あとがき
深夜にこそこそあとがき書いてます夏緒ですこんばんは。
あとがきスキーなので今回も誰に需要があるわけでもないあとがきをちまちま書きますよう。
まずはなによりも、このBL『葉桜の君に』。
気になってくださって、読んでくださって、ついでにこんなあとがきにまで目を通してくださって、本当に本当にありがとうございます。
読みにくくはなかったでしょうか。
いつもそれが一番気がかりです。
えーっと、いつも通りいこうかな。
まず、毎度おなじみなんですけどイメージカラーね。
イメージカラーは、タイトル通り、花びらの薄桃色に葉っぱの黄緑でした。
緑よりは黄緑の印象だったな。
そんで、どんなはなしにしようかと思ったときに、わたしは久々に困りました。
『筆致は物語を超えるか』っていうとても有名な企画に参加するにあたって、わたしはどこら辺のBLを狙えばよいのだ。
しかもガチエロBLでってあんた……。
いつも人さまに読んでもらうことなんてまるで二の次だもんだから、久々に人の目を気にして考えねばならんとか、わたしはまずそこから頭使う羽目に。笑
あれですね、なんか、二次創作時代にリクエストいただいて頭捻ってたときの感覚に似てました。
懐かしや〜って思いながら、つらつら。
まず、大前提として、読んでくださる方は大多数がBL慣れしていないだろうということがひとつ。
あとは、ガチエロ指定だからといって、うっかり楽しく最後まで致してしまうとまーた運営さんに怒られちゃうから、いかに最後まで行かずにどうにかしてガチエロの雰囲気を出すか。
BL初めましての人にも、男性にも、なるべく自然にその不自然を受け入れてもらうには、設定されている二人にどんな役割を担ってもらえばいいのか。
そこを主軸に考えた結果、っていうか桜子ちゃんがまず女の子だもんだから、この子にどうやって男の子になってもらえばいいのよ。
とか、んーあー……って言ってたら、桜子ちゃんが女装男子になりました。笑
ガチエロBLで女装男子。
こーれは活かさないテはないぜ! ってことで、桜子ちゃんをどちらかといえば男前に、反対に、葉太くんには柔の部分を担ってもらうことに決定。
葉太くんには元カノがいたことからノンケが確定。
これで王道の攻め✕受けからも若干外れることができる。
先生っていう立場上、葉太くんを格好良く書く人が多いのではないかっていう非常に勝手な思い込みから、反対側ねーらおっ! ってなって、柔の役割である葉太くんの一人称視点で展開することでできるだけ「そこら辺によくいる自分に近い存在」として受け取ってもらいたいわっていう狙いがありました。
カモン親近感。
そこから最初に浮かんだのは冒頭の元カノに振られるところと、3話のとこのやりとりね。
ストーリー展開はあらかた決まってたので特に悩むこともなく、つるつるんと決めました。
だってBLってことはボーイズがラブなんだから、ガチエロに向かってひた走るしかないじゃない。
最後のなんちゃってエロシーンは、読みたくない人も確実にいるだろってことで、一応分かるようにページ分け。
カクヨムさんではおケツを性的な目的でぺろんすると怒られちゃうので、そこのギリギリ手前のところでカットすることにしました。
気が向けばカットした続きをピクシブさんにでも持っていこうかなって思ってます。
うーん、こんくらいかなぁ。
いっつもなんか書き忘れてる気がするんだけど、いっつもなに忘れてるのか分からんのよね。
あ、ちなみに櫻子ちゃんが葉太くんを振った理由は、実は櫻子ちゃんは年季の入った隠れ腐女子で、年季の入った腐女子特有の特殊スキルで自分の彼氏にその素質があることを見抜いてしまい、自分の彼氏にしておくよりは遠くから観察して楽しみたいという理由で勝手にさよならを決めたというトンデモ設定があります。
最初その辺書いてたんだけど、これ使うと一気にイロモノ感が倍増したので、迷った末になかったことになりました。
こんくらいかな、うん、あとは分からん。
緊張しながら出したんですけど、みなさん本当に優しくて感激しているところです。
たくさんの優しい気持ちをありがとうございます。
参加して良かったなって思ってます。
無茶ぶりをうっかり楽しそうと思わなければ、多分参加することはなかったでしょう。
そそのかしてくれてありがとうゆうすけさん! 笑
さて、自分のが終わったので、ちまちまですが、今度はヨムヨムに回れたらと思っています。
最後に、ここまでお付き合いくださって心から感謝しています。
本当に本当にありがとうございました。
夏緒でした。
葉桜の君に 夏緒 @yamada8833
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