQだ!」


マジで!?


「嘘ォ!?」


「…その肝心な機材が見当たらないが」


「はっ!俺を誰だと思ってる!いつでもどこでも具現化可能なんだからな!」


「そうか…すっかり忘れてた。すまない」


「…しっかしなぁ…コスモスは来たばっかの時と今ではほんと、違うよなぁ…」


「そうか…あの時は皆を怖がらせないことだけを考えていたが、今ではもう皆が俺を認めてくれた…このパークの住むフレンズとして認められた。だから俺は元に戻した」


「ていうかなぁ…フェニックスも根性あるねぇ…こんな喋り方をするコスモスをいじめるなんてね…」


「ほんとだな。なんでだ?」


「いやなぁ!確かに人間でいたから力も封じられていたが言葉の割には結構体育も成績悪め、体も弱々しかったからな!標的としては十分だったし、パークに連れて行った方がいいと俺の勘が呟いてた!こいつを逃すともったいないってな!」


「弱々しい…まあ確かにあの時は筋肉もない、喧嘩にも弱い、口だけの存在だったな。だが今はこの筋肉とこの爪がある。…正直フレンズになれて嬉しかった…俺が愛する動物の進化、フレンズになれてよかった。感謝する」


「ははっ!お互い様だな!」


「さぁさぁ!自由行動にするぞ!」


そこからは楽しく海で過ごした!何したかって…?



「待て!くそっ!」


オス陣営とメス陣営に分かれる狩りごっこ。水かけての邪魔もあり。ちなみに追いかける側と逃げる側でオスメス分かれるわけではなくてオス側とメス側で別々の狩りごっこをしてる。

ちなみに今、僕はシキ君に追いかけられてる!


「オレンジさん…速すぎる…!」


「まだまだ僕は若いからね!頑張るよ!」


とは言ってももう35歳。立派な大人になったなぁ…


「お父さーん!」


「なんで今!?」


カエデが来た!?


「不老不死の力見せてやるよー!待てー!」


「ちょ!?カエデも鬼!?」


「ビャッコから教わった力もあるんだからね!」


ビャッコ…確か…風の力!?やべぇやべぇ!


「風よ!僕に追い風を!」


「追い風…」


待って?これって…


「…いけるかな?物理操作で水の壁を作るよ!」


「え、嘘でしょ!?痛ァ!?」


「ふっふーん!じゃあねー!」


「待って…!」


「バイバーイ!」


「…待て」


「痛っ!?…ん?どうしたの?コスモス」


「タッチだ」


「…え」


「…じゃあな。一応わかめ生やして邪魔はさせてもらおう」


嘘でしょォォォ!?影なさすぎる!


「ふふっ、お父さん?仲間だね!」


「オレンジさん、どうするんですか?」


「…最終奥義使う?」


「「最終奥義?」」


簡単に言えば物理法則ガン無視の技?!


「最終奥義はね…空中で平行移動!つまり等速直線運動!」


「速っ!?」


「おーい!能力は可能な限り控えろよー!」


「…マジか」


「…でしょうね」


「実力で勝負ってことだね!不老不死だから体力はずっと変わらない…はず!」


「さ!みんな!本気出してこ!」


「はーい!」

「わかってますよ!」


ちなみに鬼は3人、マージーでキツかった…



「集合だー!」


「はーい!」


「BBQの時間だー!」


「よっしゃ!」

「お昼だ!」


「ねぇお父さん、BBQって何ー?」


そうだ…BBQ、経験させてなかった…


「バーベキューっていうね?肉とか野菜を焼いて食べたり焼きそばを作ったりする楽しい事だよ!」


「そうなの!?」


「バーベキュー…楽しそうじゃな!」


「さて、どんどん焼いて食べるぞ!」



「んー!美味しいー…!」


「イナお姉様ー!食べてくださーい!」


「あ!じゃあ!」


「あ〜ん!」


「んー!美味しいー!」


「イナ様、イタリアオオカミ様。タレ、必要ですか?」


なんでも屋組も仲良さそうだよ!まあディンゴさんは律儀だけど…。


「バリー、欲しいか?」


「あぁ、せっかくならもらおう」


「はい!」


「ありがとう。でも…いらないのか?せっかくの肉だぞ?」


「ううん、せっかくの肉だからこそバリーにあげたいんだよ。その大きな体を維持するためにもね」


「なるほど。その愛、受け取っておくぞ」


シン君とバーバリライオンさんは…なんか遠慮がち?


「みんな!焼きそばが〆かと思ったか?」


「その様子だと…何かありそうだね?」


「デザートだッ…!」


え?何?14Lの砂糖水とでも出てくるの?いやまあ疲れには全然いいけどさ…


「材料は大きめのピザ生地、マシュマロ、チョコチップ、蜂蜜だ!」


「マシュマロピザ!?」


「そうだ!美味いぞー?」


「作り方は?」


「ピザ生地を焼きながらマシュマロを焼く単純な製作工程だ!」


簡単だね!



焼き終わってみんなで食べる!


「んんっ!?美味しいわね…!?」


「マシュマロの味とピザ生地の味が合わさって…今までにない味なのですぅ…!」


「カエデ、今度一緒に作ってみないか?」


「そうだね!おやつにいい!」


本当にこれは美味しい!やばい!


「そうそう、まだデザート食べたいか?作ってやるぞ?」


「うーん…せっかくだしもらおうかな?」



「ピザ生地にバナナとチョコソースをかけて焼いたんだが…食べるか?」


「うん!頂くよ!さ、オオカミ?一緒に食べよっか!」


「そうだね?」


「さてと…ライオン、俺たちも甘い一時を過ごすとするか…」


「もぉー!プラムはいつも他のフレンズに見せつけようとするよねー!」


「ん?悪いか?」


「少しは…隠れてよ…?」


「オレンジの言う通りだよー!見せつけるのはあまり良くない気がするんだよ!」


「…プラムはねぇ…色んなところがダメなんだよねー?例えば…バカなところとか?」


「テメェ今プラムのことバカっつったなぁ…?」


ひぇ。急にくるから怖いんだよね…


「ごめん!ごめんって!謝るから!」


「ならいい…」


沸点低くない?


「まあまあ、ライオンは本当に怒ると怖いからな!笑顔だぞ!笑顔!」


「だってプラムを侮辱するのは許せないからねー!」


「なんだ?忘れたか?俺たちは友達だぞ?ふざけていってるに決まってる…よな?」


「もちろんだとも!だからライオンさんがガチで怒ってきた時は怖かったよ!」


「ごめんねー!」


そういえばデザート途中だったね。


「あ、オオカミ」


「ん?どうしたんだい?」


「デザートは?」


「あっ…」


…もしかして?


「もしかして食べちゃった?」


「…ごめん」


「いや、僕はいいんだよ?食べれて幸せなオオカミが見れたことに僕は満足だよ!」


「そうだ、もう一つ作るか?」


「いいよいいよ!大丈夫!さ、海にもう一度行こうか」


「そうだね…」


続く

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異世界フレンズ生活に生きる者たちの日常 プリン制作人 @r042753

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