「新年」の旗を掲げろ【自然音を添えて】

 忙しい。

 という言葉を口にすると、それはもう時間がうまく管理できていないと告白しているようなものなので。口にしたくないのが本心なのだけれど。とはいえ、厭でも目に入ってしまうTwitterならともかく、読もうと選択しなければ読めないエッセイなので。元より確実有益な情報のみお届けしますなどと謳っているわけでもなし。ここでごちるくらいはよかろうと。そういうふうに思った次第。

 本来であればこういった益体もない文章は紙に書くのがメンタル的に望ましいのだけれど、Youtubeで自然音を聞きながら打っているのでまあギリギリリラクゼーションかなと。


 成果だけでなく過程の発信も大事だよねというお話

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054896176243/episodes/1177354054918603458


 以前に自然音は注意力を程よく拡散してくれるので長時間の作業に最適──みたいなことを書いたのだけれど、別に作業用とせずとも無為に聞いているだけで結構リラックスできたりする。自然のリラックス効果ハンパねぇ(単純な比較は危険だが、副交感神経の活性レベルだと何とマッサージより自然と触れ合う方が上だったりする)というのもあるが、そもそも現代人が自然から離れ過ぎているので。


 原因の判然としないそわそわに苛まれている方は、騙されたと思って五分ほど森や海の動画を眺めてみるべし。


 偽物の自然と侮るなかれ。

 さて、新年の旗を掲げろ──とのことですが。漠と小説頑張った方が良いのだろうなぁという気はしている。去年あれこれと手を出してみて、いずれも想像していたより地道で想像していたより参入障壁は低いというのが総合的かつ率直な感想。このご時世マジでググれば何とかなる。

 ただ、どうしてもブログは実益に直結するので、哀しいかな人は稼ぎを視野に入れると創造性がダダ下がりするのである。なので、ここにばかり注力していると他に並行しているものがままならなくなるよなぁと。

 去年の十二月は副業一点集中で様子を見てみたけれど、「これむしろ小説も手を出してた方が気は楽だな。削ればいいというもんでもないな」と実感したので、じゃあそうしてみようかなと。余暇時間全てそれに費やしていると、その間ずっと稼ぐことに脳を支配されているわけなので。


 小説を意図的にストップして改めて思い知ったのだけれど、我ながら余暇を過ごす選択肢が貧弱過ぎる。


 ゲームはスマホのアプリゲーを含め、ここ十年やっていない。社会人になって間もない折、「ああ、これをもう自分が楽しむことはないな」と、偶々やってるゲームがつまらなかったとかではなく、もうゲームというコンテンツを楽しむこと自体が自分の性質的に困難であると悟ってしまったので。全て手離してしまったのだけれど。

 その点、小説は「もう流石にいいかな」で終了させた二年後こうして再開させたわけだから、基本手離したものが手許に戻ってきた試しがない私なのだけれど、ああこういうものもあるのだなぁと。こういうものこそ大事にした方がよいのだろうなぁ──と。今年からまた気晴らしに書いてゆくかと思い至った次第。これを機に面倒くさがっていたカクヨム以外へのサイト進出もする──かも。

 ではまた~。

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